<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/">
  <channel>
    <title>Migdal: ふ(ヒューシェア語の人)</title>
    <description>The latest articles on Migdal by ふ(ヒューシェア語の人) (@_1b37d6aa204e87d97c6).</description>
    <link>https://migdal.jp/_1b37d6aa204e87d97c6</link>
    <image>
      <url>https://migdal.jp/uploads/user/profile_image/672/cd794c61-be5a-4893-ae44-706f00970bc8.png</url>
      <title>Migdal: ふ(ヒューシェア語の人)</title>
      <link>https://migdal.jp/_1b37d6aa204e87d97c6</link>
    </image>
    <atom:link rel="self" type="application/rss+xml" href="https://migdal.jp/feed/_1b37d6aa204e87d97c6"/>
    <language>en</language>
    <item>
      <title>人工言語作成者に50の質問をやってみた</title>
      <dc:creator>ふ(ヒューシェア語の人)</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 01 Jun 2025 06:49:08 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/_1b37d6aa204e87d97c6/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E4%BD%9C%E6%88%90%E8%80%85%E3%81%AB-50-%E3%81%AE%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%82%92%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F-2kpj</link>
      <guid>https://migdal.jp/_1b37d6aa204e87d97c6/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E4%BD%9C%E6%88%90%E8%80%85%E3%81%AB-50-%E3%81%AE%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%82%92%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F-2kpj</guid>
      <description>&lt;h2&gt;
  
  
  こんにちは！！！！
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;名前にヒューシェア語の人とか書いておきながら、人工言語コンペにしかここを使っていなかったふです&lt;br&gt;
今日からmigdalでの活動もやっていきます！&lt;br&gt;
ということで早速、&lt;strong&gt;人工言語作成者に50の質問&lt;/strong&gt;をやっていきたいと思いますーーー‼️&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;引用元様 - &lt;a href="http://minatosei.wiki.fc2.com/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E4%BD%9C%E6%88%90%E8%80%85%E3%81%AB50%E3%81%AE%E8%B3%AA%E5%95%8F"&gt;人工言語作成者に50の質問&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  質問
&lt;/h3&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  1. まずペンネーム(ハンドルネーム)を教えてください。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;「ふ」、「ピザ」、「不織布」とか色々使ってます。メイン創作であるヒューシェア語での名前は&lt;em&gt;“Etras Yuscnos”&lt;/em&gt;です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  2. 作っている言語の名称は何ですか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;メイン創作は&lt;strong&gt;ヒューシェア語&lt;/strong&gt;と言います。漢字では歩語と書きます。&lt;br&gt;
他に現在進行形で作っているものだと起莱語(クラーユ語)とかも。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  3. いつから作っていますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;ヒューシェア語自体は2022年の年末ぐらいからです。大幅なリニューアルを何回か経ているので、今作っている3代目ヒューシェア語は2024年の11月ぐらいからかな。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  4. 言語作成を始めたきっかけは?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;架空世界を作っていて、架空の言語も作ろうかと思って始めたのがきっかけです。今も架空世界と並行で作ってます。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  5. その言語は膠着語・屈折語・孤立語・抱合語・その他のうちどれですか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;屈折語的ですが、膠着語的な要素(命令文の作り方など)も持ち合わせています。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  6. 使用文字の名前と文字の種類(表音・表意など)を教えてください。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;ヨーロッパに相当する地域の言語という設定なので、ラテン文字を使用します。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  7. その文字をその言語で何種類使いますか?(英語ならラテン文字で26文字)
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;英語からqを除いた25文字ですが、母音にダイアクリティカルマークが付くので30種類ですかね。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  8. その文字はオリジナルですか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;いいえ、なんの変哲もないラテン文字です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  9. オリジナルなら、もとにした文字はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;ないです。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  10. 文字のフォントは作りましたか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;ないです。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  11. 読みが複数ある文字はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;eが/ə/と/e/の二通りの読みをします。&lt;br&gt;
iも/ju/と読む時があります。&lt;br&gt;
rも場所によっては黙字になります。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  12. 逆に、読まない文字(nightのghのような)はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;ありません。19世紀あたりの綴り字改革で消された設定です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  13. 外来語はどのように表記しますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;成立が新しい単語(ex.&lt;em&gt;portable-fon&lt;/em&gt;,スマホ)は音写したりそのまま導入(ex.&lt;em&gt;tunnel&lt;/em&gt;,トンネル)したりすることもありますが、レギミア語(ラテン語に相当)する言語から輸入されたものは独自の進化を遂げていたりします(ex.&lt;em&gt;émperie&lt;/em&gt;,帝国)&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  14. 母音と子音の数を教えてください。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;弁別される母音は6種類、子音は21種類です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  15. 文法はオリジナルですか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;はい。フランス語やドイツ語、リトアニア語などを参考にしてはいます。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  16. 実際に地球にある言語のなかで一番近いものは何ですか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;&lt;del&gt;自然言語に明るくないので&lt;/del&gt;なんとも言えないのですが、とりあえず印欧語っぽいものを目指して作っています。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  17. 日本語、英語以外に話せる言語を教えてください。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;フランス語をかじっています。中国語も0.01ミリだけ話せます。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  18. その言語はいつから学習していますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;今年に入ってからです。まだ全然話せません。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  19. 今まで外国に行ったことはありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;今までだとホノルル、バンクーバー、台湾に行ったことがあります。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  20. では、行ってみたい外国はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;お金と時間と体力があればヨーロッパを周遊したいなと思っています。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  21. 方言や古語に興味はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;自分が関西弁ネイティブなので、当事者として方言の維持継承にはそれなりに関心があります。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  22. では、作っている言語に方言や古語はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;方言についてのちょっとした設定はありますが、まだ体系だったものはありません。&lt;br&gt;
古語も同様です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  23. 単語は一日何個ぐらい作っていますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;気が向いた時にまとめて作っています。平均すると1日1個ぐらいかな。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  24. 現在の単語数を教えてください。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;813語です。(投稿時点)&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  25. 不規則活用する単語はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;よく使う言葉は不規則動詞にしています。&lt;br&gt;
例えば、英語のbe動詞にあたる動詞は&lt;em&gt;zi-cek-fist&lt;/em&gt;と活用します。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  26. 発音しにくい、または、意外な読みをする単語はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;Inair&lt;/em&gt;と書いて「ユネー」と読みます。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  27. アクセントの位置は統一されていますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;基本的には第一音節にアクセントが来ますが、ダイアクリティカルマークがある単語ではそこにアクセントが来ます。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  28. 同音異義語はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;「黄色」と「風」を意味する&lt;em&gt;yelnos&lt;/em&gt;が同音異義語です。由来は違うのですが、スペルも一緒です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  29. 2つ以上の品詞を意味として持つ単語はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;Escen&lt;/em&gt;という単語は「(箱で区切られた乗り物に)乗る」という意味と、建物などに「入る」という二つの意味があります。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  30. collegeとuniversityのように微妙にニュアンスが違う単語はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;jedait&lt;/em&gt;と&lt;em&gt;elmait&lt;/em&gt;は共に「持つ」なんですが、前者は状態としての「持つ」、後者は動作としての「持つ」を表します。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  31. 敬語やくだけた言い方はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;文法としてはないですが、丁寧な物言いという概念自体はあります。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  32. 数字は何進法ですか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;10進法です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  33. 格変化はいくつありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;格自体は9種類あります。さらに名詞が通性、中性で分かれているので格変化は一般名詞で18、人称代名詞の不規則な格変化は全部で62種類あります。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  34. その言語は地球で話されているという設定?それとも架空の世界?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;架空の世界で話されているという設定です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  35. 話されていると設定した国や地域を教えてください。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;ヒューゲル大陸の東南部に位置するヒューシェア共和国という国です。&lt;br&gt;
&lt;del&gt;話すと長くなります。&lt;/del&gt;&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  36. その国や地域の風習があれば教えてください。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;チュヴァニス(歩:cuvanis)という葡萄酒が有名です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  37. 話者の民族と人数を教えてください。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;話者はヒューゲル系(ヨーロッパに相当)のヒューシェア人で、遺伝子的には現実でいうところの西スラブ人に近いです。話者人口は第二言語とする人まで含めるとだいたい2~3億人ぐらいかな。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  38. その言語を話している人の名前を作りましたか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;人名制作には力を入れています。ヒューシェア共和国の大統領の名前はもちろん、歴史に名を残した偉人などの名前も作りました。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  39. 辞書や文法書はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;あります。Googleドキュメントで保管しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://docs.google.com/document/d/1MFYBOXFgY6o0ZPHPrrl2Wj2LzqsOuAUS/edit?usp=drivesdk&amp;amp;ouid=103729744154795802113&amp;amp;rtpof=true&amp;amp;sd=true"&gt;文法書&lt;/a&gt; - 文法書です。(いきなり改訂する恐れがあります)&lt;br&gt;
&lt;a href="https://docs.google.com/document/d/11ffcOdchxBjWdLN_Z8CPpDjLvsKqeJV-kUEXZZncdEM/edit?usp=drivesdk"&gt;単語帳&lt;/a&gt; - 単語帳です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  40. 自身で何単語ぐらい覚えてますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;数えたことがないのでわかりませんが、多分100語も覚えていないと思います。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  41. なにも見ずにその言語で日常会話ができますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;できません。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  42. 言語作成で楽しいこととつらいことは?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;アポステリオリ言語なので、造語する時に英語やその他言語との繋がりが&lt;strong&gt;視える&lt;/strong&gt;とテンションが上がります。ただ、その分好きなように単語を作れないのが歯痒いです。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  43. 理想の「完成形」はどんな形ですか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;ヒューシェア語だけでなくヒューシェアのある世界も含めて、「限りなく現実に近いフィクション」になってくれることが理想です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  44. 誰かにこの言語を学んでほしいですか？
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;&lt;del&gt;出来ればこの国の必修教科にしたいと思っているぐらいなので&lt;/del&gt;、学んでくれたら嬉しいですね。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  45. これから別の人工言語を作る予定はありますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;今のところはありませんが、作るかもしれません。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  46. その言語で詩や歌は作りましたか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;一応国歌を作りました。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  47. その言語で「こんにちは」はなんと言いますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;Cepritiと言います。「あなたは仲間だ」が由来です。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  48. では、「今晩は満月なので月見をしよう」はなんと言いますか?
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;We lik menzard cod tes pas wenten menzes frede noveton zilkede&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  49. その言語であなた自身を短く語ってください。和訳もお願いします。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;Wercete yen, Aks zi Etras Yuscnos. Aks worte yu pintef ki wirdomef.&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;みなさんよろしくお願いします。私はアトラス・ユシュノスです。私はこの言語をみなさんに学んでほしいです。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  50. 最後に一言どうぞ。
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;Pleitesse Hiuscea!!(ヒューシェア万歳)&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語作成者に50の質問</category>
      <category>人工言語</category>
      <category>ヒューシェア語</category>
    </item>
    <item>
      <title>水星日本語(第11回人工言語コンペ)</title>
      <dc:creator>ふ(ヒューシェア語の人)</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 18 May 2025 13:00:04 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/_1b37d6aa204e87d97c6/%E6%B0%B4%E6%98%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E-4m5n</link>
      <guid>https://migdal.jp/_1b37d6aa204e87d97c6/%E6%B0%B4%E6%98%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E-4m5n</guid>
      <description>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;未完成ですが公開します&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  プロローグ
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;西暦2278年12月23日、午前2時33分、&lt;br&gt;
民間旅客航宙船「おおたに」船内＿＿＿&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「まもなくとよあしはら宇宙港に到着いたします。シートベルトをお締めになって＿＿＿&lt;br&gt;
限られた乗客しかいない旅客キャビンに、船内アナウンスが響く。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;宙際ジャーナリストである私は、日本領水星の辺境にある少数言語コミュニティを取材するために現場へと向かっていた。&lt;br&gt;
コロニーの名前は「とよあしはら」またの名を現地語で&lt;em&gt;Döjascar&lt;/em&gt;。蒸気機関、超人工知能に次ぐ&lt;strong&gt;第三次産業革命&lt;/strong&gt;発祥の地。&lt;br&gt;
日本政府は出入りを禁じているため、普通ならば立ち入ることはできないのだが、今回は特別に許可を得ることができた。&lt;br&gt;
ところで、とよあしはらでは孤立した環境から日本語が訛りに訛り、一般に「水星日本語」と呼ばれる独自の言語になっているそうだ。一応ここ一ヶ月ほどは&lt;del&gt;Duolingo&lt;/del&gt;で言語を練習したものの、通じるかどうかには自信がない。けれどもとにかく物は試しだ。とりあえず第一村人に話しかけてみることにした。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  会話
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;私 : こんにちは！&lt;br&gt;
        &lt;em&gt;Köniezca!&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;村人 : ああ、こんにちは！&lt;br&gt;
          あなたが記者の方ですか？&lt;br&gt;
      &lt;em&gt;A,Köniezca! Aada kisca-n itö ska?&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;




&lt;p&gt;よかった。とりあえず挨拶は出来た。&lt;br&gt;
次は聞かれた質問に答えてみる。&lt;br&gt;
それにしても、滅多に人が来ない所だからだろうか。私が来ることは随分大きな噂になっていたようだ。&lt;/p&gt;




&lt;p&gt;私 : はい，日本からです。&lt;br&gt;
           &lt;em&gt;Un, riönka des.&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;村人 : 良いですね！&lt;br&gt;
            &lt;em&gt;ii des ne!&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;村人 : 首長には会いましたか？&lt;br&gt;
          案内しますよ！&lt;br&gt;
      &lt;em&gt;Söözcöö-ni otee ska? Sretek mas jö!&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;私 : 本当ですか！ありがとうございます！&lt;br&gt;
                 &lt;em&gt;Mazci ska! Azamas!&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;




&lt;p&gt;こうして、私は首長に直接取材をすることになった。首長とは、本土から送られる「総督」と共に非主権コロニーを統治する役職である。平たい言い方をすればコロニーの代表と言ったところだろうか。とよあしはらは&lt;strong&gt;第三次産業革命&lt;/strong&gt;、そのきっかけとなったウカデーシュ採掘で豊かになったので、宥和政策が取られ例外的に首長による実質的な自治が行われている。&lt;br&gt;
まあ、「昼」は渡航できない水星の性質上、自治権が拡大するのは当然ではあるが…&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とにかく、そうこうしてローバーに揺られ、クレーターを走ること十数分。首長の家や政府組織が位置する行政棟に着いた。&lt;br&gt;
外観はガレージのようだが、中に入ると広大な地下空間が広がっていた。&lt;/p&gt;




&lt;p&gt;私 : こんにちは、よろしくお願いします。&lt;br&gt;
                  Köniezca, jörsik des.&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;首長 : はい、よろしくお願いします。&lt;br&gt;
          ウカデーシュは知っていますか？&lt;br&gt;
          &lt;em&gt;Un, jörsik des.&lt;/em&gt;&lt;br&gt;
          &lt;em&gt;Ökadeesc a scuutee ska?&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;私 : はい。ここの生活はウカデーシュでとても豊かになりましたよね。&lt;br&gt;
&lt;em&gt;Un, kökö-n seekas a ökadeesc a mazci ber nota des ne.&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;首長 : はい。ウカデーシュのおかげでどこでも生活が出来るようになりました。&lt;br&gt;
&lt;em&gt;Un, ökadeesc a dökö-m ikerer sita des.&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;私 : なるほど。&lt;br&gt;
          &lt;em&gt;Ane.&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;




&lt;p&gt;その後、私は首長直々にとよあしはら、&lt;em&gt;Döjascar&lt;/em&gt;の歴史や言語について詳しく説明を受けた。&lt;br&gt;
どれも非常に興味深い情報ばかりだった。例えば「ありがとう」&lt;em&gt;Azamas&lt;/em&gt;が昔の日本語のスラングに由来するとか...&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  とにかく、ここに書こうとすると長くなるので、これらの情報は別でまとめようと思う。
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;私 : 今日はありがとうございました。&lt;br&gt;
                  &lt;em&gt;Kiuu a azamas ta.&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;首長 : また帰る時にぜひ来てください！&lt;br&gt;
          &lt;em&gt;Könd kaar toki nia kuu krasee!&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  設定解説 - とよあしはら
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;国連宇宙条約で規定された86の非主権コロニーのうちの一つ。現代日本で言うところの「リキュウ・クレーター」に位置する。&lt;br&gt;
日本領水星の最大都市であるホクサイ(こちらは自治コロニーである)からは大きく離れている。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  地理・概史
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;とよあしはらは開拓以来ずっと寂れた植民地であった。本国の国粋主義潮流に乗ろうとし、名称を利休から「豊葦原」とすることで住民の増加を図ったものの失敗。&lt;br&gt;
元々本土との交流は少なかったが、第二次東アジア戦争の結果日本が軌道エレベーターを喪失してから孤立はより一層進行し、この頃に独自のラテン文字表記などが立案された。&lt;br&gt;
その後も大きな発展はなかったが、2236年に岡田恋音博士がウカデーシュを発見してからは同素材の採掘地として急速な発展を遂げた。&lt;br&gt;
ウカデーシュは日本経済復興の生命線であることから、現在は政府の厳重な管理下に置かれており、一般人の立ち入りは禁止されている。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  ウカデーシュ
&lt;/h4&gt;

&lt;p&gt;別名「岡田石」「オカダイト」と呼ばれる鉱物資源で、日本人科学者の岡田恋音(おかだあまね)博士が発見した。&lt;br&gt;
平たく言えば太陽光発電の効率を極限まで向上させる素材で、これによって人類のカルダシェフ・スケールは1.0に到達した。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  設定解説 - 水星日本語
&lt;/h3&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  文法
&lt;/h4&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  基礎単語
&lt;/h4&gt;

</description>
    </item>
    <item>
      <title>ヴェルメ語[第10回人工言語コンペ]</title>
      <dc:creator>ふ(ヒューシェア語の人)</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 15 Feb 2025 17:06:41 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/_1b37d6aa204e87d97c6/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%A1%E8%AA%9E-3dkj</link>
      <guid>https://migdal.jp/_1b37d6aa204e87d97c6/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%A1%E8%AA%9E-3dkj</guid>
      <description>&lt;h2&gt;
  
  
  お題
&lt;/h2&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;邪神、悪魔、亡霊、悪鬼…この世に存在する邪悪な者たち。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その邪悪な存在と交信し、召喚するのに使われるのはある特別な言語。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて、それはどんな言語でしょうか？邪悪な存在に関する神話や伝説の体系と、交信や呪文に使われる言語を作り解説してください。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ただし、もし「本物」を召喚してしまった場合は自己責任となりますのでご注意を…&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  概要
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ヴェルメ語&lt;/strong&gt;は、トゥレリア半島&lt;sup id="fnref1"&gt;1&lt;/sup&gt;に存在したヴェルメ人によって使用されていた言語。聖暦500年代にはヴェルメ人国家の隆盛と共にその存在が世に広く知れ渡ったが、フィルキス4世&lt;sup id="fnref2"&gt;2&lt;/sup&gt;によるトゥレリア遠征、そしてその後の聖教政策により現在はいくつかの書物にしかその姿を留めない。まあ、いわば死語だ。&lt;br&gt;
さて、そのいくつかの書物の中の一つ、トゥレリア遠征の将軍クレヴス著作、&lt;strong&gt;「トゥレリア戦記」&lt;/strong&gt;によれば、彼らの言語と祭祀はこのような物だったらしい_____&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;彼らは黒い雌鶏を裂き、山羊の頭を象った異教の祭壇に仰々しく捧げ、そして彼らの司祭が祭壇の前でこう唱えたのだ...&lt;br&gt;
&lt;strong&gt; Fesetī (聞け)   śi (我々の) cilā (神)   Veścaiāri (ヴェシュカヤールよ) &lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
&lt;strong&gt; Ta (汝は)  śisorofāl (目覚めん)  śā (我ら)  e (、) tecālāmē (信者に因りて) &lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Ta(汝は) ete(である)ši(我々の) rēś(王)  e(、)  bendi(世界の) rēś(王)&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Etesī(奪え) lō(彼らの) picas(目を)  e(、)  fesāsen(耳を) &lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
すると、祭壇の雄山羊の頭が動き始めたので、祭祀を目撃していた人々はみなこれを&lt;em&gt;ウェシュカイアル&lt;/em&gt;の御業だと口々に言いふらした。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;...まったく、禍々しい！一体彼らはどうしてこんな事を平然と行ったんだ？いやはや、しかしこんな蛮族を打ち破り、その上聖教化するなんて、やはり「聖帝」フィルキス四世は実に偉大だよ。君もそうは思わないか？&lt;br&gt;
...&lt;br&gt;
...&lt;br&gt;
...&lt;br&gt;
思わないか...いやいや、今のは私個人の意見だからね、気にしないでくれ。さて、あまり長話も良くないし、ここらで資料を見てもらおうか。&lt;/p&gt;




&lt;h2&gt;
  
  
  解説(ヴェルメ人と言語について)
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;ヴェルメ語は、SVOの形をとる屈折語である。アウレビア大語族西エレニア語派トゥレリア語群に属するとされる。話し手はトゥレリア遠征で征伐されたトゥレリアのヴェルメ人(ウェルマイ人とも)であったことが明らかになっている。&lt;br&gt;
彼らは聖教政策が行われるまでヴェシュカヤールを主神とする独自の宗教を信仰しており、この宗教は多分にサタニズム的、悪魔崇拝的な要素&lt;sup id="fnref3"&gt;3&lt;/sup&gt;を含むものであった。&lt;br&gt;
ヴェシュカヤールは天界と冥界の支配者で生死を操る神だとされており、ヴェルメ人は動物御供の儀式を通して彼を一時的にこの世に顕現させ、直接祈るという崇拝の形態をとっていた。多神教であることから他にも多くの神が信仰を集めており、中には人身御供を祭祀に組み込む神もいたという記述がトゥレリア戦記には残されている。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;(前略)彼ら(ヴェルメ人)は&lt;em&gt;セセレー(Šeserē)&lt;/em&gt;&lt;sup id="fnref4"&gt;4&lt;/sup&gt;という神を讃えるため、1年に1度、15~18歳の、割礼した少年を供物として捧げる。生贄となった少年は祭壇の前で腸を剥き出しにされ、神への供物とされる。その後3日間祭りが続き、彼らの王は金品を貧民に振る舞う。&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  文法解説
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;ヴェルメ語は典型的な屈折語である。&lt;br&gt;
全ての品詞は&lt;strong&gt;男性&lt;/strong&gt;と&lt;strong&gt;女性&lt;/strong&gt;に分けられ、主格、属格、対格、与格の4格を持つ。&lt;br&gt;
自然言語ではあるが、現在は各地に残る碑文や「トゥレリア戦記」といった書物に描かれた祭祀の場面などを除き記録が現存せず、日常生活におけるヴェルメ語についてはわかっていないことが多い。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  文字と読み方
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;ヴェルメ語を正確に表す文字は当時存在しなかったため、本資料におけるラテン文字表記法はアーラン・ウィクトリウスが聖暦1911年にトゥレリア戦記中の記述法を参考に考案したものを使用する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;同表記法で使用する文字は以下の通り。文字とIPAの音が一致しないものは文字の直後に[ ]を置いて読みを示す。&lt;br&gt;
母音はa,e,i,o,uの五母音だが、長短の違いがある。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  子音
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;s, ś[ʃ], c[k], k, t, d, r, l, p, b, v, h, n, m&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  母音
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;a, ā, e, ē, i, ī, o, ō, u, ū&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  語順
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;基本的にはSVO/NAの語順をとる。&lt;br&gt;
格変化のせいか語順が流動的であり、与格をとる目的語が動詞の前に来ることがあり、その時はこの文章の様な形となる。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;例文&lt;br&gt;
Ec ā pe&lt;span class="ltag_hidden"&gt;  &lt;/span&gt;ete cerētē&lt;br&gt;
1nom-3f.dat-渡す-犬acc&lt;br&gt;
(私は彼女に犬を渡す&lt;sup id="fnref5"&gt;5&lt;/sup&gt;)&lt;br&gt;
シュリエ市郊外で見つかった石片より&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  人称代名詞
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;人称代名詞は以下の2つの表の通り。&lt;br&gt;
ヴェルメ語において普遍的な4つの格を持つが、与格は具格や位置格の要素も兼ねていたとされる。なお、研究が進んでいないため、一部が欠損していたり、再構された形であったりする。再構されたものは*で示す。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・単数&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;div class="table-wrapper-paragraph"&gt;&lt;table&gt;
&lt;thead&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;th&gt;&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;一単&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;二単&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;三単男&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;三単女&lt;/th&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/thead&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;主格&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ec&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ta&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;el&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;*es&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;属格&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;bē&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ti&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;es&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;es&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;対格&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;be&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;tem&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;*i&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ā&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;与格&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;bē&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;(欠損)&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;*ē&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ā&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・複数&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;div class="table-wrapper-paragraph"&gt;&lt;table&gt;
&lt;thead&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;th&gt;&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;一複&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;二複&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;三複&lt;/th&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/thead&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;主格&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;śa&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;i&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;la&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;属格&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;śi&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ī&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;lō&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;対格&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;šet&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;(欠損)&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;lō&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;与格&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;śā&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ie&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;les&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  名詞
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;名詞は全て男性と女性に区別されていたと考えられている。祈祷文などではこれら4つの格に加えて呼格形の形が散見されるが、例が少ないためこの表では記さない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・男性名詞I型&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
この形にはほとんどの男性名詞が含まれる。&lt;br&gt;
ヴェルメ語の男性名詞は主格形が&lt;em&gt;-r&lt;/em&gt;や&lt;em&gt;-s&lt;/em&gt;で終わることがほとんどである。これらは全て男性名詞I型に含まれる。&lt;/p&gt;

&lt;div class="table-wrapper-paragraph"&gt;&lt;table&gt;
&lt;thead&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;th&gt;&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;主格&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;属格&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;対格&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;与格&lt;/th&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/thead&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;単数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ø(無標)&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-ē&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-un&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-ē&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;複数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ø(無標)&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-en&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-as&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-ē&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;例文&lt;br&gt;
Ec ledēce cilā veśkaiarē&lt;br&gt;
1nom-誓う.1sg-神-ヴェシュカヤールdat&lt;br&gt;
(私は神ヴェシュカヤールに誓う)&lt;br&gt;
&lt;em&gt;「ケルセイア」3章&lt;/em&gt;より&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・男性名詞II型&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
男性名詞II型はtやdで終わる名詞が多く含まれる。&lt;br&gt;
例えばabīt(少年)やcerēt(犬)はここに含まれる。なお、これらには当然例外も存在するので、語尾だけで性を判断する方法は必ずしも確かだとは言えない。&lt;/p&gt;

&lt;div class="table-wrapper-paragraph"&gt;&lt;table&gt;
&lt;thead&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;th&gt;&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;主格&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;属格&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;対格&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;与格&lt;/th&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/thead&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;単数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ø(無標)&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-i&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-e&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-ē&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;複数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ø(無標)&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-es&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-en&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-ē&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;例文&lt;br&gt;
Abītis er pos cilā śeserētē&lt;br&gt;
少年.1plnom-である-為-神-セセレーdat&lt;br&gt;
その少年たちはセセレー神のためである。&lt;br&gt;
&lt;em&gt;「トゥレリア戦記」&lt;/em&gt;中のヴェルメ人の言葉&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・女性名詞&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
女性名詞には母音で終わるものや抽象名詞が多く含まれる。例えば「神」を表す&lt;em&gt;cilā&lt;/em&gt;は女性名詞である。&lt;br&gt;
そのため、女性名詞では格接辞に子音がつくことがある。&lt;/p&gt;

&lt;div class="table-wrapper-paragraph"&gt;&lt;table&gt;
&lt;thead&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;th&gt;&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;主格&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;属格&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;対格&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;与格&lt;/th&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/thead&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;単数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ø(無標)&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-(t)i&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-(t)e&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-(t)ē&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;複数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;*-(t)a&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-(t)es&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-(s)en&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-(s)ē&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;Be veterī porite cilāmes&lt;br&gt;
1dat-与える.imp-力acc-神.plgen&lt;br&gt;
神々の力を我に与えよ&lt;br&gt;
&lt;em&gt;「ケルセイア」&lt;/em&gt;中の祈祷文より&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  名詞の複数形
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;複数形の標示方法は非常にシンプルであり、男性名詞なら語末に接尾辞&lt;em&gt;-(i)s&lt;/em&gt;を、女性名詞なら&lt;em&gt;-(a)m&lt;/em&gt;をつけるだけで表すことが出来る。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  動詞の活用
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;動詞も人称に合わせて活用する。&lt;br&gt;
また、er動詞のように特殊な変化をとる動詞もある。&lt;/p&gt;

&lt;div class="table-wrapper-paragraph"&gt;&lt;table&gt;
&lt;thead&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;th&gt;&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;一人称&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;二人称&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;三人称&lt;/th&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/thead&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;単数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ø(無標)&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-l&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-s&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;複数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ø(無標)&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-t&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;-re&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  er動詞
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;er動詞は英語のbe動詞やフランス語のêtre動詞に相当する存在である。&lt;br&gt;
現在はこの動詞のみ不規則な変化をすることが判明しているが、ヴェルメ語の不規則動詞は他にも数多くあったと見られる。&lt;/p&gt;

&lt;div class="table-wrapper-paragraph"&gt;&lt;table&gt;
&lt;thead&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;th&gt;&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;原形&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;一人称&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;二人称&lt;/th&gt;
&lt;th&gt;三人称&lt;/th&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/thead&gt;
&lt;tbody&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;単数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;er&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;er&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ete&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;er&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;tr&gt;
&lt;td&gt;複数&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;er&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ise&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;ete&lt;/td&gt;
&lt;td&gt;er&lt;/td&gt;
&lt;/tr&gt;
&lt;/tbody&gt;
&lt;/table&gt;&lt;/div&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;例文&lt;br&gt;
Ta ete śeserē, cilā eranec&lt;br&gt;
2nom-である-シェセレー、神-偉大な&lt;br&gt;
汝はシェセレー、偉大な神&lt;br&gt;
&lt;em&gt;「トゥレリア戦記」&lt;/em&gt;中のヴェルメ人の発言&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;




&lt;h3&gt;
  
  
  最後に
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;さて、資料はいかがだったかな？&lt;br&gt;
まだまだ未完成だが、満足いただけただろうか。&lt;br&gt;
あ、そうだ！&lt;br&gt;
せっかくここまで読んでくれたのだし、最後に最新のヴェルメ語研究資料を見せよう。&lt;br&gt;
まだ学会にも発表していない物だよ。&lt;br&gt;
えーっと、どのファイルだったかな...&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あ、これだ。&lt;br&gt;
&lt;em&gt;cerinūr&lt;/em&gt;、「雄山羊」という意味だ。&lt;br&gt;
このテクストは従来の文献とは比べ物にならないほど長大な祈祷文でね、ヴェルメ語の再構がまた一歩前進しそうなのだよ！それにヴェルメ人の宗教にも深く関わっていそうだし、まさに一石二鳥さ！&lt;br&gt;
どうせだし、出来ればぜひ&lt;strong&gt;声に出して読んで&lt;/strong&gt;くれないか？資料はここに置いておくよ。&lt;/p&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  「雄山羊」
&lt;/h4&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;Ši feterī e veśkaiarī&lt;br&gt;
Cilā vetates eteses, ceretes&lt;br&gt;
Petres veresen e kiroveras&lt;br&gt;
Bē ceretī porite&lt;br&gt;
Les ceretī trasen&lt;br&gt;
Pic śi er tes ti&lt;br&gt;
Fesā śi er tes ti&lt;br&gt;
Vetā śi er tes ti&lt;br&gt;
Les ceretī trasen, trasen, trasen&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;h4&gt;
  
  
  日本語訳
&lt;/h4&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;我らの父よ、ヴェシュカヤールよ&lt;br&gt;
命の神、奪い、与え、&lt;br&gt;
冥界と地上を支配する者よ&lt;br&gt;
我に力を与えよ&lt;br&gt;
彼らに罰を与えよ&lt;br&gt;
我らの目は汝にある&lt;br&gt;
我らの耳は汝にある&lt;br&gt;
我らの命は汝にある&lt;br&gt;
彼らに罰を、罰を、罰を！&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;




&lt;p&gt;さて、しっかり&lt;strong&gt;音読して&lt;/strong&gt;くれただろうか？&lt;br&gt;
...&lt;br&gt;
...&lt;br&gt;
...&lt;br&gt;
そうかそうか！読んでくれたのかい！&lt;br&gt;
いやいや、僕はなかなか自分で読む勇気がなくてね、実は君に「毒味役」を任せたんだ。&lt;br&gt;
え？どうして勇気が出なかったのかって？&lt;br&gt;
...それは＿＿まあ、そうだね、説明するのも面倒だし、後で君の後ろに立っている&lt;strong&gt;&lt;em&gt;Cerinūr&lt;/em&gt;&lt;/strong&gt;にでも聞いてくれ。&lt;br&gt;
え？誰もいない？&lt;br&gt;
うーむ...そうか...残念だ、残念だけど、&lt;br&gt;
君は&lt;strong&gt;「選ばれなかった」&lt;/strong&gt;ようだね。&lt;br&gt;
...&lt;br&gt;
...&lt;br&gt;
...どうなるのかって？&lt;br&gt;
さあ？私は読んだことがないから分からない。まあ、きっと大丈夫さ、幸運を祈るよ。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt; それでは (Ne śesete pecole!) ！&lt;/strong&gt; &lt;sup id="fnref6"&gt;6&lt;/sup&gt;&lt;/p&gt;




&lt;h3&gt;
  
  
  余談
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;お題から結構逸れちゃった気もしますが、今回は「キリスト教化前のヨーロッパの言語」をモチーフに、ラテン語などを参考にしながら作ってみました。本当は宗教をもっと作り込みたかったのですが時間と知識不足で断念。&lt;br&gt;
それにしてもアカウント名に「ヒューシェア語の人」とか書いておきながら初投稿がヒューシェア語じゃないのはこれ如何にという感じですが、今からmigdalでヒューシェア語の記事を書くのも&lt;del&gt;面倒くさい&lt;/del&gt;ので、一旦見逃してください🙏&lt;br&gt;
メインで創作しているヒューシェア語についての記事はぼちぼちあげていく予定なので、もし興味のある方は定期的にこのアカウントを覗いてみてください！&lt;br&gt;
それではまたどこかでお会いしましょう！&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  備考
&lt;/h3&gt;




&lt;ol&gt;

&lt;li id="fn1"&gt;
&lt;p&gt;メディオ=アウレビア大陸北東部に位置する半島。黄海に面しており古来から貿易で栄えた。現在はエルビア連合王国領。 ↩&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;

&lt;li id="fn2"&gt;
&lt;p&gt;アウレビア帝国第17代皇帝。将軍クレヴスを派遣しトゥレリア半島の「異民族」を平定、同地域の聖教化を進めたため死後「聖帝」と呼ばれた。 ↩&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;

&lt;li id="fn3"&gt;
&lt;p&gt;むしろ「ヴェルメ人の宗教が悪魔崇拝のイメージを作り上げた」というのが正しい。この事から、ヴェルメ人は悪魔と交信する力があったオカルト界隈でまことしやかに囁かれている。 ↩&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;

&lt;li id="fn4"&gt;
&lt;p&gt;シェセレーが何の神かはよく分かっていない。女性名詞であることや少年の供物を要求することから女神だと考えられており、だとすれば聖教における大精霊テッセ(Tesse)と同一の存在である可能性がある。 ↩&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;

&lt;li id="fn5"&gt;
&lt;p&gt;文脈的にもおそらく「渡す」を意味するpeceteだと思われるが、石片の文字がかすれていて読むことが出来ない。別の言葉である可能性もある。 ↩&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;

&lt;li id="fn6"&gt;
&lt;p&gt;&lt;em&gt;Ne śesete pecole&lt;/em&gt;は、ヴェルメ人の墓に刻まれている言葉。死後の平安を祈るものである。 ↩&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;

&lt;/ol&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
      <category>beginners</category>
      <category>人工言語コンペ</category>
    </item>
  </channel>
</rss>
