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    <title>Migdal: Paku</title>
    <description>The latest articles on Migdal by Paku (@paku).</description>
    <link>https://migdal.jp/paku</link>
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      <title>Migdal: Paku</title>
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    <item>
      <title>全部訳せる？『りんご文』リスペクトの100の例文集！</title>
      <dc:creator>Paku</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 14 Jan 2024 07:09:13 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/paku/%E5%85%A8%E9%83%A8%E8%A8%B3%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94%E6%96%87%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%AE-100-%E3%81%AE%E4%BE%8B%E6%96%87%E9%9B%86-4eea</link>
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      <description>&lt;p&gt;　お久しぶりでございます。pakuです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まずは長らく記事の投稿がストップしておりましたこと、お詫び申し上げます。私情で申し訳ありませんが、少し休養期間を設けておりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今回はその休養期間中のディレイを取り戻すため、一度私の言語創作から外れて、いつもより少し皆様のためになるような記事を書いてみたいと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　最後まで読んでいただければ幸いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みなさん、&lt;strong&gt;『りんご文』&lt;/strong&gt;と呼ばれるものをご存じでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　博識なみなさんでしたらご存じかと思いますが、「何それ？」という方のためにもご説明いたします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　『りんご文』とは、2014年9月20日、ざすろん様により作成された例文群のこと。&lt;br&gt;
　主に人工言語を作成する人々にとって、この例文群を自作の言語で翻訳することでその言語における文法の不完全さをカバーしていく、という目的で作成されたものになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　つまりどういうことか、分かりやすく例を出してみましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　『りんご文』に数えられる文にこんなものがあります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「彼女らは3日間りんごを食べている」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これを翻訳します！！&lt;br&gt;
　ここをこうして……………………&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　…………あれ、どうしよう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「～している」という文法表現、まだ作ってない！&lt;br&gt;
　シンプルな進行形とは違って、3日間ずっとりんごを咀嚼してるわけじゃないから……何て言ったらいいんだ…&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　うーん……じゃあ今から作るか！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というように、『りんご文』を訳すことで「今自分の言語に足りていない文法、単語は何かな？」というのを確認する、それが『りんご文』の目的です。要は言語の穴の洗い出し、というわけですね。&lt;br&gt;
　『りんご文』という名称は文中の目的語の多くにりんごが用いられていることが由来だそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私もこちらを活用して文法事項を逐一確認しております。とても便利で使い勝手がよいシステムなので、もし未使用でしたら『りんご文』と検索して活用してみてはいかがでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さて。そんな便利な『りんご文』ですが、実はとても良心的な設計になっているのです。&lt;br&gt;
　私のように創作言語始めたての人でも、基本文法から少しずつ応用していくという段階的な文の列挙になっているので、足りないところがどこかぱっと分かるようになっているんですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんなとき、私は考えました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　創作言語作家の多くは『りんご文』を経ています。&lt;br&gt;
　逆に言えば、現在の言語作家さんたちの多くは『りんご文』を使って見つけ出せる穴はほぼ見つけ出したということでもあります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ただし、日本語も英語も、完璧な言語というものは存在しません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ならば、もっと難易度の高い例文群を作れば、さらにもっともっと足りないところを洗い出せて、完璧に少しでも近づけるのでは！？と。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「思いついたら作ろう！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、以下に「訳すのが比較的難しい」100の例文を記します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　本家『りんご文』と比較すると、イディオムや特有な言い回しや「そもそもこれ英語に訳せるか？」というもの、作品の台詞や名言なんかも入っております。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「足りないところを補う」目的で用いていただいても構いませんし、「今の言語で全部を完璧に訳せるかチャレンジ」として使っていただいてもOKです！&lt;br&gt;
　また本家『りんご文』でも同じように、使用する言語にそれを指し示すような概念がない単語につきましては、適宜別の単語に置き換えても大丈夫です。直訳、意訳もお好きにどうぞ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　活用してくださった方がいましたら、コメントに記事のリンクを貼っていただければ私が激励の感涙を流します(笑)&lt;br&gt;
　もちろんご報告はなしで使用していただいて結構です！全文完訳目指して頑張ってください！！&lt;br&gt;
　&lt;br&gt;
　それではどうぞ！！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  100の例文
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;1.いとこは四親等にあたる存在だと聞いたことがある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;2.数学に基づけば、君が言ったことは間違っていないかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;3.アニメの名台詞は主人公が言うからかっこいいのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;4.あんなこと言わなければ、私は弁護士になれたかもしれないのに。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;5.ご親切にどうもありがとうございます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;6.この曲はクソ最高だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;7.お世話になった人には「ありがとう」と言いなさい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;8.今日は雹が降るかもしれないと聞いたから、外に出るのはやめておこう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;9.もうお手上げだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;10.私の膝が赤とも黒ともつかない色に腫れている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;11.彼女らは二つの本のうち片方は知らないと言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;12.終わったことをいくら嘆いても無駄だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;13.遅かれ早かれ、彼は起業するだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;14.あなたが彼といつ、どこで、なぜ出会ったのか教えてください。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;15.私の職場は私立の探偵事務所だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;16.彼の比類なきタイピング速度は、周りにいた全ての人を圧倒した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;17.私は今、太陽が沈むのを呆然と眺めている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;18.あなたはやはり、歩く辞書だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;19.私のスマートフォンの液晶を割ったのは誰？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;20.「URL」は「Uniform Resource Locator」の略だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;21.私の信念は「疑わしきは罰せよ」だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;22.イギリス人は嫌いな人にほど丁寧に振る舞う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;23.このマイクロフォンはあれより何倍も優れた性能を持つ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;24.「運はあったほうがいいが、運任せではだめだ。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;25.ほっといてくれよ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;26.お部屋にインキーしてしまった場合は、従業員が対応いたします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;27.人生は金が全てではない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;28.母親に褒められたことなんて数えるほどしかない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;29.君の好きなようにすればよいが、結果は保証できない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;30.いくらなんでもそれはないだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;31.地震が起こったときのための避難場所は確かめましたか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;32.科学ほど自分勝手な魔法はない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;33.例外のない規則のほうが、そうでないものより珍しい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;34.多くの人々は男尊女卑の風潮に抗うが、それが正義とも限らない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;35.囚人が刑務所から脱獄したぞ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;36.人を呪わば穴二つ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;37.知らない方が幸せなこともある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;38.神は常に私たちが悔いのない人生を送ることを望んでおられます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;39.あなたには関係ない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;40.方向音痴にとって、この迷路は簡単に攻略できるものではない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;41.ようやく息子にも永久歯が生えてきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;42.私は昨日、彼が三日前に「彼女は五日前に死んだ」と言ったことを思い出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;43.何かが違う気がする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;44.私はこれでは物足りない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;45.いつ見ても母校は懐かしいものだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;46.最近流行りのゲームをプレイしてみる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;47.どれほど嫌われても、私は私らしくいるべきだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;48.泣いても笑ってもこれが最後だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;49.遅れたくないのなら急ぐことだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;50.私は揚げ物を食べると胃もたれを起こす。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;51.経済の本質は需要と供給だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;52.申し訳ございませんが、あなたの出した企画は棄却されました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;53.とどのつまり、君もそっち側ということか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;54.人を殺すくらいなら死んだ方がマシだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;55.花が散るように、人にもいつか終わりが来る。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;56.冗談じゃない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;57.発音は確立された言語における非常に重要なファクターだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;58.可能でしたら、番号順に並んでくださると助かります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;59.遠い将来のことに焦っても仕方がない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;60.とんだ偽情報を掴まされてしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;61.「大いなる力には大いなる責任が伴う。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;62.「生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ。(To be or not to be, that is the question.)」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;63.この荷物は天地無用なのでお気を付けください。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;64.「愛する」は「好む」の誇張表現だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;65.全てを解決するわけではないにしろ、笑うことは大切だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;66.民衆の理解を超えた多様性は無視される傾向にある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;67.あまりに大きなサイレンは人々の不安を煽り、最悪の場合ノイローゼを引き起こす。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;68.それが犯罪だとしても、やるときは賢くやりなさい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;69.どくどくと心臓が脈打った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;70.噛めば噛むほどこの米は美味しくなる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;71.言い訳もほどほどにしろ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;72.「現在は過去の連続」とはよく言ったものだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;73.私は過去に三度、手に包帯を巻いた女を駅で見かけたことがある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;74.敵の裏をかくことが最も強い戦略だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;75.あなたが選ばなかった二つの扉のうち、ヤギがいるほうの扉が一つ開かれる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;76.人の感情は彼が言うほど単純なものではない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;77.よって、猫は液体と定義することができる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;78.私は宿題をやり忘れていたが、実際は私は宿題をやったことを忘れていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;79.日本語では往々にして「悲しい」を表すのに「青」が用いられる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;80.もしもし、聞こえますか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;81.好みは人それぞれだ(蓼食う虫も好き好き)。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;82.このアイテムは、登山をするのにうってつけだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;83.思いやりはあって損がない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;84.はい、どうぞ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;85.二重敬語を使うことは失礼とされている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;86.とにもかくにも、出口を見つけないことには始まらない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;87.抜けているところがあるからこそ、私は彼女が好きだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;88.校正の必要性を知らない人に、読みやすい文章は書けない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;89.もしあのときの私があんなヘマをしなければ、今頃勝っていたのは私だっただろうに。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;90.ツケにしておいてくれ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;91.私からは以上だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;92.予め文書のバックアップを取っておくことを推奨します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;93.2で10,000,000を27回割ると、値ははじめて0.1を下回る。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;94.副詞の使い方は参考書の20ページに書かれているので、明日までに読んでくるように。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;95.物理学ではもちろん、数学でも時間や距離に負の値は存在しない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;96.これは学級ひいては学校全体に影響を与えるような事件だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;97.あなたを知っている人の中で、誰があなたを愚かだなんて言うだろうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;98.引き金に指をかけるや否や、彼は的を正確に撃ち抜いた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;99.不覚にも彼の甘言に判断を誤ってしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;100.全ての言語作家への敬意を込めて、私は「ありがとう」と言った。&lt;/p&gt;

</description>
    </item>
    <item>
      <title>単語をもったいぶって作る</title>
      <dc:creator>Paku</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 13 Jan 2024 23:16:15 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/paku/%E5%8D%98%E8%AA%9E%E3%82%92%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%B6%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%9C%E3%82%8B-9mk</link>
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      <description>&lt;p&gt;　新年、あけましておめでとうございます。pakuです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こちらが私の2024年初めの記事ですが、もう既に凄まじいことが起こってしまいましたね。&lt;br&gt;
　みなさんは先日の大地震、大丈夫でしたか？&lt;br&gt;
　あそこまで大きな揺れは久しぶりで驚きました。&lt;br&gt;
私の地元もそこそこ揺れたので怖かったですが、この通り執筆ができるくらいには無事でございます。&lt;br&gt;
　みなさんも災害対策はきちんとしておきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さて。前置きはこの辺りにして、さっそく本題に入りましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今回は、前回から少しグレードアップして『単語』を作成していきたいと思います。どんな単語が生まれるのか、お楽しみに！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　また作成にあたって、一般に小・中学生で学習することを細かに解説しています。手軽に読みたい方は、『レッツ品詞分解！』の章を読み飛ばしていただいて構いません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  単語の『品詞』のお話
&lt;/h1&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;「私はりんごを食べる。」&lt;br&gt;
　"I eat an apple."&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　上記の二文は、上が日本語、下が英語で書かれた同義文です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　このようなTHE・例文みたいものを文法の習得を目的として習ったのは、私の世代では中学1年生からです。&lt;br&gt;
　私pakuは小学校の頃からALTの先生から英語の授業は受けていたのですが、正式に小学校教育で英語学習が採択されたのは、2020年度の学習指導要領の変更によるものだそうです。&lt;br&gt;
　私が小学校を卒業したのが2019年なので、私の次の世代から英語が本格的に学習に取り入れられたということですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　おっと。さっそく話が脱線してしまいました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「私はりんごを食べる」と"I eat an aplle"。&lt;br&gt;
同じ意味のこの文ですが、今回エトゥレ語における『単語』を作るにあたって、この二文を&lt;strong&gt;単語分け&lt;/strong&gt;していきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　単語分けに関しては、『コトバには単位があるらしい』にて解説しているので、そちらをご参照ください。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　では分解していきます。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;「私/は/りんご/を/食べる」&lt;br&gt;
"I/eat/an/apple"&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　何度見ても懐かしいですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前前記事をご覧でない方のために説明すると、上の文の中で『/(スラッシュ)』で囲まれた部分が、それぞれの文における『単語』です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この操作により、「日本語の文は5つの単語で、英語の文は4つの単語で構築されているんだな〜」と読み取ることができました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前前記事で単語の解説のときに行った操作はここまでです。単語ごとに分け、「これが単語っていうものなんですよ〜」と紹介しただけ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今回も同じことを行いましたが、次は少し難しめな操作をしてみましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ずばり、&lt;strong&gt;単語の『品詞』を明らかにする&lt;/strong&gt;操作です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……『品詞』って、何？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　という方。ご心配なく。しんどかった国語や英語の授業を今まさに思い返す必要はありません。私が超絶簡単にご説明いたします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　辞書の定義に依りますと、品詞とは「単語を形態と職能によって分類した種別」だそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　つまりどういうこと？？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と言いますと、要は「動詞とか名詞とか、最後に『〜詞』と付いているやつ」のことです。&lt;br&gt;
　みなさんも、名詞や動詞という言葉は耳にしたことがあると思います。ものの名前を表す単語は『名詞』で、動作を表す単語は『動詞』。義務教育で散々叩き込まれた知識かと思います。&lt;br&gt;
　他にも、形容詞、副詞、助動詞、接続詞……と、それはまあたくさん存在します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　が、今回それを覚える必要はありません。　&lt;br&gt;
　&lt;br&gt;
　なぜって、今回の『品詞分け』では、出てきた単語の品詞さえ調べればいいのですから。全部覚えても出てこなかったら覚える意味がないですからね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　てなわけで、文に出てきた品詞を1個1個調べていく方針にしましょう！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  レッツ品詞分解！
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　ではまず、日本語の文から始めていきます。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;「私/は/りんご/を/食べる」&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　単語ごとに、それぞれの持つ&lt;strong&gt;特徴&lt;/strong&gt;を調べていきます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一番初め、文頭にあるのは『私』ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　人間のことを「もの」というのは幾分気が引けますが、広義的に言えば『私』という言葉は『自分というものを指し示す言葉』ですよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「ものの名前を表す」と聞けば、みなさんなら頭にふとよぎるものがあるのではないでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ご想像の通り、『私』は『名詞』に分類されます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　同様に、『りんご』も『私』と同じように「ものの名前」を示すので、『名詞』の仲間です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　判明したものから一つずつ書き込んでいきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;「私(名詞)/は/りんご(名詞)/を/食べる」&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　もう既に2つ埋まりましたね。こんな調子で次もいきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　順番どおりにいけば、次に紹介するのは「は」ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これはちょこっと難しいので、頑張ってついてきてください。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;.&lt;br&gt;
　例えばみなさんが町中で、見知らぬ人に「私」という言葉を投げかけられたとします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　多分「え？」と思うとは思いますが、この際見知らぬ人の不審さには一旦目を瞑りましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　投げかけられた言葉である「私」という単語、みなさんはこの単語を耳にするだけで「この単語は自分のことを意味する一人称の一つだな」と理解することができます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これは、「私」という言葉が「それだけで意味が通る単語」だからです。&lt;br&gt;
　そういった言葉の正式名称を『自立語』と言ったりしますが、この際別に覚えなくても結構です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　問題はここからです。&lt;br&gt;
もし見知らぬ人があなたに「は」とだけ言ったらどうでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「は？」って言い返す！ということではなくて。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その人が言った言葉は、「歯」かもしれないし、「葉」かもしれないし、ともすれば「は？」かもしれません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　が、大抵の人は「は」と言われて「『私は』って言葉の『は』か」！とは思いません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それはなぜか。「は」という一音に「歯」や「葉」などの同音異義語が多いからというのも一つの理由ですが、それだけではありません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「私は」における「は」という言葉は、「それだけでは意味が通らない単語」だからです。&lt;br&gt;
　こういう言葉の総称を『付属語』と言います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　確かに「私&lt;strong&gt;は&lt;/strong&gt;」、「りんご&lt;strong&gt;を&lt;/strong&gt;」、などは、「私」「りんご」という、それだけで意味の通る単語に引っ付いて、初めて意味が生まれますよね。&lt;br&gt;
　だから『&lt;strong&gt;付属&lt;/strong&gt;語』という名前が付いているんです。&lt;br&gt;
　&lt;br&gt;
　それと同時に、「は」「を」は自立語(それだけで意味の通る単語)を助ける役割もしています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それを分かりやすくするため、一度&lt;strong&gt;「は」と「を」を消した&lt;/strong&gt;文を書いてみますね。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;「私 りんご 食べる」&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　……まあ、言いたいことは伝わりますが、これではカタコトですよね。&lt;br&gt;
　日本人であれば、正しい文が「私はりんごを食べる」だということを知っているはずです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　このように、「は」や「を」などは、「入っていなくても文で伝えたいことは伝わるけど、あったら助かる」存在だということが分かります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　つまり、「は」や「を」は、自立語を助ける立場にある、ということです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　このような単語のことを、助ける品詞と書いて&lt;strong&gt;『助詞』&lt;/strong&gt;と呼びます。&lt;br&gt;
　名前は知ってる！という方もいるのではないかと思います。何気なく使っていた言葉も、ちゃんとした規則があるんですね。&lt;br&gt;
　&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;「私(名詞)/は(助詞)/りんご(名詞)/を(助詞)/食べる」&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　では最後。「食べる」ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まず始めに確認しておきますが、「食べる」は「それだけで意味が通じる」か「それだけでは意味が通じない」か、どちらでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　正解は、「意味が通じる」です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前後の文脈がないと「誰が、何を食べるのか」までは分かりませんが、「食べる」という行為そのものは「食べる」という言葉だけで表すことができます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　では、一体これが何詞なのか、という話。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「食べる」はものの名前ではないので、名詞ではありません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあ何を表しているの？というと、実は「食べる」は、&lt;strong&gt;動作&lt;/strong&gt;を表しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　食べ物などを手に持って、口まで運んで、歯で咀嚼して、舌で味を感じて、喉に流す。この行動そのものを、「食べる」と表現しているということです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　このように、何かの動作を表す単語のことを&lt;strong&gt;『動詞』&lt;/strong&gt;と言います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　初歩的な話ですが、こうして改めて解説すると言語的な面白さが見えてくるのではないでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　では最後の品詞も書き込んでいきます。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;「私(名詞)/は(助詞)/りんご(名詞)/を(助詞)/食べる(動詞)」&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　これで日本語の文の品詞分解が完了しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それでは英語の品詞分解もしていきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;"I/eat/an/apple"&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　初めは"I"からですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　英語の"I"を日本語に訳すと、「私は」になります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ここで問題が起きてしまいました。&lt;br&gt;
今まで日本語では「私」と「は」に分かれていたものが、英語では1つの単語にまとめられたせいで一緒になってしまっているのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さきほども解説した通り、「私」と「は」はそれぞれ別の品詞です。&lt;br&gt;
　別の品詞同士が一緒にされているということは、"I"はまた別の品詞が割り当てられることになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ここで用いられるのが、&lt;strong&gt;『代名詞』&lt;/strong&gt;というものです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　読んで字の如く、代わりの名詞。&lt;br&gt;
名詞の一種ではありますが、そこに「〜は」という助詞がくっついたようなもののことを、特別に指します。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;"I(代名詞)/eat/an/apple"&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　さくさくいきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次は"eat"。&lt;br&gt;
日本語に直すと、「食べる」です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これはさっきもやりましたね。「食べる」は動作なので、"eat"も同様に『動詞』となります。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;"I(代名詞)/eat(動詞)/an/apple"&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　次。"an"です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これが、この英語の文の中で最も扱いに困る単語です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　"an"は「1つの」という意味。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　でも、本来の日本語文には「1つのりんご」という言葉は出てきません。なぜ新しく出てきたのでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それは、極限まで噛み砕いて言うと、英語は「りんごを数えなくちゃ」と考えているからです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「私」が食べた「りんご」はいくつなのか、日本語ではあまり気にしなくていい個数という概念を、英語は大切にします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　実際、ここでも日本語では「りんご」をいくつ食べたのかは言及されていません。&lt;br&gt;
　ですが、普通りんごを一度に食べる個数と言ったら1つですよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なので英語では、「りんごを1つ食べた」と言うために、「1つ」という意味の"an"を付ける必要があった、ということです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　このように、ものの個数や属性を表す言葉のことを&lt;strong&gt;『冠詞』&lt;/strong&gt;と言います。&lt;br&gt;
　ご覧の通り、冠詞という品詞は日本語には存在しません。&lt;br&gt;
　英語特有の数を重要視する特徴から生まれたもの、ということですね。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;"I(代名詞)/eat(動詞)/an(冠詞)/apple"&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　最後。"apple"ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本語に直すと「りんご」なので、これは間違いなく名詞です。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;"I(代名詞)/eat(動詞)/an(冠詞)/apple(名詞)"&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　これで、両言語における同じ文の品詞分解が完了しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次の章で、2つを見比べて、創作言語で次にすべきことを考えていきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  作るのは単語だけ
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　前章では、同じ意味の日本語文と英語文を品詞分解していきました。その結果がこちらです。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;「私(名詞)/は(助詞)/りんご(名詞)/を(助詞)/食べる(動詞)」&lt;br&gt;
"I(代名詞)/eat(動詞)/an(冠詞)/apple(名詞)"&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　この2つを正しく見比べるにあたって、やっておくべきことがあります。&lt;br&gt;
　それは、どちらかの言語にしかない品詞は一旦無視するということです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　両方の言語に共通して存在する品詞の単語を見比べて、文の構成や並びを見ていきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ついでに、今回重要なのは『品詞』の部分なので、品詞だけを書いておきます。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;日本語：「名詞//名詞//動詞」&lt;br&gt;
英語："代名詞/動詞//名詞"&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　すっきりしましたね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これらを見比べてみると、色々なことが分かります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　例えば、&lt;strong&gt;「文の中では品詞が必ず何種類か出てくる」&lt;/strong&gt;とか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　想像してみると分かりますが、名詞だけ、または動詞だけで、言語として見たときに正しいと思われる文を作るって難しいですよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　名詞があって、動詞があって、その他色々あったりなかったりして、初めて文ができる。そんな感じだと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　他にも、&lt;strong&gt;「単語の並び方が違う」&lt;/strong&gt;ということも言えそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　日本語は「食べる人(名詞)」→「食べるもの(名詞)」→「食べる動作(動詞)」という順番なのに対して、英語は「食べる人(名詞)」→「食べるという動作(動詞)」→「食べるもの(名詞)」という順番になっています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　言語によって単語の並べ方が違うということは、単語を作っただけで文が作れる、ということはなさそうです。&lt;br&gt;
　単語の並べ方も別で作っていかないといけなさそうですね……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、文を作るのは後回しにしましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今回作るのは、『単語』だけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  どの品詞から作ろう？
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　ここまでずっと品詞分けをしてきましたが、大切なのは「どれから作るか」です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　当然、言語において大切な単語から作り始めることが重要となってきそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあ、今までの単語の中で「最も大切な単語」はどれなのでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　考えてみます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　多分ですが、「りんご」ではないですよね。&lt;br&gt;
りんごを愛してやまない読者さんがいらっしゃったら申し訳ないですが、「私は食べる」でも、(何を食べるの？となりはしますが)文自体は違和感なく通じますよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ですが、「食べる」がないと「私はりんご」となって、もう人間ですらなくなってしまいます。少なくとも、「食べる」は「りんご」より大事そうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「私」と、それに付属する「は」がないとどうでしょう。「りんごを食べる」となります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あれ、全然通じちゃいますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあ最も大切なのは動詞か！と思ってしまうかもしれませんが、これが通じるのはこれは日本語だけの話。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　英語で"I"を抜いてしまうと、"Eat an apple"(りんごを食べろ)となってしまいます。本来伝えたかった文の意味とまるっきり異なりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、「ないと文がおかしくなる」という観点から、大切なのは「私は(I)」と、「食べる(eat)」だとわかりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあ2つのうちどっちのほうが大事なの？と聞かれそうですが、実際大事かどうかはこれ以上追求できなさそうなので、この2つは「作りやすさ」で比べてみましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「私は」という代名詞は、ときに「私の」「私を」「私に」のように形を変えます。&lt;br&gt;
　自分が行動する側になることもあれば、自分が行動を受ける側になることもあるからです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ということは、動詞のほうが作りやすいのか！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……残念、そんなことはないのです。むしろ真逆です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「食べる」という動詞は、自分自身が形を変えたり、もしくは他に色々な品詞を引っ張りだしたりして、「食べた」「食べられる」「食べない」「食べている」「食べさせる」「食べられる」「食べようとする」などなど、非常にたくさんの変形を見せます。&lt;br&gt;
　それらに対応できるように、動詞は慎重に作る必要があります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　正直面倒ですよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私が思うに、より作りやすいのは代名詞だと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  「私は」をエトゥレ語で
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　とうとうエトゥレ語で単語を作るときが来ました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　エトゥレ語史上初めの単語、それは代名詞として最もオーソドックスな単語「私は」です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　英語の"I"にあたる単語ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あまり真剣に考えてもな〜という感じなので、ここはパッションで決めましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあ、"&lt;strong&gt;&lt;em&gt;vo&lt;/em&gt;&lt;/strong&gt;"なんてどうでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　発音は読んで字の如く「ヴォ」です。&lt;br&gt;
まあ、特に特徴のある発音ではないですね。ただ、ベースとなる単語はシンプルのほうがいいのでこれで行きましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ついでに「あなたは」も作っちゃいましょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;em&gt;vo&lt;/em&gt;に似てる形にしたいので……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;strong&gt;&lt;em&gt;po&lt;/em&gt;&lt;/strong&gt;にしましょう！！&lt;br&gt;
「ポ」で「あなたは」を表すって……何か面白いですね()&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　とにもかくにも、これで「私は」「あなたは」という、一人称と二人称の代名詞が完成しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　無難にいくと、次は三人称の代名詞。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　人物で言うと、「彼は(he)」「彼女は(she)」とか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まあ、そのまま普通に作ってみてもいいのですが……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　実は、性別の分類がある人称詞について、ちょこっとお話ししたいことがありまして。&lt;br&gt;
　次の記事でそちらについて深く触れていきたいなと思いますので、「彼」「彼女」のような単語は次の記事にて作りたいと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  おわりに
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　いかがでしたか？&lt;br&gt;
　今回は前前回同様、国語の授業っぽくなってしまいましたね。&lt;br&gt;
初めから「忘れかけていたベーシックな文法知識をここで復習する」みたいな感覚で読んでいただけたなら百点満点かなと思っていたので、「懐かしい！」「そういえばそんなこと習ったことある！」みたいに思ってくだされば非常に幸いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次は少し、作者である私paku自身について触れる記事となります。&lt;br&gt;
　もしかしたら内容が苦手だという方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、次次記事からお読みいただくことをオススメします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　何卒よろしくお願いします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それではまた次の記事で。&lt;/p&gt;

</description>
    </item>
    <item>
      <title>ミニマム単位『音素』を作ろう！</title>
      <dc:creator>Paku</dc:creator>
      <pubDate>Mon, 01 Jan 2024 06:42:27 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/paku/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%A0%E5%8D%98%E4%BD%8D%E9%9F%B3%E7%B4%A0%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8D%E3%81%86-14a1</link>
      <guid>https://migdal.jp/paku/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%A0%E5%8D%98%E4%BD%8D%E9%9F%B3%E7%B4%A0%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8D%E3%81%86-14a1</guid>
      <description>&lt;p&gt;　こんにちは、pakuです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　つい先日投稿した『コトバには単位があるらしい』という記事、僭越ながらたくさんのご評価賜りました。&lt;br&gt;
　嬉しいことに私の尊敬する方からも読んでいただけて、誠に欣快の至りといったところ。&lt;br&gt;
　今日も今日とて執筆していきたいと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さて。今回の内容は、とうとう創作言語『エトゥレ語』の『音素』作成に取り掛かっていきます。&lt;br&gt;
　最後まで読んでいただければ幸いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  『音素』って何だっけ
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　前記事『コトバには単位があるらしい』を読んでくださった方、ありがとうございました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そこで私は、言語における『単位』の話をつらつらとさせていただきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ですが、この記事を読んでくださっている方の中には「私まだ読んでないよ！」という方もいらっしゃると思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そのため、今回作る『音素』についてのみ、ざっくりと復習していきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;※前記事を読んでくださった方は読み飛ばしても結構です◎&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;strong&gt;『音素』&lt;/strong&gt;とは、言語における最小の単位。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　限界まで噛み砕いて説明すると、&lt;strong&gt;aとかbとかそういうの&lt;/strong&gt;です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　何言ってんだこいつ、って感じだと思うので、もう少し詳しく。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　説明にあたって、一度頭の中でローマ字を想像してください。&lt;br&gt;
　できましたか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　では問題。ローマ字でaと書いたら何と発音するでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そりゃあ当然「あ」ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　第二問。kとiを並べると、何と発音するでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これはもちろん「き」です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　最後、第三問。sとyとuを3つ並べると何と発音すべきでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　正解は「しゅ」。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　全問正解できましたか？&lt;br&gt;
一見小学校のローマ字の授業レベルの難易度ですが、実はここに『音素』という考え方が大いに隠されているのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私たちが何の疑問も持たずに使っていた、a,k,i,s,y,uみたいなアルファベット。&lt;br&gt;
　これらはすべて、「あ」「き」「しゅ」といった音を構成する要素です。&lt;br&gt;
　逆に言えば、&lt;strong&gt;音を分解したら出てきた文字&lt;/strong&gt;ということも言えますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そういう&lt;strong&gt;音として存在する限界&lt;/strong&gt;のことを&lt;strong&gt;『音素』&lt;/strong&gt;と呼ぶのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　『限界』という言葉では分かりにくいかもしれませんが、要するに「これ以上分けたら音が消えてなくなっちゃうよ～」レベルで発音を細かく割り算したもの、だと思っていただいて結構です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そのため、音素は言語における『最小単位』と呼ばれています。この記事のタイトルはそういう意味ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前記事『コトバには単位があるらしい』では、創作言語を作ることにおいて「何から作り始めたらいいかな〜」と考え、結果的に音素から作るべきだということにたどり着きました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、この記事では創作言語『エトゥレ語』に使用する音素を考えていきましょう！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  ダルい英語の音素
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　何かを創作するとき、0からいきなり1を生み出すのは少し困難です。言語の創作となればなおさら。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なのでここは一つ、世界の代表言語である英語をサンプルとして用意してみましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで英語の音素の数を検索してみました。&lt;br&gt;
　すると、出てきたページにはこんな結果が。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;　英語の音素一覧（20母音＋24子音＝44音素）：&lt;br&gt;
　/iː/, /ɪ/, /e/, /æ/, /ʌ/, /ɑː/, /ɒ/, /ɔː/, /ʊ/, /uː/, /ɜː/, /ə/, /eɪ/, /aɪ/, /ɔɪ/, /əʊ/, /aʊ, ɑʊ/, /ɪə/, /eə/, /ʊə/; /p/, /b/, /t/, /d/, /k/, /g/, /ʧ/, /ʤ/, /f/, /v/, /θ/, /ð/, /s/, /z/, /ʃ/, /ʒ/, /h/, /m/, /n/, /ŋ/, /l/, /r/, /w/, /j/&lt;br&gt;
(引用元:&lt;br&gt;
Keio University&lt;br&gt;
&lt;a href="http://user.keio.ac.jp"&gt;http://user.keio.ac.jp&lt;/a&gt; › ~rhotta › hellog)&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　……おかしいな、アルファベットは全部で26個のはずなのに。音素の数がそれより多いってどういうことだ……？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あ！そうか！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　aという一つにフォーカスしても、「ア」とか「ェア」とか「エィ」とかいっぱいあるからか！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それにthとかxとか、特殊な発音も区分されてるからここまで増えているのか……&lt;br&gt;
　それに長音の扱いも母音と一緒にまとめられてるからもっと増えている……&lt;br&gt;
　なんなら日本語のカタカナじゃ書き表せないような発音まである……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　うーん…………&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……………………&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……一つにいっぱいあるとかめんどくさ！！ナシ！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、私の言語ではこういうルールを設けることにします。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;1.文字一つにつき音素は一つまで(文字と音素は単射)&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　これで「chなのに"ク"とも"チュ"とも"シュ"とも読むの！？はあ！？」のような理不尽な発音がなくなりましたね！やったぜ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  必要なのは『オリジナリティ』！
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　では早速使用する音素を用意しましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　現在の章のタイトルにもある通り、ここでは私の独創性を存分に発揮させてやりたいと思います！&lt;br&gt;
　他の言語にはないユニークさをたくさん持たせるということを常に意識してやっていくので、みなさん振り落とされないように付いてきてください👍&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まず初めは母音から作っていきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　日本語の母音素はa,i,u,e,oの5つ。&lt;br&gt;
これに則してみてもいいのですが、それじゃあオリジナリティが足りない！ナンセンス！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なので思いきって、母音を減らしてやりましょう！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　でも減らす音はどれにしようかな…&lt;br&gt;
　せっかくならスパッと消しちゃいたいので、&lt;strong&gt;u,e,o&lt;/strong&gt;の3つとかどうでしょう？「あ」とか「い」とかの発音がない世界…これもまた面白そうですよね！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあ逆に母音を作ることもできるのでは？それも面白そう！！やってみます！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　うーん、どうしようかな。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　うーん……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……………………&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あ、そういえば。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　日本語で「イェーイ！」と言うとき、「イェ」の部分って「イ」と「ェ」で発音してる感じないですよね。&lt;br&gt;
　yの音に母音のeがくっ付いてると考えるのが、英語のスペリング的にも自然です。&lt;br&gt;
　&lt;br&gt;
　それに、思い返せば英語でyは子音。でも日本語の文字としてみたら、「イ」も「エ」も母音。&lt;br&gt;
　言語によってy音の分類は異なるということなのでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　言われてみれば、"rhythm"という英単語を見てみると、rもhもtもmも子音。ということは唯一「リズム」の「リ」の発音を構成するiの母音係はyの一文字が一任しているということになりました。&lt;br&gt;
　ということは、英語のyはときに母音になることもあるってこと……？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　うーん……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　めんどくさいからyも母音にしちゃえ！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　エトゥレ語においては、「イェ」からeの音を抜き去った「イュ」みたいな音、これを母音にしてみたいと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、母音素はu,e,o,yの4つ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　すごいインパクトのある並びですね。&lt;br&gt;
　これぞオリジナリティの塊っ！！！(自己満足)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　余談ですが、とある消費者金融カードローンのCMで、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「この世から愛がなくなってしもうたら、あ行は『う』と『え』と『お』だけになってしまう」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　的なことを言っていたのを思い出しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;……別にエトゥレ語に愛がないわけじゃないですからね？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　気を取り直して、お次は子音ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みなさんも知っての通り、多くの言語では子音字は母音字よりも多くなります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「エトゥレ語はその枠組みも乗り越える！なので子音は3つにしちゃろう！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というのはちょーっと非現実的なので、則るべきイデアには則っておくことにしましょう。逆張りは身を滅ぼします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まず私の名前が「paku」なので、pとkは欲しいです。&lt;br&gt;
こうしないと作者の名前が書けませんからね……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……母音にaがないからどっちにせよ書けない？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ま、、まあ、母音なんて後でどうとでもなるでしょう。これもオリジナリティです。(訳:完全に忘れていました)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　とまあ、まずは2つの子音が確保されました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ついでに「エトゥレ」という語も書き表せるようにしたいので、TとLも使います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これで4つになりましたね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　後は何にしようかな〜……そうだなあ……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そういえば、最初に投稿した『ごあいさつ』にて、私がこんなことを書いたような気がします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「エトゥレ語においては、『同じ舌の位置に来る文字は点で違いを表す』という表記の仕方をします。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ということは、舌の位置(拡大解釈すれば唇などの口の形)が同じである子音は作っていいということです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあTと同じ舌の位置にある音は……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　DとLですかね。これも確か『ごあいさつ』で紹介した気がします。&lt;br&gt;
　同様にして、PはBと同じ、KはGと同じ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これで7個できました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　うーん、増えはしましたがまだ欲しいですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあ適当にS、H、Vも登場させてやりましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　SはZと、HはFと、VはWと似ているので、これで6つ増えて13個。だいぶ様になってきた頃なのではないでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と、ここまで作っておいて気が付きました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これでは既成の音素を使っているだけで、オリジナリティがない！と。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　何か1個でも特殊で突飛な子音が欲しいですね〜……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そうだなあ、たとえば、唇や舌先を使わずに&lt;strong&gt;舌根を口腔に押し当てて出す音&lt;/strong&gt;とか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　マストで有声音になりますし、発音も絶妙に難しそうで面白い。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあ発音してみましょう。実際にやってみました。&lt;br&gt;
　&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;「んぐ、ん、にゅ、にぅー……」&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　文字起こしするとなんだか間抜けな感じがしますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まあでも、おかげで分かりました。&lt;br&gt;
　舌根だけ使って出せる音は、&lt;strong&gt;nっぽい音&lt;/strong&gt;ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ただ単純なnの音でもなさそうです。&lt;br&gt;
鼻濁音というか、少しyやgの音が干渉しているように聞こえました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この音に名称をつけるなら……ny、とかが無難でしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「ニュ」とも「ニャ」とも付かない微妙な子音。&lt;br&gt;
いいオリジナリティが出てるんじゃないですか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　てなわけで、nyも晴れて子音の仲間入りです！&lt;br&gt;
これくらいあればエトゥレ語には十分ですかね〜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　結果、t,d,l,p,b,v,w,s,z,k,g,h,f,nyの14個の子音ができました！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こう見ると面白いですね。言語そのものには存在しない音素がある、というのもまた文化的な何かが垣間見えますし、これからこれらの音素を使ってどんな単語が生まれてくるのか楽しみです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  音の次は文字！
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　今までの「音素を作る」というフェーズでは、音を表す記号としてアルファベットを用いてきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それは、「『クッ』という音」と表現するより「kの音」と言ったほうが分かりやすいからです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もっと簡単に言うと、『き』という音を分解すると「『クッ』と『イ』の音になる」と言うこともできるけど、「『k』と『i』の音になる」と言ったほうがローマ字履修者としてはありがたいよね、ということです。&lt;br&gt;
　それに日本語のカタカナで表記するには限界がありますし、そこに関しては英語様様の持つ音素の偉大なお力をお借りしていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ただ、「じゃあ分かりやすいしエトゥレ語も英語と同じようにアルファベットを文字として使用しよう！」というのは少し芸に欠けるのではないかと思いました。&lt;br&gt;
　肝心のオリジナリティを捨ててしまうことになる、それはちょっと私としては不本意です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なのでここは意を決して、新しい&lt;strong&gt;文字&lt;/strong&gt;そのものを創作してみたいと思います〜！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、ドン。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://migdal.jp/uploads/articles/8pxvbts51cu2qv55u60t.png" class="article-body-image-wrapper"&gt;&lt;img src="https://migdal.jp/uploads/articles/8pxvbts51cu2qv55u60t.png" alt="Image description" width="978" height="727"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こんな感じでexcelで対応表を作ってみました。&lt;br&gt;
アルファベットの右隣の文字が、そのアルファベットの音素と対応しています。&lt;br&gt;
　三角形っぽい文字一つで「トゥ」と発音する、みたいなイメージですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　どうでしょうか？我ながら未知の言語っぽい文字にできたんじゃないでしょうか。&lt;br&gt;
　どこかルーン文字っぽさも、記号や暗号っぽさも、はたまたハングル文字っぽさも感じる形になっているのではないかと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そしてよく見てみると、BはPの文字に点を一つ打った文字、GはKの文字に点を一つ打った文字……と、発音の似た文字は形状も寄せてあることが分かります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それは「ごあいさつ」の記事でも申し上げた通り、『同じ舌の位置に来る文字は点で違いを表す』というのを守って作ったからにほかなりません。&lt;br&gt;
　発音が似ていたら文字も似せる、というシステマティックな文字作成も、いくぶん興味深いものがありました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ちなみに、発音によって文字が分類されるというのは日本語にはそこまで大きく反映されていないですが、英語にはちょこっと登場するそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　例えばVとW。&lt;br&gt;
　今更ですが、「ヴヴヴ」という音と「ウウウ」という音の出し方は非常に似ています。エトゥレ語でもその法則を持ち出して、VとWの文字は似せています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今となってはWの音が含まれた英単語はたくさんありますが、英語でWという文字が生まれたのはそれ以外が生まれた少しばかり後のことなのだそう。当時Wにあたる文字が存在しなかったことに不便さを感じた人々は、比較的Wと音の似たVを二つ繋げた文字を作ってW(ダブルユー)と呼ぶようにしたのだそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「じゃあ何で『ダブルブイ』じゃなくて『ダブルユー』なの？」&lt;br&gt;
という質問が飛んできそうですが、それはその当時VとUの区別が正確にはされていなかったからでして……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と、これは私が解説するよりもっと簡単に解説してくださっている方がいらっしゃりましたので、そちらのほうの動画を共有させていただきます。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;&lt;a href="https://youtube.com/shorts/2yAUX50yOec?si=iL3ujLP_B2fCPqUQ"&gt;https://youtube.com/shorts/2yAUX50yOec?si=iL3ujLP_B2fCPqUQ&lt;/a&gt;&lt;br&gt;
(引用:だいじろー様)&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　少し話が脱線してしまいましたね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　お話した通り、複雑そうに見えて実はシンプル。それがエトゥレ語文字の魅力です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんなNEW文字くんたちですが、ここで一つ、エトゥレ語の文字に持たせた秘密を公開。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　上図の対応表は、上が子音字、下が母音字というふうに分かれています。そしてすべての文字が、点を除いて一筆書きできるようになっています。&lt;br&gt;
　その二つのグループ分けを見比べてみて、何か発見はありませんか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　分かった方も多いかと思います。正解発表といきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　実はエトゥレ語の文字、『書き始めと書き終わりに書いてある丸の高さが揃っている』という特徴があります。&lt;br&gt;
　加えて、『子音字はすべて高いほうに、母音字はすべて低いほうに揃っている』ということも言えます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　つまりこれがどういうことかと言いますと、子音が連続したとき、一文字目の書き終わりと二文字目と書き始めの位置が同じで、繋がるということになります。もちろん母音でも同じです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これにより、「書き始め・終わり〇が上にあるからこの文字は子音か」と一目見て分かるほかに、連続する子音/母音は文字も連結させることができる、ということになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんだか英語の筆記体みたい？なんちゃって。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　とにもかくにも、これで文字の作成とオリジナリティの封入が完了しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　要はこれで『音素』の作成が終わったということになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そして同時に、『音節』も作成完了と言ってもよいでしょう。&lt;br&gt;
なぜなら音節は子音と母音でできているがゆえ、わざわざ一つずつ「uと書けば『う』、seと書けば『せ』と読みます。そして～……」なんて説明しなくとも、普通のローマ字の感覚で音節も作れてしまうからです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、言語の単位『音素』『音節』をクリアすることができました。ユーディディト！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  おわりに
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　いかがでしたでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前回は結構ガッツリ中学国語文法の復習！って感じの記事になってしまったので、今回は思い切り創作言語の"創作"部分について深くご紹介してきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　少しでも興味を持っていただけていたなら幸いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次の記事では『音素』から一段階グレードアップした単位である『単語』を作成していきたいと思います。&lt;br&gt;
　どんなユニークが言葉が生まれてくるのか、ぜひワクワクしながらお待ちください！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　また、この記事を見て「言語ってオモシロ！」と思ってくだされば、私としても嬉しい限りです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、2023年最後の創作言語語りでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ここまで読んでいただきありがとうございます！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それではまた、次の記事で。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

</description>
    </item>
    <item>
      <title>コトバには単位があるらしい</title>
      <dc:creator>Paku</dc:creator>
      <pubDate>Thu, 28 Dec 2023 13:17:28 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/paku/%E3%82%B3%E3%83%88%E3%83%90%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%8D%98%E4%BD%8D%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84-3bc</link>
      <guid>https://migdal.jp/paku/%E3%82%B3%E3%83%88%E3%83%90%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%8D%98%E4%BD%8D%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84-3bc</guid>
      <description>&lt;p&gt;　おはようございます。pakuです。&lt;br&gt;
　執筆をスタートしてから今日で2記事となります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今回の記事では、私が言語を作る上で絶対に必要な要素、『言語の単位』について解説していきます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前記事『ごあいさつ』を読んでくださった方はよりいっそう、読んでいない方でも楽しめるよう、今回の記事でも話題を広げていきたいと思います。&lt;br&gt;
　最後まで読んでいただけると幸いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  中1の『文法』という授業にて
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　私の通っていた中学校では、一年生と二年生の間だけ、国語の授業とは別に『文法』という授業がありました。&lt;br&gt;
　みなさんの中にもそういう授業を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　普段何気なく使っている動詞の活用、形容詞と形容動詞の判別、自立語と付属語という細分化など、様々な小難しい話をされたのを覚えています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな中で、私が特に印象に残っている授業シーンが一つ。&lt;br&gt;
　それは、日本語という言語の&lt;strong&gt;『単位』&lt;/strong&gt;を覚える授業でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その授業では丸一時間通して、次のことを覚えさせられました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『文章』『段落』『文』『文節』『単語』&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　という、5つの言葉の羅列です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その授業、ひいては次の授業に至るまで、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ブンショウ　ダンラク　ブン　ブンセツ　タンゴ！！！！&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と延々と復唱したのを覚えています(笑)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もしかしたら同じような授業を受けた方もいらっしゃるのかな？と思いますが、やっぱり印象的ですよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　じゃあこの羅列は一体何を表していたのか、それを一度ここで考えてみましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  用語じゃなくて『単位』なの？
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　先程も申し上げた通り、これら5つは『日本語の&lt;strong&gt;単位&lt;/strong&gt;』です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　単位といえば、m(メートル)とかkg(キログラム)とか、数学や物理なんかで重宝されるイメージがありますよね。&lt;br&gt;
　「それが国語に出てくるの…？」「文法用語とかじゃなくて『単位』なの？」と、私は思いました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ですがよく考えてみると、単位と言っても申し分ないことに気づきます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これらの頭に『一』という数字をくっつけてみると……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一文章、一段落、一文、一文節、一単語&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　どれも日常生活、あるいは国語で聞いたことのある数え方です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一文、一単語なんかはよく使いますよね。&lt;br&gt;
　小説でも「ここの一文が好きなんだよ〜」とか、「一単語一単語に作者の語彙力が感じられる」とか言います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一段落(いちだんらく)に及んでは、異音語で『一段落(ひとだんらく)』という言葉もあります。ここでの用法とはまた少し異なりますが、一という数詞がくっついても違和感がないのは間違いありません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　文節というのはあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、後述する『文節』というものの定義を見ればきっと単位であることが分かるでしょう。『文章』も然りです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　よってこれらが単位として機能することを確かめられました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それでは次は、そもそも文節が何を指しているのか、文と文章って何が違うのか、そういう定義的な話をしていきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  どういう意味なの？
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　今回は日本語のとある文章を例として説明していきます。&lt;/p&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;————————————————————&lt;br&gt;
　私たちの住む地球が二酸化炭素の脅威によって滅亡の危機に晒されている、という文献をよく目にします。ですが、文献の言うことがいつも正しいとは限りません。それが事実が否かは、私たちの目で確かめる必要があるからです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そもそも現在の地球は、百年前と比べてどう進化、あるいは退化したのでしょうか。二酸化炭素による侵攻が年単位で漸進しているのだとしたら、現在の地球は百年前より豊かであってはなりません。草木はおろか、人も元気を消衰させていなければ、温暖化によるマイナスな影響に説明が付かないからです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ですが、現在の地球が百年前よりも劣っているということを私たちが肌で実感する機会はそう多くありません。それは、百年前よりも進化しており、かつその進化する速度が温暖化の進行速度よりも速いものがあるからと言えるでしょう。それは、世界を豊かに、便利に、グローバルにしていくもの。私たちはそれを『科学技術』と呼びます。&lt;br&gt;
————————————————————&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;　非常に長いですね。ちなみにこれは私が書きました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さて。これについて、言語の単位の正体を解明していきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まず、上の長ったらしい日本語たち。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ダッシュで囲われた引用部分&lt;strong&gt;すべて&lt;/strong&gt;のことを、&lt;strong&gt;『文章』&lt;/strong&gt;と呼びます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まあ、常識といえば常識ですね。&lt;br&gt;
　小説で評論文でも、本のページを開いた中に連ねられているものを総括した名前が『文章』。&lt;br&gt;
　もちろんこれは私たちが当然のように使う言葉です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　書かれている文字列が長ければ長いほど『文章が長い』と言いますし、長さの絶対値を表した言葉に『文章量』なんてものもあります。&lt;br&gt;
　とても身近な存在だということは直感的に分かっていただけたことでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次に、この文章の&lt;strong&gt;改行・文頭の空白で仕切られているまとまり&lt;/strong&gt;について説明していきます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　具体的には『私たちの住む～』から『～必要があるからです。』だったり、『そもそも現在の地球は～』から『説明が付かないからです。』だったり。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これらのことを、&lt;strong&gt;『段落』&lt;/strong&gt;と呼びます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「文章の中で話題や考え方が移るときに使用される」という特徴があるそうですが、確かに上の文章でもそういった使われ方がされていますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そういえば、中学の現代国語で、段落の文頭空白にチェックを入れて、学習している文章が何段落に分かれているか確かめるみたいな授業がありました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それで言うと、上記の文章は『3つの段落に分かれている』と言えます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　あるいは、『3つの段落で1つの文章が作られている』ということもできますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次はもっとシンプルな説明。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　『。(句点)』から『。(句点)』までの、まとまった内容を示す一続きの言葉。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「私たちはそれを『科学技術』と呼びます。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんかもそう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これのことを、&lt;strong&gt;『文』&lt;/strong&gt;と呼びます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　言われなくても分かってるわい！と言いたくなる気持ちは分かりますが、実は日本人は「文と文章の使い分け」が苦手なんだそう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そもそも文と文章の細分化をする文化も日本特有だそうで、英語では一口に"sentence"と言ってしまえば、文も文章も表してしまうのだとか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ただ、だからと言って無駄に難しく小分けにして覚える必要もありません。&lt;br&gt;
　ここで覚えて帰ってほしいのは、例えば「吾輩は猫である。」という&lt;strong&gt;一節&lt;/strong&gt;は『文』で、『吾輩は猫である』という&lt;strong&gt;作品そのもの&lt;/strong&gt;は『文章』だよ、的なことです。&lt;br&gt;
　そういうニュアンスさえ掴んでくださればOK！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次から少し難しくなります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　先ほどの文の引用を使って説明しましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「私たちはそれを『科学技術』と呼びます。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これは『文』。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ではこれを、&lt;strong&gt;意味が不自然でなく通る限界&lt;/strong&gt;まで切り分けてみます。ここでは『/(スラッシュ)』で区切ることにします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　えいっ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「私たちは/それを/『科学技術』と/呼びます。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんかこの操作、懐かしい感じしませんか？？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こうして分けられた『私たちは』『それを』という、不自然なく意味が理解できる範囲で限界まで短くした部分。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これらのことを&lt;strong&gt;『文節』&lt;/strong&gt;と呼びます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一つ前の章で「文節も数えられる」と言いましたが、これを見れば一目瞭然ですね。&lt;br&gt;
　示した一文は『私たちは』『それを』『『科学技術』と』『呼びます』という&lt;strong&gt;4つ&lt;/strong&gt;の文節からなっています。もっと長い文であればそれに応じて文節の数も増えるでしょう。&lt;br&gt;
　それだけ文節における個数は重要な要素だと言えます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　また、そんな文節という概念ですが、他とは異なる特徴として『日本語以外に観測されにくい』ということが挙げられます。&lt;br&gt;
　英語や中国語なんかでは、後に紹介する『単語』と一緒くたにされることが多いようです。それを理由付けるのは、日本語にのみ存在する「て」「に」「を」「は」などを例とする『助詞』という付属語で……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と、難しい話はここまでにして、『文節』が何かという輪郭が掴めたところで、次に行きましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「私たちは/それを/『科学技術』と/呼びます。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これは『文節』ごとに分けられた『文』です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　最後はこれを、&lt;strong&gt;言葉そのものの意味が消失しない限界&lt;/strong&gt;まで小さく分けていきます。この際、分けられた後に残ったまとまりにおける単体での不自然さは問いません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　えいっ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「私たち/は/それ/を/『科学技術』/と/呼び/ます。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　文節分けとは異なり、「は」「を」「と」「ます」など、それだけではメッセージ性を持たない言葉が生まれてきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　このように、意味のひとまとまりを示し、構文上の働きを持つ最小の単位を&lt;strong&gt;『単語』&lt;/strong&gt;と呼びます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もちろん『paku』という私の名前も、あなたの名前も一つの単語ですし、『私』『あなた』という語も単語です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　つまり、この世にくまなく遍満存在しているということ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ちなみにですが、この記事のこの文より上の文章の中に存在する単語数は、合計で2658個です。凄まじい。&lt;br&gt;
　対して文の数は97個、段落の数(ここでは文頭に空白があるまとまり)は94個だそうです。比較してみると単語の単位としての小ささが分かりますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  5つの単位の特徴
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　さて、単位の紹介が終わったところで、そろそろ応用的な話もしていきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みなさんにお聞きします。&lt;br&gt;
　1mm、1cm、1m。これらで最も小さいのはどれですか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　はい。もちろん1mmですね。&lt;br&gt;
その次は1cm、最も大きいのが1mです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　同じ1という数字が付いているのに1mmが1cmより小さい、よく考えたら不思議な話です。ではどうして、私達は直感的に「1mmのほうが1cmより小さい！」と思えたのでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それはズバリ、数字ではなく&lt;strong&gt;単位に大小があるから&lt;/strong&gt;です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　数学的な定義に基づくと、10mmで1cm、100cmで1mを表します。つまり、&lt;strong&gt;mmはcmより10倍小さく&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;cmはmより100倍小さい&lt;/strong&gt;と言えるということです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それと同時に、自分より小さい単位が複数集まることで、自分の単位や、あるいは自分より大きい単位にグレードアップするということも言えましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今までは長さの単位を例に挙げていましたが、これは言語の単位でも同じことが言えてしまいます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　単語が複数集まって文節ができる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　文節が複数集まって文ができる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　文が複数集まって段落ができる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　段落が複数集まって文章ができる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　どうでしょうか？これもmmからcmにグレードアップするみたいに、順番に単位が次のものに更新されていっていますよね。&lt;br&gt;
　言語における『単位』という概念が精緻であること、分かっていただけましたでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  創作言語に単位を応用！
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　忘れていましたが、この記事は私の創作言語について語る記事でした。てっきり文法の解説書を作っているのかと勘違いしてしまっておりました……(？？？)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、満を持して創作言語に『単位』という設定を当てはめてやりましょう！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　日本語における『単位』の5つを扱うにあたって、注意しなければいけないことが一つ。&lt;br&gt;
　それは、『文節』の処遇についてです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前述した通り、5つの単位の中で唯一他言語に観測されづらいのが『文節』。比較的会得の簡単な英語にも、その存在はありません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前記事である『ごあいさつ』を読んでくださった方は分かると思いますが、私の創作する言語『エトゥレ語』は、日本語よりも圧倒的に簡単なものとなります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ですのでここは思い切って、『文節』は存在しないことにしましょう！削除！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、エトゥレ語は『文章』『段落』『文』『単語』の4つの単位で構成することとします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　Q.言語を作るとき、最もはじめに作るべきものは、4つの単位のうちどれでしょう？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と聞かれたら、たとえあなたが言語作家でなかったとしてもこう答えるでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　『単語』と。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一つ前の章で私が強調したことは、単語という単位の小ささです。文や段落とは桁が違うことを確かめましたね。&lt;br&gt;
　ですから、最も小さな単位の『単語』から作成を始めるのは無難で最適解であると言えるでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……もし、単位が&lt;strong&gt;4つだけなら&lt;/strong&gt;ね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　実はこれまで「日本語にある言語の単位は5つだよ〜」と言ってきました。ですが、本当は違うのです。&lt;br&gt;
　確かに私が授業で教わったのは5つだけ。それは、普通は5つだけ知っていればいいからです。&lt;br&gt;
　でもそれよりも、もーーーーーーーっと大切で、もーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと小さな単位があります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「まだあんのかよ！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と思ったあなた。すみません。まだあります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんなあなたのために、ずばり言いましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　単語より小さい単位、それは、&lt;strong&gt;『音節』&lt;/strong&gt;です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　たとえばこう。「私」という単語があります。&lt;br&gt;
　これを音節で分けるとこうなります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「わ/た/し」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みなさんお察しがついた頃と思います。&lt;br&gt;
　音節の定義はざっくり言うと、&lt;strong&gt;五十音に分類できる限界&lt;/strong&gt;まで切り分けたもの。要するに、言葉の持つ意味を消してでも分けたもの、ということです。味も素っ気もないっすね笑&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　では、言語を作るなら『音節』から、ということですか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……いや、まだ分けます。まだ小さくできます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「まだやるのかよ！いい加減にしろよ！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と思ったそこのあなた。ごめんなさい、まだやります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ここでは「わ/た/し」という音節を例にしてみます。&lt;br&gt;
「わ/た/し」を&lt;strong&gt;音としてこれ以上分解することができない限界&lt;/strong&gt;まで分けてみます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　するとどうでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「w/a/t/a/s/i」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　アルファベットのローマ字になってしまいました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こうした発音として存在できる(逆に言えば、これ以上分けると音じゃなくなってしまう)最小単位のことを、&lt;strong&gt;『音素』&lt;/strong&gt;といいます。&lt;br&gt;
　読んで字の如く、音の素。言語もとい発音の、&lt;strong&gt;絶対にこれ以上は先がない単位&lt;/strong&gt;を意味します。&lt;br&gt;
　先に言っておきますが、ここまで「もう分けられない」と明言しているので、音素より小さな単位は存在しません。よかったね！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「ちょっと内容が多すぎてよく分からなかった……」&lt;br&gt;
という方もいらっしゃるかもしれません。おさらいも兼ねて、音素についてもうちょっと説明を深めていきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　音素をもっと分かりやすく説明すると、aとかbとかそういうやつです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　分かりやすいでしょう？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　aと書けば「あ」、kとiを並べれば「き」、sとuを並べれば「す」。めちゃくちゃ根本的な話になりましたね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ただ根本的だからこそ、aやkやsなんかが存在しなければ、文どころか単語も作れないということになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、およそ5000字かけてようやく結論が出ました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;「言語を作るなら、初めは音素から作ったほうがよい！」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……当たり前じゃね？と、ぶっちゃけ思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こんなちまちま解説する必要あったかな……と……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……いや！読者さんの勉強になればそれでヨシ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、ここまで解説したことを踏まえ、次作からは『エトゥレ語の音素と文字』について詳しく解説していこうと思います！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ここまで読んでいただいてありがとうございました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それではまた次の記事で。&lt;/p&gt;

</description>
    </item>
    <item>
      <title>ごあいさつ</title>
      <dc:creator>Paku</dc:creator>
      <pubDate>Wed, 27 Dec 2023 06:17:27 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/paku/%E3%81%94%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%A4-o89</link>
      <guid>https://migdal.jp/paku/%E3%81%94%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%A4-o89</guid>
      <description>&lt;h1&gt;
  
  
  はじめまして、pakuと申します
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　今日からこちらのサイトmigdalにて、私の作る創作言語について様々なことを発信していきたいと思います！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今回ははじめましてということで、軽く自己紹介を含めた創作言語の紹介をいたします。ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;※自己紹介は軽く読み飛ばしていただいても構いません◎&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  自己紹介
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　私pakuは、現在(2023年)は高校一年生で作家をしている者です。&lt;br&gt;
　主に小説や舞台脚本を執筆していて、その一環として言語創作にも手を出してみよう！と思い、作成に踏み切るに至りました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私には四つ上の姉がおりまして、彼女はつい最近留学から帰ってきた準帰国子女です。そのため家庭内でも英語に触れる機会が多く、本質的なところにも興味を持ちました。&lt;br&gt;
　もちろん私も英語のすべてを知っているわけではありません。得意教科であることは間違いありませんが、ネイティブのように話すことができるわけではないということも事実です。&lt;br&gt;
　それも含めて、私が言語という一種のコンテンツを楽しめるように、創作言語には力を注いでいきたいと思っています！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さて。私は言語を作る上でこれだけは大切にしたいということがあります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それは、&lt;strong&gt;『楽しんでやる』&lt;/strong&gt;ということ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　言語というのは非常に複雑で、かつ厳格なルールに則って情報の媒体という役割をこなす存在です。&lt;br&gt;
　ですが、私たちが普段日本語を話すときに、「この語は副詞節だから文のここに持ってきて…」と考えているわけではありません。きっと日本語に関わらず、英語でもネイティブの会話の中の文法構築はほぼ無意識でしょう。&lt;br&gt;
　私の作る言語もいずれはそうなるべきだと思いました。感覚とパッションの中に、ちょこっとルールがある。そんな感じでいいのでは？と。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　というわけで、私の創作言語において『連鎖関係代名詞』やら『三人称単数現在形』やら、そんな小難しいことは一発で&lt;strong&gt;ポイ&lt;/strong&gt;します！！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もしかしたら、上記した私のイデオロギーは他の言語作家さんには解せないものとなるかもしれません。私もそれは重々承知でございます。&lt;br&gt;
　それでも、親しみやすさ、楽しさを何より貴重とし、言語の基調とする…それは曲げずにやっていこうと思います。&lt;br&gt;
　何卒よろしくお願いします（o_ _)ｏ））&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  創作言語『エトゥレ語』の紹介
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　それではこちらの記事での本題、&lt;strong&gt;創作言語の正体&lt;/strong&gt;を発表させていただきます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それはズバリ、&lt;strong&gt;『エトゥレ語』&lt;/strong&gt;です！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まあ固有名詞なのでご存じの方はいらっしゃらないと思います。&lt;br&gt;
ご安心を、私が一から百二十までご説明いたします（&lt;em&gt;´∀｀&lt;/em&gt;）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　『エトゥレ語』とは、私を著作者とする完全オリジナルの言語。&lt;br&gt;
子音14字、母音4字、計18字分の音素と記号を持った小規模な言語体系です。&lt;br&gt;
「…え、少なくない？」と思った方。まさにその通り。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この言語の最たる特徴は、文字の少なさにあります。&lt;br&gt;
そもそもこの言語が発足した当時の文字数は、なんと11字。今になって少し増えたというわけですね。その理由を、かるーーー説明いたしましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みなさん、一度『T』の発音をしてみてください。&lt;br&gt;
「ティー」と読むのではなく、「トゥ」みたいなやつ。子音の音として無声音で、舌先を弾けさせるみたいな発音ですね。小学校か中学校の英語の授業で似たようなことしませんでしたか？その頃を思い出して、どうぞ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　はい。では次は『D』の発音もお願いします。&lt;br&gt;
今度は「トゥ」じゃなくて「ドゥ」になりましたね。そのため無声音から有声音になったと思います。できましたか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　最後は、『L』の発音をどうぞ。&lt;br&gt;
Rの発音ではないので、無理に巻き舌にしなくて結構です。&lt;br&gt;
先の二つと違って「ルッ」みたいになれば正解です〇&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ありがとうございました。&lt;br&gt;
して、みなさん。この三つの発音をしてみて、何か気付いたことはありませんか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　……そうですね、舌の位置がほぼ同じですね！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「トゥ」を少し変えれば「ドゥ」にも「ルッ」にもなりますね。&lt;br&gt;
　ということは、これらの三つは大雑把に&lt;strong&gt;『ほぼおんなじ！』&lt;/strong&gt;と言えちゃうわけです。厳密には全然違うそうですが、同じと扱う人は少なくありません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　例えば、英語の&lt;strong&gt;"water"&lt;/strong&gt;。そのまま読んだら「ウォーター」ですよね。&lt;br&gt;
ですがこれを英語のネイティブスピーカーが発音すると……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;strong&gt;「ワーラー」&lt;/strong&gt;みたいになりますよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これも言ってしまえばwaterのtがlに勝手に変換されちゃってるだけなんすよ！&lt;br&gt;
　それはなぜか？&lt;strong&gt;『舌の位置がほぼ同じだから』&lt;/strong&gt;です！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それを踏まえた上で、エトゥレ語を見てみましょう。&lt;br&gt;
エトゥレ語では、Tを表す文字は以下のように書きます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://migdal.jp/uploads/articles/snqph3j6e9fx90us1ogn.png" class="article-body-image-wrapper"&gt;&lt;img src="https://migdal.jp/uploads/articles/snqph3j6e9fx90us1ogn.png" alt="Image description" width="200" height="217"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;対してDを表す文字はこう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://migdal.jp/uploads/articles/99wtnuxa9phx46lljvix.png" class="article-body-image-wrapper"&gt;&lt;img src="https://migdal.jp/uploads/articles/99wtnuxa9phx46lljvix.png" alt="Image description" width="200" height="217"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Tはこう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://migdal.jp/uploads/articles/3moot2088zugjr7wh4zj.png" class="article-body-image-wrapper"&gt;&lt;img src="https://migdal.jp/uploads/articles/3moot2088zugjr7wh4zj.png" alt="Image description" width="200" height="217"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　見比べてみて分かる通り、文字そのものの形状が一致していて、点が増えているだけですね。&lt;br&gt;
　つまりエトゥレ語においては、『同じ舌の位置に来る文字は点で違いを表す』という表記の仕方をします。&lt;br&gt;
　前述にて「元は11字しかなかった」と申し上げたのは、Tの音が誕生してからD、Lが派生したからなんですね。&lt;br&gt;
　他にも、PからBが派生したり、SからZが派生したり、KからGが派生したり、etc……&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　どうです、表音文字と発音の関連性一つとっても、まあまあ面白いでしょう。&lt;br&gt;
　私はこういった発音の類似性のようなものを英語で発掘して、そこから「じゃあ自分の言語ではグループ分けしてやろう！」と思い立ったのです。&lt;br&gt;
　共感していただける方がいたら結構盛り上がると思います|дﾟ)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんなユニークな言語、エトゥレ語。&lt;br&gt;
まず『エトゥレ』って何だよ、ということもついでにお話ししておきます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そもそもエトゥレ語という固有名詞は私発祥の言葉ではございません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;というのも、私はずっと創作言語を作成している間は、この言語を『創作言語』という名称で呼んでいました。要は、タイトルが思い浮かばなかったということです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんなとき、創作言語界隈でとある人と知り合い、成り行きで言語の名前を考えていただくようお願いしてみました。&lt;br&gt;
　結果、「舌先で発音するT音とL音を入れた『エトゥレ』という単語を『舌』という意味の語として、転じて言語の名前にもなったという設定にしよう」と、それはまあ詳細に考えてくださいました。&lt;br&gt;
　そんなこんなで、今はこの言語を代表するよきタイトルとして多用させていただいております。大感謝！！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　他にも、『文字は右から左に横書きするルール』だとか、『助動詞は文頭に置く』だとか、『時間や感情をすべて距離で表す文化』だとか、エトゥレ語の魅力はまだまだたくさんあります。&lt;br&gt;
　ですがさすがに、ここですべてを説明しきることはかないません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もし気になる方がいらっしゃいましたら、これから定期的に更新する記事にてそちらも触れていきますので、そちらをご覧ください！&lt;br&gt;
　もちろん文法の解説や単語の複合なんかも記事にまとめていきますので、「本気でエトゥレ語を極めたいんじゃあ！」という方はじっくり読み込んでいただければと思います(⌒∇⌒)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊&lt;br&gt;
＊&lt;br&gt;
＊&lt;/p&gt;

&lt;h1&gt;
  
  
  最後に
&lt;/h1&gt;

&lt;p&gt;　本記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　いかがでしたか？&lt;br&gt;
正直このサイトで投稿する内容か…？というくらい個人ブログじみた文章になってしまいましたが、そのあたりはご寛恕ください(笑)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　実のところ、この創作言語を作成しはじめたのは今からおよそ一、二か月ほど前。つまりそれくらい経過しているということです。&lt;br&gt;
　それゆえ既にたくさんの単語が生まれ、文法や言語の背景にある文化など様々なことが構築されていっています。&lt;br&gt;
　これからの記事では、それを軌跡として残すように、あるいはメモとして未来の自分が忘れないように、事細かに記していくつもりです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ぜひ私含めエトゥレ語の進化を見守っていただければ幸いです！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それではまた次の記事で。&lt;/p&gt;

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    </item>
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