<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/">
  <channel>
    <title>Migdal: さなすの</title>
    <description>The latest articles on Migdal by さなすの (@sanasuno).</description>
    <link>https://migdal.jp/sanasuno</link>
    <image>
      <url>https://migdal.jp/uploads/user/profile_image/56/e2769932-c30c-4172-ade6-c9aa88f5eb91.png</url>
      <title>Migdal: さなすの</title>
      <link>https://migdal.jp/sanasuno</link>
    </image>
    <atom:link rel="self" type="application/rss+xml" href="https://migdal.jp/feed/sanasuno"/>
    <language>en</language>
    <item>
      <title>色繋語（人工言語コンペ第13回用作品）</title>
      <dc:creator>さなすの</dc:creator>
      <pubDate>Fri, 21 Nov 2025 11:02:47 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/sanasuno/%E8%89%B2%E7%B9%8B%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A%E7%AC%AC-13-%E5%9B%9E%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-5fml</link>
      <guid>https://migdal.jp/sanasuno/%E8%89%B2%E7%B9%8B%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A%E7%AC%AC-13-%E5%9B%9E%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-5fml</guid>
      <description>&lt;h2&gt;
  
  
  0. はじめに
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;本記事は2025年秋（第13回）人工言語コンペ参加作品です。&lt;br&gt;
今回のお題は「独自の表意文字を使う言語」です。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  1. 基本方針
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;まず、今回は文字に着目したお題ということで、発音を一切持たない書記言語にします。こうすることで音声の制約から脱し、音韻関係を考える手間も省けます。&lt;br&gt;
さて、せっかく音声から脱したのだから、それを活かしたものにしたいところです。&lt;br&gt;
第8回大会のお題が「線条性に抗った言語」でしたが、音声言語の場合は発話自体に時間的流れが存在するため、どうしても線条性が生じてしまいます。しかし、書記言語ならこれを無視できるのではないかと考え、この方向で進めることにしました（実際、この時提出された作品は書記言語ばかりでした）。&lt;br&gt;
この時提出された作品である &lt;a href="https://migdal.jp/ameagari_fuhto/falita-%E8%AA%9E%E7%AC%AC-8-%E5%9B%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A-25kd"&gt;Falīta語&lt;/a&gt; および &lt;a href="https://migdal.jp/fruksha_bidima/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A-%E7%AC%AC-8-%E5%9B%9E-%E6%8F%90%E5%87%BA%E4%BD%9C%E5%93%81-1fig"&gt;ジュウロク語&lt;/a&gt; を参考に、2つを組み合わせ、より発展させた形式の言語、色繋語を作りました。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  2. 文字構造
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;色繋語で使用する文字である色繋文字は、以下の画像のような、4つの領域を持つ構造をしています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://migdal.jp/uploads/articles/lsfphh87srghcsskiz0m.png" class="article-body-image-wrapper"&gt;&lt;img src="https://migdal.jp/uploads/articles/lsfphh87srghcsskiz0m.png" alt="Image description" width="1280" height="720"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;中心にある領域は語幹領域と呼び、その単語の意味を表す部分です。&lt;br&gt;
語幹領域の上側の部分は接辞領域と呼び、数・相・時制・その他さまざまな文法的機能を示す領域です。&lt;br&gt;
語幹領域の左側および下側の部分は被接続領域と呼び、その単語に接続する単語の形式や、どのような修飾を受けるかを示す領域です。&lt;br&gt;
語幹領域の右側の部分は接続領域と呼び、その単語がどの単語に接続・修飾するか、どのように接続・修飾するかを示す領域です。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  3. 修飾・接続関係
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;色繋語の最大の特徴は、各単語が色を持ち、それにより修飾・接続関係が示されることです。&lt;br&gt;
たとえば、以下は「大きい車が速く走る」という意味の文です。各単語は、左からそれぞれ「大きい」「車」「速い」「走る」という意味です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://migdal.jp/uploads/articles/m3et0yklb0eic12qpb8u.png" class="article-body-image-wrapper"&gt;&lt;img src="https://migdal.jp/uploads/articles/m3et0yklb0eic12qpb8u.png" alt="Image description" width="1280" height="720"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;見てみると、各単語の接続領域のみ、他の領域と違う色がついていますね。色繋語では、単語Aの接続領域の色と単語Bの語幹・接辞・被接続領域の色が一致するとき、単語Aは単語Bに接続していることを表します。&lt;br&gt;
左の2文字を見てみましょう。「大きい」の接続領域の色は青色、「車」の語幹・接辞・被接続領域の色も青色です。このことから、「大きい」が「車」に接続している事がわかります。&lt;br&gt;
さらに、「大きい」の接続領域にある図形と「車」の被接続領域にある図形（★）を見ると、形も一致しています。この形は「大小」を示す図形で、「大きい」がどのように「車」に接続するかを示しています。今回の場合、「大きい」という語は「車」の大きさを示す単語として接続していることを表しています。&lt;br&gt;
今度は「車」の接続領域を見てみましょう。今度は黒色で、先程とは別の図形（●）があります。これは、この単語が主格であることを示す図形です。「走る」の被接続領域を見ると、同じ図形があります。色も黒色です。つまり、「走る」の主語が「車」であることがわかります。ちなみに、「車」の接辞領域にある図形（◆）は、「車である」を「車」に名詞化する役割があります。&lt;br&gt;
「速い」についても同様です。接続領域に「速度」を表す黒色の図形（▼）があるので、これは「走る」の速度を説明する単語として接続することがわかります。&lt;br&gt;
また、各単語の接辞・接続・被接続領域のうち、全体に一本の線が引かれているものがあります。これは、この領域に当てはまるものがない、という意味を表しています。字形を整えるのが目的です。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  4. 述語
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;色繋語の文は、必ず述語を一つだけ持ちます。述語はその文の中心になる単語です。&lt;br&gt;
述語の接続領域には何も書かれません（正確には、何もないことを示す1本の線を引きます）。逆に言えば、接続領域に何も無い単語がその文での述語になります。&lt;br&gt;
述語の定義としては「接続領域に何も無いこと」なのですが、文中で述語を目立たせるため、以下のようにするのが通例となっています。&lt;/p&gt;

&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;述語は黒色（黒背景などで見にくい場合は白色）にする&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;述語以外の単語の色の選択は黒（白）以外なら自由に選択して良い。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;述語の被接続領域は下側の部分に書く。述語に接続する単語がない場合、一本の線を引く。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;述語以外の単語は、被接続領域は基本的に左側を使用し、下側は使用しない。下側には線も引かない。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;

&lt;p&gt;被接続領域には左側と下側の領域がありましたね。特に横書きの場合、述語だけ下側の領域を記述することで、述語がわかりやすくなります。基本的に下側領域を使うのは述語だけですが、長くて複雑な文の場合、主語や目的語など、文の中心に近い単語も下側領域を使うことで文構造をわかりやすく示すことができます。&lt;br&gt;
また、述語ももちろん左側の領域を使用でき、例えば主語や目的語の存在を示す図形を下側に、述語を直接修飾する副詞などは左側に書く、などすれば理解しやすくなるでしょう。なお、「よく晴れている」などのように、主語や目的語などを持たないが、述語を修飾する部分がある場合には、述語の左側の被接続領域を使い、下側の被接続領域には線を引くことができます。&lt;br&gt;
なお、縦書きの場合は下側と左側を入れ替えることで、同じように述語を目立たせることができます。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  5. 複文
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;一つの文に述語は必ず一つだけです。それでは、複文の表現はどうするのでしょうか。&lt;br&gt;
並列節の場合、並列を示す専用の単語を述語として用います。「私は食べ、飲む」という文では、以下のようになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://migdal.jp/uploads/articles/nzv7ckj6c6wsopl7huyt.png" class="article-body-image-wrapper"&gt;&lt;img src="https://migdal.jp/uploads/articles/nzv7ckj6c6wsopl7huyt.png" alt="Image description" width="1280" height="720"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、2つの節で主語が異なる場合、「私は食べ、あなたは飲む」のような例では以下のようになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://migdal.jp/uploads/articles/ee68qwxs228yii2o5ukl.png" class="article-body-image-wrapper"&gt;&lt;img src="https://migdal.jp/uploads/articles/ee68qwxs228yii2o5ukl.png" alt="Image description" width="1280" height="720"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「私」が「食べる」に、「あなた」が「飲む」に接続していますね。どちらも主格なので、接続する図形の形状は同じですが、色が違うのでどちらがどちらに接続するのかがわかるようになっています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;従属節の場合はもっと単純です。以下は、「私は彼にあなたがすることを言う」という文です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href="https://migdal.jp/uploads/articles/7pjlyqaid7tu4njzy4t7.png" class="article-body-image-wrapper"&gt;&lt;img src="https://migdal.jp/uploads/articles/7pjlyqaid7tu4njzy4t7.png" alt="Image description" width="1280" height="720"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「する」という単語が、「言う」という単語に接続されていますね。この文では「私」「あなた」という2つの単語が主格になっていますが、どちらも色が違うので簡単に接続を見分けられます。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  6. 語順
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;ここまでの仕様から分かる通り、語順は意味に一切影響しません。一つの文に含まれるすべての単語をランダムに並び替えたとしても、全く同じ意味を表します。つまり、完全に語順が自由な言語であると言うことができます。&lt;br&gt;
語順が自由な言語によくある、語形変化によって役割や修飾先を示すため、同じ語形変化をする語が複数あるとき、一意に解釈が定まらないということは起こりません。なぜなら色は連続量であり、いくらでも種類を増やせるので、理論上色被りが起きないからです（人間の認識できる範囲、という制限はありますが）。&lt;br&gt;
これを活かして、例えば非常に複雑な構造の文では、まず述語、そして主語や目的語といった文の中心になる語を並べ、その後にその主語や目的語を修飾する語を並べる…という風に整理することで、文の構造がわかりやすく書けます。&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語コンペ</category>
    </item>
    <item>
      <title>ホードェレッツァ語（人工言語コンペ　第10回用作品）</title>
      <dc:creator>さなすの</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 16 Feb 2025 10:59:18 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/sanasuno/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A-%E7%AC%AC-10-%E5%9B%9E%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-26m7</link>
      <guid>https://migdal.jp/sanasuno/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A-%E7%AC%AC-10-%E5%9B%9E%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-26m7</guid>
      <description>&lt;h2&gt;
  
  
  お題
&lt;/h2&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;p&gt;邪神、悪魔、亡霊、悪鬼…この世に存在する邪悪な者たち。&lt;br&gt;
その邪悪な存在と交信し、召喚するのに使われるのはある特別な言語。&lt;br&gt;
さて、それはどんな言語でしょうか？邪悪な存在に関する神話や伝説の体系と、交信や呪文に使われる言語を作り解説してください。&lt;br&gt;
ただし、もし「本物」を召喚してしまった場合は自己責任となりますのでご注意を…&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  設定
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;これは、架空世界「ハツプ・リラ」内の、ハラーバという国で活動していた、ヘザロッツェという組織の調査で発見された言語と思わしきものである。&lt;br&gt;
ヘザロッツェは、世界の創造神に抗うことを教義とする異端宗教をもとにして生まれた集団であり、いわゆる「悪魔」と呼ばれる存在へ働きかけ、その力を操ろうとしていたようである。「悪魔」とは、その正体ははっきりとしていないが、ハツプ・リラ内のエネルギー循環システム「リレヘット」を悪用した、高度なエネルギーの集合であるという見方が大勢である。&lt;br&gt;
ヘザロッツェは、知的生命体の思考に応じてエネルギーの在り方が定まるというリレヘットの仕組みを利用し、国内外から集めた天才学者たちを洗脳し、危険で、しかし莫大なエネルギーを得ようとしていたようである。&lt;br&gt;
このエネルギーを直接扱うのはあまりに危険であるため、ヘザロッツェは毎回使い捨ての人工言語を言語学者に作らせ、それを使って思考させることで安全を確保しつつ、かつ一般的な言語からかけ離れた思考によって、人間の手の届かない領域に至ろうとしていたようである。&lt;br&gt;
この人工言語たちは、考案した学者にしか理解できず、またその学者たちは都度処分されていたため、その全貌を窺うのは難しい。しかし、ヘザロッツェのある拠点が捜査されたとき、一人の（すでに狂った）学者が保護された。この学者は人工言語を考案した直後だったようで、その言語で思考して完全に汚染される前に話を聞くことができた。以下は、その学者が語った内容をまとめたものである。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  文法
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;これは真の世界へたどり着くための道筋であり、その先で我々は全く異なる姿かたち、そして思考を手に入れる。その言語――彼は「フゥアイ」と呼んだ――では、全体は騒攻、集翌、常実によって構成される。騒攻とは私が真の世界と繋がる黒い糸であり、集翌とは真の世界の広い殻であり、常実とは原初の闇、全ての集合であり原点である。頭には海の泣き声が、尻には雲の叫び声が現れる。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  単語
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;全ての思考は金の目を持つ。金の目から「イ・ポメヴェール」（意味不明、ヘザロッツェの用語と思われる）を通って常実へ結びつく。単語？　無用だ。我々は全となる。概念を区切るような、非連続的なものは不要である。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  結論
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;この学者は、自身が作ったと語る言語についての説明は意味不明な物ばかりであり、検査の結果、脳に多大な異常が見受けられた。人工言語が存在したかも疑わしく、もし保護が遅れていれば、彼の異常な思考はもはや言語によらないものになっていた可能性が高い。また、その後の捜査で、ヘザロッツェはあらかじめ学者に強い洗脳でリレヘットを扱う手順だけを示し、狂わせた後は彼らが勝手にリレヘットを扱うように仕向けていたことが判明した。&lt;br&gt;
追記：保護された学者は、その後入院していた病院でリレヘットにアクセスし、大事故を起こした。どうやら思考は既に汚染されており、手遅れだったようだ。&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語コンペ</category>
    </item>
    <item>
      <title>ヤーグゼルド語（人工言語コンペ　第9回用作品）</title>
      <dc:creator>さなすの</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 17 Nov 2024 10:55:49 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/sanasuno/%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A-%E7%AC%AC-9-%E5%9B%9E%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-4oc5</link>
      <guid>https://migdal.jp/sanasuno/%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A-%E7%AC%AC-9-%E5%9B%9E%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-4oc5</guid>
      <description>&lt;h2&gt;
  
  
  お題
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;一般に言語には「上下」「東西南北」といった方向を表す語彙があります。このような概念は、重力と地軸が存在する地球上での生活に特有のものと考えられます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;では、もし「地球外の無重力空間で生活する人々」が存在するとしたら、どのように方向を表すでしょうか？　彼らの話す言語を作り、方向を表す語彙を使って道案内する文章を作ってください。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  設定
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;今回用いるのは架空世界「ハツプ・イェラ」内のヤーグゼルド語。人工惑星・ヤーグで使われる人工言語という設定である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;惑星イェラでは、土地不足問題解消のため、人工惑星ヤーグを作ることになった。ヤーグの大きさはイェラとほぼ同じであり、イェラの公転軌道上の、イェラと反対側に置かれ、イェラとまったく同じ周期で公転している。自転はしない。&lt;br&gt;
ヤーグの最大の特徴は、内部が中空の無重力空間となるよう設計されていることである。これにより、膨大な量の空間体積を確保することができた。&lt;br&gt;
ヤーグ内では、人々は球形のロボットに意識を移して生活している。この状態では、自分がヤーグ内のどこにいるかを常に知覚することができる。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  文法
&lt;/h2&gt;

&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;SOV-AN&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;膠着語&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  単語
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;今回は方向の表し方に関するものを取り上げる。&lt;/p&gt;

&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;pore：ヤーグの中心方向へ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;gare：ヤーグの中心から離れる方向へ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;yelase：イェラの方向（太陽の方向）へ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;grie：イェラと反対方向へ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;basate：公転方向へ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;nose：公転と反対方向へ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;kapae：北（イェラの中心から北極を見る方向と同じ）へ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;cele：南（イェラの中心から南極を見る方向と同じ）へ&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;nimeruge x y z：公転方向をX軸、イェラの方向をY軸、北の方向をZ軸とする座標系を取った時、ヤーグの中心から見て(x,y,z)の座標が存在する方向へ（通例としてxには±1000が入る）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;hagere x y z：現在いる場所から見て(x,y,z)の座標が存在する方向へ&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  例文
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;yelanima adinusa mika 284-c pokalonia, koladeelisuta 4 seda nibaga nimeruge -2994 132 540 baceno derika. nikasaba hagere -1000 -3483 976 minoni kopoi. nikabana kuramesuti obasa kolakazuisuta 254 kara nibaga nimeruge 1820 2664 -298 rakaopa guniesawa mikosa. fopakana &lt;br&gt;
basategrikapae niguwa hagere 1000 384 710 mitana laisan xerdelosaba&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;イェラからの物資、No.284-cを受け取るには、デール区画エリア4、座標(-2994, 132, 540)へ向かってください。ここから見て(-1000, -3483, 976)の方向にあります。ここから行く場合、カズイ区画エリア254、座標(1820, 2664, -298)を経由すると良いでしょう。まずはここから「公転方向-イェラと反対方向-北」に、（1000, 384, 710）の方向を向いて、進んでください。&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語コンペ</category>
    </item>
    <item>
      <title>トレア・カ語（人工言語コンペ第7回用作品）</title>
      <dc:creator>さなすの</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 19 May 2024 10:53:18 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/sanasuno/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%82%AB%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A%E7%AC%AC-7-%E5%9B%9E%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-10b7</link>
      <guid>https://migdal.jp/sanasuno/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%82%AB%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A%E7%AC%AC-7-%E5%9B%9E%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-10b7</guid>
      <description>&lt;p&gt;今回用いるのは架空世界「ハツプ・レング」内のトレア・カ語。ジクナという国のギレン地方に存在する宗教、クレアサ教で使われる儀式用言語である。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  特徴
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;トレア・カ語の最大の特徴は、5人が同時に発話する事で一つの言語となることである。&lt;br&gt;
クレアサ教の祀る神・クリオ神は、5つの巨大な耳を持ち、世界のあらゆる声を聞くとされる。このため、クリオ神に奉納する儀式・トレアでは、5人の信者がクリオ神に捧げる言葉を言う。ジクナ語ギレン方言において、トレア・カのトレアは儀式、カは５という意味である。&lt;br&gt;
また、クリオ神に対して特別な言葉であるため、それぞれの言葉は単体では意味をなさない。あくまで5つで1つの言語である。&lt;br&gt;
なお、儀式用言語であるため、定められているのはほとんどが定型文であり、その他にはジクナ語ギレン方言の単語をトレア・カ語に訳すためのルールのみが定まっている。このルールはトレアの中で得られる。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  発音
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;ジクナ語ギレン方言に含まれる音のみで構成される。すなわち、母音はa,e,i,o,u、子音はb,c,d,f,g,h,j,k,l,m,n,p,r,s,t,v,w,x,y,z。&lt;br&gt;
ただし、音節単位で5人が互いの音節を交換し合うことが許される。実際、どの音節を誰が言うかは示されておらず、儀式で担当する5人があらかじめ言いやすいように分担を決めることになる。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  母音
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;a, e, i, u, oの五つ。ただし、5人が同時に発音するのは互いに異なる母音でなければならない。このため、基本的に1人1つの母音を担当するが、1人2つにしたり、母音を一つずつずらしていく（1音節目：{a,e,i,o,u}→2音節目{e,i,o,u,a}→3音節目{i,o,u,a,e}……）こともある。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  文法
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;VSO/NA。ただし、基本的に使われる文章はクリオ神に信仰を告白するものと加護を求めるものである。このため主語はdaga/geje/kiki/mono/ruzu（我々、信仰者などと訳される）、動詞はdabaca/fecege/higipi/noroso/wutuyu（告白する）またはaba/ehe/ili/opo/uxu（願う）で固定される。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  訳ルール
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;まず、その後のジクナ語ギレン方言での単語の音節に応じて、音節数が決まる。&lt;br&gt;
続いて、前回のトレアで得られた変換ルールに応じて、子音の変換ルールが決まる。&lt;br&gt;
どの場合でも、各音節ごとに、元の語に含まれる子音は必ず含まれる。他の4人が発音する子音は前回のトレアで得られた変換ルールで決める。なお、元の語に含まれる子音と、変換ルールで得られた子音が重複する事もある。&lt;br&gt;
トレアの変換ルールを授かる時には、背中に各子音の文字の刺青をした20人の担当者（キンサラと呼ばれる）がクリオ神の像を囲むように並び、各子音ごとに定められた文言を唱える。約12分経過すると、このうち4人が突然同じ文言を唱え始める。この文言はトレアごとに異なり、しかも唱えている4人は自分が何を言っていたのか覚えていないという。ここで第一音節の変換ルールが決まる。すなわち、この4人の子音が第一音節の子音である。これを5回繰り返し、第五音節までの子音の変換ルールが得られる。六音節以上ある単語では、第一音節の変換ルールから順に再び適用する。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  例文
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;dabaca daga abaka ka &lt;br&gt;
fecege geje edeme me&lt;br&gt;
higipi kiki ikini ni&lt;br&gt;
noroso mono opono ro&lt;br&gt;
wutuyu ruzu uvuru zu&lt;br&gt;
告白する-我々-信仰-神&lt;br&gt;
我々は神への信仰を告白する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;儀式の「告白」パートで最初に述べられる文。この後に個別の「信仰」が述べられる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;dabaca daga abaka caa fa&lt;br&gt;
fecege geje edeme gee ji&lt;br&gt;
higipi kiki ikini lii mi&lt;br&gt;
noroso mono opono moo po&lt;br&gt;
wutuyu ruzu uvuru puu ru&lt;br&gt;
告白する-我々-信仰-祈り-朝&lt;br&gt;
我々は朝の祈りによる信仰を告白する。&lt;br&gt;
毎朝に行われる「祈り」による信仰を告白する文章。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;aba daga fala ka gaga&lt;br&gt;
ehe geje jene me jeke&lt;br&gt;
ili kiki kipi ni kipi&lt;br&gt;
opo mono toro ro noro&lt;br&gt;
uxu ruzu yuwu zu sutu&lt;br&gt;
願う-我々-恵み-神-すべて&lt;br&gt;
我々は全てに対する神の恵みを願う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;儀式の「求め」パートで最初に述べられる文。この後に個別の「求め」が述べられる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;aba daga fala cacakela afaba&lt;br&gt;
ehe geje jene gejememe egece&lt;br&gt;
ili kiki kipi himiniri imiki&lt;br&gt;
opo mono toro joroposo orolo&lt;br&gt;
uxu ruzu yuwu vuxuzutu uxutu&lt;br&gt;
願う-我々-恵み-ガラナラ-地震&lt;br&gt;
我々は地震が起きたガラナラへの恵みを願う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;11986年3月のトレアで述べられた文章。前月、ガラナラという場所で大地震が発生した。ジクナ語ギレン方言でガラナラは「garanala」、地震は「ereka」である。&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語コンペ</category>
    </item>
    <item>
      <title>ディースンゼイン語（人工言語コンペ　Discordプレ開催用作品）</title>
      <dc:creator>さなすの</dc:creator>
      <pubDate>Mon, 26 Feb 2024 09:28:56 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/sanasuno/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A-discord-%E3%83%97%E3%83%AC%E9%96%8B%E5%82%AC%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-1iok</link>
      <guid>https://migdal.jp/sanasuno/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9A-discord-%E3%83%97%E3%83%AC%E9%96%8B%E5%82%AC%E7%94%A8%E4%BD%9C%E5%93%81-1iok</guid>
      <description>&lt;h2&gt;
  
  
  文化の説明
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;今回用いるのは架空世界「ハツプ・レング」内のディースンゼイン語。ハツプ・レングの世界共通語を目指して作られた人工言語の一つである（という設定）。&lt;br&gt;
作られた当初は挨拶に相当する文は定められていなかったが、後に実質的な挨拶代わりの文が定着するようになった（後述）。なお、世界共通語としての役割は早々に同じディースン系統のディースンランク語に取って代わられ、その後は作者が入信し重要メンバーとなった「ザッカンタ」という宗教的コミュニティで用いられている。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  音素
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;母音：a, e, i, o, u&lt;br&gt;
子音：k, g, t, d, p, b, s, z, x, j, tx, dj, n, r&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  文法
&lt;/h2&gt;

&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;SVO-AN&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;膠着語&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  挨拶
&lt;/h2&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  (自分の呼ばれたい名前) (これから自分が相手に行う動作) (相手の呼び名)
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;原則として使われる形式。返事も同じ形で行う(呼ばれた名と自分の呼ばれたい名前が違う時は最初に否定「oneon」をつけて訂正する)&lt;br&gt;
ディースンゼイン語にはもともと挨拶文が存在しなかったが、ザッカンタの慣習だった、最初に自分が相手に呼ばれたい名と自分が相手をどう呼ぶつもりかを明示し、なぜ話しかけたのかを伝えるというものが広まり、実質的なディースンゼイン語の挨拶となった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;sanasuno garkis raidanto&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
サナスノ - 伝える - ライダント&lt;br&gt;
サナスノはライダントに伝える。&lt;br&gt;
何かを伝える時に言う。よく使われる典型例。&lt;br&gt;
この後どこかに行くときはxepter ao（～と一緒に行く）、仕事場ではkantar elaon ao（～と同じ場所で仕事をする）、別れる時はontei（遠ざかる）anasei iokraten(明日再会する)など、動詞部分がシチュエーションによって様々に変化する。&lt;br&gt;
なお、最初に言った挨拶の動作が完了した時には、次に行う動作に換えて再び挨拶をする。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  (相手の呼び名) rengaontei elaon ao (自分の相手に呼ばれていた名)
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;死者に別れを告げる挨拶。rengaonteiは「生者の世界から遠ざかる」の意。主語を相手とし、相手からの挨拶という形式にする。ザッカンタでは、死者は生者に働きかけるが、逆はできないと考えるため、このような形式になった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;sanasuno rengaontei elaon ao raidanto&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
サナスノ - 生者の世界から遠ざかる - ～と同じ - ライダント&lt;br&gt;
サナスノはライダントと同じ生者の世界から遠ざかる。&lt;/p&gt;

&lt;h3&gt;
  
  
  (自分の呼ばれたい名) rengaontei
&lt;/h3&gt;

&lt;p&gt;死ぬ間際の挨拶。ザッカンタの者はこれを最期の言葉として言って死ぬことを至上としている。&lt;br&gt;
ディースンゼイン語の作者の一人でザッカンタの重要メンバー、「ズィサ・ゼクタ」が死の際にこう言い残したことから定着した。&lt;br&gt;
なお、その後ズィサはザッカンタのメンバーによって蘇生され、zisa zekta iokranten rengasta（ズィサ・ゼクタは生者の世界に再会した）と述べたことから、うっかりrengaonteiといって死にきれなかった場合、この文を言うことで生還したと認められる。&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語コンペ</category>
    </item>
  </channel>
</rss>
