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    <title>Migdal: Tsuchifude</title>
    <description>The latest articles on Migdal by Tsuchifude (@tsuchifude2000).</description>
    <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000</link>
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      <title>Migdal: Tsuchifude</title>
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    <language>en</language>
    <item>
      <title>架空の声調言語・求ム</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 14 Mar 2026 05:44:32 +0000</pubDate>
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      <description>&lt;p&gt;　わたしは声調言語が大好きというか、声調がないと飽きてしまって、学習や制作が続きません（昔は嗜好が違って、アクセント言語を作っていたけれど）。ビルマ語、タイ語、ベトナム語、中国語、メジャーな漢語派と、教材が手に入りやすい声調言語はひととおり触れていて、次になにをやればいいか困っているところです（ナシ語か回輝語かな、と考えています）。&lt;br&gt;
　しかし、そういう人は多くないのか、人工言語で声調があるもので比較的しっかり制作されているものを、かえる氏の雰語以外に知りません。わたし以外に声調言語を作っている人がいたらぜひ見せてください。音韻体系しかできていなくてもかまいません。段位声調のみでも可。&lt;br&gt;
　何卒よろしくお願いします。&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
    </item>
    <item>
      <title>不完全な文字、不便な文字が好きだ</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Wed, 04 Mar 2026 12:26:50 +0000</pubDate>
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      <description>&lt;p&gt;タイトルどおりである。わたしは不完全な文字、不便な文字が好きだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とあるひとが、「〇〇文字は規則性がないから美しくなくて、好きではない」みたいなことを言っていた。そういうひとも多いのかもしれないが、わたしとは嗜好が違うようである。&lt;br&gt;
わたしは&lt;strong&gt;つづりと発音の乖離&lt;/strong&gt;や、&lt;strong&gt;1対1対応しない発音と表記&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;黙字&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;字のなりたちがわからない&lt;/strong&gt;、そして&lt;strong&gt;言語の音韻を完全に表記できない&lt;/strong&gt;、などの要素が好き好き大好き、愛してるって言わなきゃなんとやら、であるから。&lt;br&gt;
文字体系のなかでは漢字が一番好きなのだが、ここで表語文字について論ずるとややこしくなるので好きな表音文字について書くと、たとえばチベット文字が好きである。（おいこら自然言語ではないか、と憤死しながらわたしの実家に石を投げつける人も多かろうが、最終的に架空文字の話になるからいったん正座して緑茶でも飲んでほしい。）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;チベット文字は、ハングルのように子音字のかたちが調音器官と関連しているわけでもない（次以降に述べる文字体系でもそうである）。しかも、文字と発音がいちじるしく、それこそカイラス山と高尾山の山頂どうしのごとく、乖離している。たとえば&amp;lt;bod skad&amp;gt;と書いたとき、ラサでは/pʰøː kɛː/（声調略）と読むのである。何てこと。これはとてもいとおしいものであって、そのいとおしさはベックスコーヒーのカレーのようである。&lt;br&gt;
&amp;lt;bod skad&amp;gt;は一定の規則により発音を導ける単語だが、なんと規則にのっとらない&lt;strong&gt;例外的な発音も多数&lt;/strong&gt;あるのである。表音文字なのに読み仮名が必要なレベルであって、まことにあっぱれであって、オリンピックなら9.5点である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;加えてタイ文字も好きである。これは、詳しい説明は省くが、&lt;strong&gt;同じ発音に複数の書き方がある&lt;/strong&gt;ことがきわめて多く、&lt;strong&gt;例外的な発音&lt;/strong&gt;も&lt;strong&gt;黙字&lt;/strong&gt;もあり、&lt;strong&gt;声調の表記も非直感的で複雑&lt;/strong&gt;である。声調記号はあるが、第一声調記号は第一声、第二声調記号は第二声…ときれいに対応するわけではない。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;ほとんど使わない子音字&lt;/strong&gt;というのもあり、とくにサンスクリットの/jh/に対応する文字は「今も使われてるの？」とタイ人が質問するほどである。実際に/jh/の文字が使われるうちでよく使う単語をあげると「シャチ」「死刑執行人」のみである。何てこと。これもきわめてあっぱれといえる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、形はあまり好きではないが目をみはる文字としてタグバヌワ文字をあげておきたい。これは、詳しくは知らないのだが、&lt;strong&gt;「/i/と/e/、/u/と/o/は文字の上で区別されない」「音節末子音はいっさい表記されない」&lt;/strong&gt;のであって、あまりにも感動的であって、全米が泣いて江東区が全部水没する蓋然性が高いものである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このように、使いづらい、読みづらい文字体系のどこが好きか。そういわれると困るのだが、これはわたしの「言語の&lt;strong&gt;不条理な点&lt;/strong&gt;を愛する」という嗜好に起因するものとおもわれる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そも、イヌを/inu/だの/dog/だのと言う理由はどこにもない。まったく&lt;strong&gt;恣意的&lt;/strong&gt;な音の並び。そこがいい。動詞の活用の種類が何個もあっても、母語話者以外には運用が大変である。語源にしても、なぜメンチを切ることを「メンチ」と言うか、なぜサボテンを「サボテン」というか、不明であり、もとは何語なのかもわからない。&lt;br&gt;
その「&lt;strong&gt;わからない&lt;/strong&gt;」「&lt;strong&gt;不便&lt;/strong&gt;」が、いいのだ。&lt;br&gt;
このような不条理のなかには、突き詰めれば理由が説明できるものも多数ある。さきにあげた黙字やつづりと発音の乖離がなぜ存在するかについて、説明をするのは容易である。しかし、わたしは「（一見しただけでは）わからない」を楽しみたい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;合理的な言語や文字を作りたい、と願う人工言語作者も多かろうが、わたしはそうはしない。文法にしろ語彙にしろ音韻にしろ、不規則な点、意味分からん点を取り入れているし、それだけでなく、文字にも不条理な点を当然入れている。子音のあらわしかたにつけても、ハングルのように説明可能なものではなく、&amp;lt;j&amp;gt;に有声化の記号をつけると&amp;lt;h&amp;gt;になったり、&lt;strong&gt;/ei/と/eɯ/が文字の上で区別できない&lt;/strong&gt;などしているが、これはベックスコーヒーのカレーに使われているような、文字体系の「スパイス」として、私の文字舌（いわゆる、字ベロ）をねっとりと充足させているものである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;どうも言語において合理性、緻密さ、説明可能性を好む人が少なくない印象を受けるのだが、わたしは&lt;strong&gt;不条理さ&lt;/strong&gt;や&lt;strong&gt;説明が難しいこと&lt;/strong&gt;が好きだ。なぜそうおもう、のかはわからないが、ともかく、わたしはこれからもそういう文字体系や言語をつくりつづけたいのである。&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
    </item>
    <item>
      <title>ロシア語の影響で人工言語を作り始めた時のこと</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 21 Dec 2025 14:31:49 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%A7%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8A%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%9F%E6%99%82%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8-2kgl</link>
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      <description>&lt;p&gt;　「50の質問」をもにょもにょと見ていると、人工言語を作り始めたきっかけは、ほかのひとの人工言語に影響を受けたから、という場合が多いと思う。エスペラント、トキポナ、シャレイア語、リパライン語、クリンゴン語、ワタナベタウン語…等々である。&lt;br&gt;
　しかし、わたしの場合はそうではなかった。わたしは、日本語以外の自然言語に少し触れたあと、気づいたら自分の言語を作っていたのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　はじめは日本語用の暗号文字をつくることから始まった。小４のころだった。これは、Wikipediaでギリシャ文字を見た影響だっただろうかともおもうが、なんでつくり始めたのだったか、どうも思い出せない。もしかしたら、ポケモンBWで海底遺跡の架空文字を見たからかもしれないけれど、BWをやっていた時期と2年ほどずれているから、違うかもしれない。&lt;br&gt;
　ともかく、わたしは何冊もの自由帳のうえで、二十を超える架空の文字体系を創作し、そのたびに「〇〇文字」ではなく「〇〇語」という名前をつけていた。鉄道の「時刻表」も「駅名一覧」みたいな意味に解釈していたから、文字しかなくても「〇〇語」でいいとおもったのだろう。しかしこのときは、単語を作るでもなく、音韻体系を日本語とは別の物にするでもなく、ただただ日本語で秘密の文章を書き表すためだけの置き換え記号でしかなかった。たぶん全部音節文字だったとおもう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それから、小５になったころには、本屋で参考書を買ってロシア語に触れていた。人工言語を作り始めたのも、そのころだった。&lt;br&gt;
　Wikipediaで見るだけでなく、参考書を買ってロシア語に触れてみると、おもしろいことが多い。「名詞の性」「名詞の格」という概念は、当時のわたしには理解できなかったが、ともかく、この世には日本語と英語以外の言語、仮名・漢字・アルファベット（※ラテン文字のこと）以外の文字がたしかにあって、水のことをヴァダーと言っている人たちがたしかにいて、何やらよくわからない摩訶不思議な文法を日常的に使いこなしている異邦人がたしかにいると、それだけは学習した。&lt;br&gt;
　おそらく、そこでおもったのである。「漢字と仮名が日本語、アルファベットが英語、ロシア文字がロシア語に対応するなら、いままで〇〇語と書いていた架空の文字体系にも、本当はそれ固有の言語があるはずじゃないか」と。そして、それをつくってしまおうと、思い立ったのである。&lt;br&gt;
　何でそうなるんだ、となるかもしれないが、ロシア語→人工言語というつながりについて、はっきり覚えていないから仕方ない。しかし、いえることは、ロシア語に触発されたということと、人工文字の名前を「〇〇語」としていたことからインスピレーションを得たことである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　友達と話し合って「バターライス井上」という架空の神を信仰していたから、名前は「バター語」ときめた。新たな文字体系を知った影響で、仮名にも漢字にもアルファベットにも似ていない、「子音字に小さな記号をつけることで子音＋母音という音節を表す」というしくみの文字を発明し、悦に入っていたが、それはアブギダといって既にたくさんあるのだと知り、チェーと思った。あとになって、英語の「v」の口で「m」みたいな音を出す子音を発明して、得意になっていたが、これもチェーである。&lt;br&gt;
　文字をつくったあとしばらくは、「ありがとう」「ごめんなさい」「チャーシューメン」などの単語を作るだけだったが、小６になって過去・受身・進行などによる動詞の変化を考え始め、中学に上がって格も考えた。中３のころには、新たにつくり始めた架空宗教の経典をその言語で書けるまでにもなったし、塾の先生にみんなの前で「〇〇くんは、自分の言語を作っています」と言われもした。&lt;br&gt;
　&lt;br&gt;
　あるファンタジー小説に、その世界で話されている架空言語が登場するというのを知ったのは、中３になってからであったし、シャレイア語のような本格的に文法が整備された芸術言語の存在は、高校の頃はじめて知った。いままで、オリジナルの文法と語彙をもつ言語を作るというのは自分しかやっていない変な趣味だとおもっていたが、おなじことをやっている人が他にもいて、しかもそれで成功している人もいるのだと知りおどろいた。&lt;br&gt;
　けれども同時に、もしわたしがソルレソルなどと同年代に生まれた人であったら、歴史に名をのこせたかもしれないのになあ、と、少しがっかりした。車輪の再発明などをありがたがる人はいくらもいないのだ。&lt;br&gt;
　ともかく、自分が自然言語に触発されて人工言語をつくりはじめたことを考えると、12世紀のLingua Ignota（単語のみで、文法はもたない）よりもっと前にも、こっそり言語をつくっていた人はいたのかなあ、と思えてしまうのだった。&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
    </item>
    <item>
      <title>ビートルズ「Wild Honey Pie」歌詞ネ語訳</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 06 Dec 2025 14:45:36 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA-wild-honey-pie-%E3%83%8D%E8%AA%9E%E8%A8%B3-1mo5</link>
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      <description>&lt;p&gt;ビートルズの楽曲「Wild Honey Pie」のネ語訳です。アルバム「ザ・ビートルズ」に収録されています。&lt;br&gt;
上から順に、原曲の歌詞（英語）、ネ語訳、発音記号、グロスです。&lt;br&gt;
皆さんもこの曲の歌詞を訳してみませんか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;Honey pie&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Zung nuè-baang'&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/tsuŋ33 nuø21 baːŋ55/&lt;br&gt;
パイ（のような食品）　蜂蜜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;※上記をあと7回繰り返し&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;I love you, honey pie&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Kiáng béʷʰ duʲng-ngwa, zung nuè-baang'&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/kiaŋ35 bøh5 dyŋ33 ŋʷa33 tsuŋ33 nuø21 baːŋ55/&lt;br&gt;
（恋愛的に）愛する　私　あなた, パイ　蜂蜜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;終わり&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
      <category>翻訳</category>
    </item>
    <item>
      <title>さっき思いついた難しすぎる言語（ma1.35語）</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Wed, 29 Oct 2025 12:07:44 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E3%81%95%E3%81%A3%E3%81%8D%E6%80%9D%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%9F%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E8%A8%80%E8%AA%9E-ma135-%E8%AA%9E-1284</link>
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      <description>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ma1.35語&lt;/strong&gt;はさっき思いついた言語であり、子音音素と母音音素の種類が少ないことが特徴である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（※既存の言語とネタがかぶっていたら申し訳ありません。また、文系なので計算が間違っていたりおかしいところがあったりしたら申し訳ありません。）&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  子音
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;子音音素は&lt;strong&gt;/m/[m~b]のみ&lt;/strong&gt;である。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  母音
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;母音音素は&lt;strong&gt;/a/[a~æ~ə]のみ&lt;/strong&gt;である。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  音節構造
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;音節構造は&lt;strong&gt;CVのみ&lt;/strong&gt;で、&lt;strong&gt;固有語は1音節語&lt;/strong&gt;しか存在しない。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  母音の長さ
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;ma1.35語では&lt;strong&gt;母音の長さを理論上299711段階区別&lt;/strong&gt;する。すべての単語は&lt;strong&gt;母音をどのくらい長く発音するか（相対的ではなく絶対的な時間）&lt;/strong&gt;によって区別されるため、単語の数だけ母音の長さの種類がある。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  つづり
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;ma1.35語ではaの後ろに&lt;strong&gt;母音が何ポボチョフ間発音されるか&lt;/strong&gt;が数字で表記される。ポボチョフはma1.35語が存在する世界で使われている時間の単位であり、&lt;strong&gt;現実世界の992/991秒&lt;/strong&gt;に相当する。&lt;br&gt;
固有語では小数点第4位まで、借用語も含めると小数点第5位までの区別が確認されているが、たとえばma1.35000の場合、ma1.35と0を省略して表記することが多い。&lt;br&gt;
基本的に単語ごとに分かち書きをし、1音節ごとの分かち書きはしない。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  語例
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ma1.35&lt;/strong&gt; 「人間」&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;ma3.78&lt;/strong&gt;　「言葉、口」&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;ma3.78ma1.35&lt;/strong&gt;　「ma1.35語」&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;ma2.281&lt;/strong&gt;　「頑張れ」&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;ma2.2811&lt;/strong&gt;　「（罵倒語）」&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;ma2.2812&lt;/strong&gt;　「ありがとう」&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  借用語
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;ma1.35語は音節構造が非常に単純なため、借用語や外来の固有名詞をそのまま表すのは困難である。そこで、固有語に使用されていなかったma6.52~ma8.86255の領域を借用語用の領域として割り当て、次のようなシステムで機械的に語形を決定している。以下、&lt;strong&gt;tempura&lt;/strong&gt;という架空の語を例として説明を行う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（１）もとになる語をネディウ文字（地域において支配的なネディウ人のネディウ語の文字）で表記する。&lt;br&gt;
ネディウ文字をラテン文字に対応させると&lt;strong&gt;a, b, c, d, e, g, h, i, j, k, l, m, n, o, p, r, s, t, u, w, z&lt;/strong&gt;の如くであり、f, q, v, x, yにあたるものはない。以下、ネディウ文字を対応するラテン文字で表記する。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;tempura&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（２）各ネディウ文字をa-1, b-2, c-3…という風に数字(22進数)に変換する。&lt;br&gt;
(a-1, b-2, c-3, d-4, e-5, g-6, h-7, i-8, j-9, k-A, l-B, m-C, n-D, o-E, p-F, r-G, s-H, t-I, u-J, w-K, z-L)&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;I5CFJG1&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（３）できた数字列を4文字ごとに区切る。ネディウ文字4文字がma1.35語での1音節に対応する。3文字以下になった場合、左に0を挿入して4文字にする。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;I5CF 0JG1&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（４）できた数字列を10進数に変換し、1/100000にする。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;1.94363 0.09549&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（５）各数を6.52に足す。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;8.46363 6.61549&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（６）得られた数字をmaの後ろにつけ足せば借用語のma1.35語での語形が完成する。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;ma8.46363ma6.61549 = tempura&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
発音の仕方：&lt;strong&gt;/ma/の母音を8.47217049445秒間伸ばして発音した後に、/ma/の母音を6.62216557013秒間伸ばして発音する。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  母音の長さの種類
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;もっとも長く母音を発音する単語はma9.112「つぶやく」、短く発音する単語はma0.224「ゴリラ」である。&lt;br&gt;
固有語は小数点第4位まで、借用語は小数点第5位までを区別するから、存在しうる母音の長さの種類は、固有語のma0.2240~ma6.5199までは62960種類、借用語のma6.52000~ma8.86255までは234256種類、ma8.86256~ma8.86259は発音の区別として理論上存在せず、固有語のma8.8626~ma9.1120までは2495種類なので、62960+234256+2495=&lt;strong&gt;299711通り&lt;/strong&gt;の母音の長さを、理論上区別するといえる。しかし当然、すべての母音の長さが使われているわけではない。&lt;br&gt;
（間違っていたらすみません…）&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  文法
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;後置修飾が多いこと以外未定&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;終わり&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
    </item>
    <item>
      <title>不親切な学習書で学ぶネ語#1「天気」</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 28 Oct 2025 08:16:06 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E4%B8%8D%E8%A6%AA%E5%88%87%E3%81%AA%E5%AD%A6%E7%BF%92%E6%9B%B8%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%83%8D%E8%AA%9E-1-%E5%A4%A9%E6%B0%97-24ci</link>
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      <description>&lt;h2&gt;
  
  
  １　天気
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;単語&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;saik&lt;/strong&gt; 晴れ&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;ḿ lo&lt;/strong&gt; 曇っている&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;ghn̂g-kheʰ&lt;/strong&gt; 雨&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;mèing-kheʰ&lt;/strong&gt; 雪&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;wà&lt;/strong&gt; 風&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;wà khwuʲ'&lt;/strong&gt; 風が吹く&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;wà-ghúʲh&lt;/strong&gt; 嵐&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;wà-maang&lt;/strong&gt; 台風&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;会話&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Eⁿh-khaj' saik.&lt;/strong&gt; 今日は晴れています。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Eⁿh-ngwa ḿ lo.&lt;/strong&gt; 昨日は曇りでした。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Siʷ-chaʰ ghn̂g kheʰ.&lt;/strong&gt; 明日は雨です。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Siʷ-chaʰ khwuʲ' ghn̂g kheʰ buá?&lt;/strong&gt; 明日は雨だろうか？&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Pháe mèing kheʰ ka'-ga' buâ?&lt;/strong&gt; もう雪が降り始めたんだ？&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Wà-maang hriang' khwuʲ'.&lt;/strong&gt; 台風が来るだろう。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Wà zhńg pheʲ-beʲ.&lt;/strong&gt; 風がとても強い。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Eⁿh-sjeu' wà-ghúʲh pháe khwuʲ'.&lt;/strong&gt; 6日には嵐が吹き始める（だろう）。&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Khaj' ḿ lo zhńg.&lt;/strong&gt; 今は雲が多いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;練習問題&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
(1) 昨日は晴れていました。&lt;br&gt;
(2) もうすぐ晴れるだろう。&lt;br&gt;
(3) 早くも台風が来始めた。&lt;br&gt;
(4) Eⁿh-phu' ghn̂g kheʰ. &lt;br&gt;
(5) Eⁿh-khaj' phuáⁿ saik.&lt;br&gt;
(6) Hriang' saik kiʷ'-priuⁿ béʲ?&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（この章は終わり）&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
    </item>
    <item>
      <title>【翻訳とは何か？】Kraftwerk「Numbers」歌詞ネ語訳</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 05 Oct 2025 12:40:35 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B-numbers-%E6%AD%8C%E8%A9%9E%E3%83%8D%E8%AA%9E%E8%A8%B3-40p8</link>
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      <description>&lt;p&gt;Kraftwerkの楽曲「Numbers」の&lt;strong&gt;ネ語訳&lt;/strong&gt;です。&lt;br&gt;
上から順に、原曲の歌詞、&lt;strong&gt;ネ語訳&lt;/strong&gt;、発音記号、グロスです。&lt;br&gt;
私はどのようにこの曲を翻訳すればよかったでしょうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Eins, zwei, drei, vier, fünf, sechs, sieben, acht&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Phuʷ, zhuàp, loòt, úʲ, báʰ, sjeu', kweʷk, ngéʲh&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/pʰʮ33 tsʰuap41 lɔːt41 y35 bah5 ʃøy55 kʷøk3 ŋʲeʔ5/&lt;br&gt;
1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;※これをあと4回繰り返し&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Eins, zwei, drei, vier, fünf, sechs, sieben, acht, One, two&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Phuʷ, zhuàp, loòt, úʲ, báʰ, sjeu', kweʷk, ngéʲh, phuʷ, zhuàp&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/pʰʮ33 tsʰuap41 lɔːt41 y35 bah5 ʃøy55 kʷøk3 ŋʲeʔ5 pʰʮ33 tsʰuap41/&lt;br&gt;
1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 1, 2&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;※これをあと3回繰り返し&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;[&lt;br&gt;
Un, deux, trois&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Phuʷ, zhuàp, loòt&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/pʰʮ33 tsʰuap41 lɔːt41/&lt;br&gt;
1, 2, 3&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Uno, due, tre, quattro&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Phuʷ, zhuàp, loòt, úʲ&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/pʰʮ33 tsʰuap41 lɔːt41 y35/&lt;br&gt;
1, 2, 3, 4&lt;br&gt;
]&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;※[]内をあと1回繰り返し&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;[&lt;br&gt;
Un, uno, deux, dos, trois, cuatro&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Phuʷ, phuʷ, zhuàp, zhuàp, loòt, úʲ&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/pʰʮ33 pʰʮ33 tsʰuap41 tsʰuap41 lɔːt41 y35/&lt;br&gt;
1, 1, 2, 2, 3, 4&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Uno, due, tre, quattro&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Phuʷ, zhuàp, loòt, úʲ&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/pʰʮ33 tsʰuap41 lɔːt41 y35/&lt;br&gt;
1, 2, 3, 4&lt;br&gt;
]&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;※[]内をあと1回繰り返し&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;[&lt;br&gt;
Ichi, ni, san, shi&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Phuʷ, zhuàp, loòt, úʲ&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/pʰʮ33 tsʰuap41 lɔːt41 y35/&lt;br&gt;
1, 2, 3, 4&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;один, два, три&lt;br&gt;
&lt;strong&gt;Phuʷ, zhuàp, loòt&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
/pʰʮ33 tsʰuap41 lɔːt41/&lt;br&gt;
1, 2, 3&lt;br&gt;
]&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;※[]内をあと3回繰り返し&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;終わり&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
      <category>翻訳</category>
    </item>
    <item>
      <title>【覚書】架空言語の地名の作り方</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 27 Sep 2025 09:12:02 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E8%A6%9A%E6%9B%B8%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9-1ni1</link>
      <guid>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E8%A6%9A%E6%9B%B8%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9-1ni1</guid>
      <description>&lt;p&gt;　今回はみじかい記事になりますが、「地名をどうつくるか」ということについて、すこし書いておきます。&lt;br&gt;
　さきにいっておくと、わたしは人名や施設に由来する地名や瑞祥地名（和光市やみどり市など、縁起のいい言葉をつけた地名）よりも、自然地形をもとにした地名をつけるほうが好きです。&lt;br&gt;
　また、本記事の内容には筆者の無知による不正確な情報が含まれている可能性があります。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  地名にしか出てこないような語を入れてみる
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　地名には古語や変な語が残存していることがあります。現代の日本語において、崖を「まま」「はき」「ほき」などと言うことはありませんし、川辺を「つる」と言うこともありませんね。しかし、地名には未だにこのような語が生きています。&lt;br&gt;
　これにならって、自言語の地名においても、単体では絶対に使わないような謎の語・形態素を入れてみましょう。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  別の言語で名づけられた地名を輸入してみる
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　「台湾」とはいったいなに語由来なのでしょうか。こたえは、何語かは正確にわからないけれど漢語ではない先住民の言語とされています。&lt;br&gt;
　しかし、別の言語をいちいち作るのは大変なので、たとえば「明らかに響きがこの言語の地名っぽくない…」みたいな音にしてみるのはどうでしょう。わたしが作っているネ語の場合、固有語ならば2音節の地名が多いのですが、かつて話されていた先住民の言語に由来する地名の場合に、3音節にするとか、あるいは2音節だけれどもなにも意味が分からない地名にするなどです。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  転訛させる
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　現代でも単独で・あるいは語中で通用する形態素を使う場合でも、ちょっと音を変えたりしてみてはいかがでしょう。たとえば、jiŋという形態素とtuoŋという形態素を組み合わせて地名にする場合に、jiŋ tuoŋそのままでなく、jin tuoŋにするとか、あるいはʔin duoŋとか、jyŋ tuoŋとか、など考えられます。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  新しめの地名は意味が分かるようにする
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　新しめの地名、たとえば城下町の「紺屋町」「大手町」、あるいは現代の「夢洲」や「希望ヶ丘」、「パルテノン銀座通り」や「イタリアン抹茶チョコクリーム鯛茶漬け久保三丁目」（そんな地名はない）などは、ストレートに意味がわかるようになっています。最近新しく開発された土地の場合は、わかりやすい地名をつける方がいいと思っています。&lt;br&gt;
　あるいは、移民によって開墾された土地の場合、その土地の名前をつけるか、既存の地名に「新しい」を意味する語をつける（ニューヨークなど）、方角を意味する語（北広島など）をつけるといったようにするのもいいかと思います。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  好みによっては施設や人に由来する地名もつける
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　いままで、自然地形に由来する地名の話ばかりしてきましたが、人に由来する地名をつけていることもあります。英語とかだとそうだろうし（詳細は知らない）、日本でも「太郎左衛門新田」「豊田」「八重洲」などあります。&lt;br&gt;
　「銀座」「国府」など、施設や建物に由来する地名というのもたまにあります。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  とはいえわかりやすい地名もつけてみよう
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　私は地名に詳しくないので日本語の大きな地名の話ばかりしてきましたが、言語によってはわかりやすい地名を多くつけている場合もあるのではないかとおもわれます（詳しくは知りません）し、小字レベルになるとシンプルな地名も増えてくるとおもわれます（詳しくは知りません・ふたたび）。&lt;br&gt;
　そもそも日本語の地名は意味と関係ない漢字をあてているからわかりにくいのであって、「大久保（おおくぼ）」は大きな窪んだところですし、「田無（たなし）」は田を成しているところです。さらに「平（たいら）」など、字面も音も「平らな土地」でしかない場合もあります。&lt;br&gt;
　結局のところ、わかりにくい地名ばかりでもバランスがよろしくなく（そもそも古語の残存や転訛ばかりだと逆に不自然にもなりうる）、わかりやすい地名も相当数つくっていくべきではないかと思います。また、好みによっては、わかりやすい地名ばかりにしてもいいでしょう。創作なんどは個人の自由なものです。それをいったらこの記事の存在意義はなんなんだとなりますが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一度Tsuchifudeさんとは「みじかい記事」の定義について話し合う必要がありそうです。　終わり&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
    </item>
    <item>
      <title>変なラテン文字転写の言語（ヘンナ語）</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Tue, 16 Sep 2025 17:06:10 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E5%A4%89%E3%81%AA%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E6%96%87%E5%AD%97%E8%BB%A2%E5%86%99%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%8A%E8%AA%9E-4d92</link>
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      <description>&lt;p&gt;　深夜テンションにて、変なラテン文字転写をもつ言語を考えたので、ここにメモしておく。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ヘンナ語 (Hecxna Prufqliyy)&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;a /a/ e /e/ i /i/ o /o/ u /u/ ec/ɛ/ oc/ɔ/&lt;br&gt;
ac/aː/ ej/eː/ ij/iː/ ov/oː/ uv/uː/ eq/ɛː/ oq/ɔː/ &lt;br&gt;
p /p/ pq/pʰ/ b /b/ m /m/ &lt;br&gt;
f /f/ fq /v/ &lt;br&gt;
t /t/ tq/tʰ/ d /d/ n /n/ s /s/ z /z/ sj /ʃ/ zj /ʒ/ tc /tʃ/ dc /dʒ/ r /r/ l /l/&lt;br&gt;
y /j/&lt;br&gt;
k /k/ kq/kʰ/ g /g/&lt;br&gt;
h /h/&lt;br&gt;
w /w/&lt;br&gt;
xC 二重子音&lt;br&gt;
語末に子音がくる場合、その子音を2つ重ねる。2文字使う子音の場合は1文字目を重ねる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;特徴としては&lt;strong&gt;c, j, q, v, xがダイアクリティカルマークのようにはたらく&lt;/strong&gt;というものがある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;例文&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;Zohocll suxdikqlukk ovmassj.&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
zoh-ɔl suddi-kʰ-luk oːm-aʃ&lt;br&gt;
私-NOM 食べる-PST-1SG&amp;gt;3SG りんご-ACC&lt;br&gt;
「私はリンゴを食べました」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;終わり&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
    </item>
    <item>
      <title>ネ語の声調の起源および古ネ語の末子音について</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Fri, 12 Sep 2025 11:22:41 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E3%83%8D%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%A3%B0%E8%AA%BF%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E5%8F%A4%E3%83%8D%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%9C%AB%E5%AD%90%E9%9F%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-24a7</link>
      <guid>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E3%83%8D%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%A3%B0%E8%AA%BF%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E5%8F%A4%E3%83%8D%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%9C%AB%E5%AD%90%E9%9F%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-24a7</guid>
      <description>&lt;p&gt;　3月ごろ、ネ語の音韻体系を紹介する記事において、ネ語の音韻体系を紹介するとともに、各音素の起源についても軽く書いた。しかし、いま読み返してみると、どうも比較言語学的に気に入らない点が多いように思われたから、いまここで設定を考えてみたい。ここで考える、というのは、このMigdalの記事を書きながら考えるという意味である。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  いかに声調が生じたか　
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　声調発生については、ベトナム語や中国語のものを参考にしたい。この２つは末子音の消失によって声調が生じたとされている。中国語でいうと、上古の*-ʔが上声に、*-hおよび*-sが去声になったとされている。入声は*-p, *-t, *-kがそのまま*-p, *-t, *-kとなっている。たしかベトナム語でもおなじような感じである。&lt;br&gt;
　現代中国語ではさらに、平・上・去・入が陰陽にわかれている（方言によって、四声の一部のみが分かれているか、全部分かれているかが異なる。普通話では平声のみが陰陽にわかれ、入声はない）。これは、頭子音が無声か有声かによってわかれるのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ネ語でも同じような感じにしたい。そう言うまえにネ語の声調を示しておく。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;1声 â 343&lt;br&gt;
2声 a' 55&lt;br&gt;
3声 á 35&lt;br&gt;
4声 à 32&lt;br&gt;
5声 a 33&lt;br&gt;
6声 at 3&lt;br&gt;
7声 aàt 41&lt;br&gt;
8声 át 5&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　いままででもおおまかに規則は決めていて、舒声（入声でないもの）でかつて頭子音が有声だったものは1声・4声・5声、無声だったものは2声・3声・5声になったと、なんとなくきめていた。また、入声に関しては、短母音をもつもののうち頭子音が無声だったものが6声、有声だったものが8声、長母音をもつものはすべて7声ときめていた。&lt;br&gt;
　しかし、有声無声による分化より前に、舒声が3つにわかれた原因は、末子音の消失に求めたい。&lt;br&gt;
　いまここで適当に、&lt;strong&gt;5声が*-∅、1声・3声になったものが*-ʔ、2声・4声になったものが*-h&lt;/strong&gt;だと定める。ただ、おなじく-ʔから生じた上声は上昇調であったらしいので、あながち適当でもない。&lt;br&gt;
　しかし、ここで問題になるのが、現代ネ語にも/-ʔ/、/-h/という末子音があることである。古ネ語の*-ʔ、*-hは消失したのであるから、現代の-ʔ、-hはこれと別の起源をもっていなければならない。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  -ʔおよび-p, -t, -kの起源は
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　&lt;br&gt;
　まず-ʔについて、これは、台湾語とおなじように、-p, -t, -kのような音が変化したと考えよう。しかし、-ʔは現代において-p, -t, -kという末子音と共存しているので、これらには別の起源があるはずである。&lt;br&gt;
　ここで、&lt;strong&gt;*-p&amp;gt;-p, *-t&amp;gt;-t, *-c&amp;gt;-k, *-k&amp;gt;-ʔ&lt;/strong&gt;と定めたい。はじめは台湾語とおなじように、*-p, *-t, *-kのうちいくらかが-ʔに変化し、残りは変わらず-p, -t, -kのままになったのだと想定していたが、台湾語のそれはどのような条件で変化したのか不明瞭だし、かりに独自に「よく使う語は-ʔになった」と考えるとして、どの語をよく使うかなあといちいち考えるのはめんどうなので、古ネ語の段階から4種類の破裂音が末子音としてあらわれていたということにした。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  -Nの起源は
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　となれば、鼻音に関しても、*-m, *-n, *-ɲ, *-ŋの4つが存在したと考えたくなってくる。ちょうど、ネ語には-m, -n, -ŋのほかに、鼻母音があり、これら4つの古ネ語の鼻音韻尾をあてはめたくなる。&lt;br&gt;
　しかし、たとえば&lt;strong&gt;*-m&amp;gt;m&lt;/strong&gt;, *n&amp;gt;鼻母音, *-ɲ&amp;gt;n, *-ŋ&amp;gt;ŋとしてしまうと、破裂音では硬口蓋音が軟口蓋音になったのに、鼻音では硬口蓋音が歯茎音になったことになり、何やらしっくりこない。そこで、&lt;strong&gt;*-ɲ, *-ŋ&amp;gt;-ŋ&lt;/strong&gt;としたい。では、-nと鼻母音はどうするか。&lt;br&gt;
　-n&amp;gt;鼻母音という変化は、通言語的によくあるものだと思われるので、&lt;strong&gt;鼻母音の起源は*-n&lt;/strong&gt;としたい。すると、-nをどうするかだが、これは、&lt;strong&gt;*-l&amp;gt;-n&lt;/strong&gt;としてしまいたい。[l]が[n]になったり、[n]が[l]になるのは、これもよくある音変化といえるので、すっきりする。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  -hの起源は
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　-hはどうするか。[h]に変化しそうな音として、[ɹ], [s], [tʰ], [kʰ]などが思いつくが、末子音に無気・有気の別が存在したとは考えたくない。それで[ɹ]と[s]のどちらにするかだが、その場のノリとして（*-sは声調の発生源になっちゃいそうだなあというノリとして）&lt;strong&gt;*-ɹ&amp;gt;-h&lt;/strong&gt;ときめたい。&lt;br&gt;
　 [r]ではなく[ɹ]なのは、わたしが[r]を調音できないからであり、それ以外の理由はとくにない。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  -nʔ, -mhなどの二重末子音を想定したくない問題
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　ここまで決め終わって問題となるのは、am, iin/iːn/, uʲⁿ/ỹ/, ong/oŋ/といった、鼻母音や鼻音韻尾をもつ音節にも、*-ʔや*-hに由来する声調がのることである。こうなると、上古中国語と同様に、-nʔや-mh（あるいは-msか）といっためんどうな二重子音が音節末に存在したことになるが、古ネ語の音韻体系はなるべくシンプルなものにしたいという欲求が現時点ではあり、そのような末子音を想定したくない。&lt;br&gt;
　そこで、鼻音韻尾をもっていた音節の声調発生の原因を、母音の長短に求めたい。現実世界にも、ごく少数ながら、母音の長短が原因で声調が発生したと考えられている言語があるから、それを取り入れよう。&lt;br&gt;
　ここで、&lt;strong&gt;*kaːm&amp;gt;kam33, *kam&amp;gt;kam35&lt;/strong&gt;としたい。これは&lt;strong&gt;「母音の長短により声調の別が生じた」&lt;/strong&gt;ともいえるし、あるいは、さっきと言っていることが矛盾しかねないのだが、&lt;strong&gt;「*VːN, *VNにおいて、Vの長短の区別があいまいになったことで、わずかな期間だけ*VN, *VNʔのような発音になっており、その-ʔによって声調が生じた」&lt;/strong&gt;という説明をつけてもいい。&lt;br&gt;
　こうなると、鼻音韻尾および鼻母音では-hに由来する声調が出なくなってしまうのだが、「この音にはこの声調はあらわれない」というような「音韻体系のいびつさ」もわたしは好むのでちょうどいいだろう。あとで既に作った単語の声調を修正して、*-h由来の声調は鼻音韻尾および鼻母音の字ではごくまれにしか現れなくしておこう（声調に多少の例外はつきものであるから少しは残す）。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  長母音・短母音の区別の起源は
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　古ネ語の母音の長短の別は声調発生にかかわっていたので、現代ネ語の母音の長短の別にはこれまた別の起源を考えないといけないのだが、これはかんたんに、広東語と同じく&lt;strong&gt;母音の質の違いによって生じた&lt;/strong&gt;のだと考えればよい。&lt;br&gt;
　まだ具体的にどんな母音かは未定だが、これはまた次回以降の記事で考えることにしたい。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  その他の末子音も考えよう
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　ここまで出てきていない古ネ語の末子音についても考えるが、これは、なんとなく&lt;strong&gt;*-j&amp;gt;-i&lt;/strong&gt;、&lt;strong&gt;*-w&amp;gt;-u&lt;/strong&gt;というのを想定したい。しかし、あとで母音について考えるときに、これがじゃまになれば、削除してもいい。&lt;/p&gt;

&lt;h2&gt;
  
  
  古ネ語の末子音の体系ができた
&lt;/h2&gt;

&lt;p&gt;　まとめると、古ネ語に存在していた末子音は&lt;strong&gt;-p, -t, -c, -k, -m, -n, -ɲ, -ŋ, -ɹ, -l, -j, -w, -h, -ʔ（順番適当）&lt;/strong&gt;ということになった。わりと現実的なラインナップではなかろうか。古代言語だからといって過剰に複雑な音韻体系を想定せず、現代にもよくありそうな感じにするのが今回の古ネ語再構のコンセプトだ、と今決めたのである。　終わり&lt;br&gt;
　&lt;br&gt;
　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
    </item>
    <item>
      <title>膠着語が作りたいわたしの物語</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 07 Sep 2025 17:26:28 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E8%86%A0%E7%9D%80%E8%AA%9E%E3%81%8C%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-569c</link>
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      <description>&lt;p&gt;　わたしは最近孤立語ばかり作っていて、膠着語連盟兵務部から命を狙われることも多々あった。幸い、弁慶の泣き所以外に銃弾をくらっても死なぬ身体に鍛えたから、いままでずっと生きて孤立語を作ることができている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、イテリメン語やタイヤル語の学習をはじめて、ふと、膠着語をふたたび作ってみたくなった。&lt;br&gt;
　ふたたび、というのは、小学生から高校までつくっていたバター語というのが、日本語によく似た文法をもつ膠着語だったからだ。しかし、バター語をいまさらつくる気はあまりないので、新しく作ってしまおう。&lt;br&gt;
　&lt;br&gt;
　まずは音韻体系をつくる。これは、夜食に電気パンをたべていたら、すぐに思いついた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;子音（上段が音声記号、下段がつづり）&lt;br&gt;
p b m f t d n s l  ʃ tʃ ʒ j k ŋ ʔ h w&lt;br&gt;
p b m f t d n s l  x c  j y k g ' h w&lt;br&gt;
f, s, x, c, j以外は音節末にも来る&lt;br&gt;
ŋをg、ʃをxと書くのに注意が必要な程度で、あとはべつに何でもない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;母音&lt;br&gt;
i e a ə u o ɔ&lt;br&gt;
i e a ơ u ư o&lt;br&gt;
と決めた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　音節構造は、二重子音を許さぬことにして、(C)V(C)とした。ネ語とはちがって、たまにはなるべく発音しやすいようにしてみようと考えた。&lt;br&gt;
　発音しやすい言語をつくる人も多いが、わたしは、自然言語に似た人工言語をつくるのが好きだ。外国語学習で毎回発音に苦しんできた経験から、たいていの言語には日本語に無いむずかしい音があるだろうとみて、ある程度発音に苦しむようにつくっている。しかしアアダン語は、いつもと違ったことをやりたいと思ってつくった言語だから、今回は例外的にシンプルな音韻体系とした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　また言語名は、適当に意味もなくA'adag語とした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ところが困ったことに、単語があまり思い浮かばない。ライプツィヒジャカルタリストをみながら、以下の7語をつくったところで、何もでてこなくなった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;火　kabơl&lt;br&gt;
鼻　fiti&lt;br&gt;
水　ưgoh&lt;br&gt;
口　waso&lt;br&gt;
舌　hatam&lt;br&gt;
血　xicik&lt;br&gt;
骨　yale&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「骨」の次が出てこぬので、この日はもう寝てしまうことにして、単語作成は翌日に持ち越しとなった。造語では、どうしてもアイデアが出てこなくなることもあるので、調子が悪かったら寝てしまって明日に回すのもたいせつであると思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　翌日。朝食の槍投げパンを食べた後、もっと単語をつくってみることにしたが、やはりどうも思い浮かばぬから、散歩をしながら考えることにした。歩きながらだと、思考が加速する性分なのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　わたしが住んでいるのは、西早稲田にある9999階建てのマンションで、その最上階ともなると、酸素がまったくなく、息苦しくて大変である。エレベーターもないから、散歩しに外に出るのも一苦労だったが、言語作成のためだと割り切って、20分もかけて階段を下りきった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　外に出る。真夏の東京はちょっと蒸し暑い。天気予報によると、おおむね摂氏127度ほどであり、川の水もぐつぐつと煮立って、今にも蒸発しそうだ。熱中症にはなるまいと、自販機でアクエリアスを購入して、川沿いの堤防を歩く。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　前述のとおり、歩きながらだと頭が回る。&lt;br&gt;
 まず、オーストロネシアっぽさを出すために、母音音素の数を減らそうと思い立ち、i u o aのみとした。また、-jと-sも許容することとした。さらに、子音音素qを追加した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　単語もぼちぼち出てきた。わたしはぼーっとしていると意味のない音が思い浮かんで口に出してしまうくせがあるので、歩きながら「tukdah, tʃiniʔ, fikuj…」などとぶつぶつ言っていた。&lt;br&gt;
　リストを見ながらではないが、適当に目に入ったものを造語していった。以前の記事でも書いたが、造語する語が思いつかぬときは、目に入ったものをなんというか考えるといい。言語を作るために散歩にいくことは、気分転換だけでなく造語のネタを探す意味でも重要である。&lt;br&gt;
　以下、歩きながら作った単語である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;死体　tukdah&lt;br&gt;
川　cini'&lt;br&gt;
道　fikuj&lt;br&gt;
牛　lulug&lt;br&gt;
化け物　potopoto&lt;br&gt;
霊　wisas&lt;br&gt;
老人　wuwun&lt;br&gt;
人　ba'xaq&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ある程度単語ができて、次は文法ということになったが、わたしの浅い知識ではどうも心もとない。そこで、大学の図書館にいって、タガログ語やトルコ語のニューエクスプレスでも借りることにした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　15分ほど歩いて、泥犬文科大学図書館に着いた。学生証でひらくゲートをくぐると、貸出カウンターにいる司書が棒で生の鶏肉をガンガン叩いているのがみえる。カウンターに直置きするのは衛生上どうなんだ、と心の中で文句を垂れながら、言語学コーナーをめざす。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし2階にあがって、閲覧席の方をみて仰天した。ぱんぱんに膨らんだリュックを背負った2人の男性が、聞いたことがない言語で立ち話をしていたのだが、よくきいてみると、&lt;br&gt;
　「何とかなんとか、waso ba'xaq何とかなんとか…」&lt;br&gt;
　wasoにba'xaq。まさしく、わたしが昨日と今日作った、アアダン語の単語ではないか。これは後置修飾で「人の鼻」と言っているものか。&lt;br&gt;
　幻覚かと思ったが、男の鼻の穴にちょっと指をいれてみると、確かに実在のヒトの感触がある。どうも、これは幻ではなく、私の人工言語創作が生み出した目的論的人間であるようだった。&lt;br&gt;
　&lt;br&gt;
　いまアアダン語を話せるわけはなかったのだが、わたしは授業で習ったモノリンガル・メソッド（共通言語のない相手に対して、言語調査をする方法）を駆使して、アアダン語の格体系を聞き出すことに成功したのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ogoh「水」の格変化&lt;br&gt;
絶対格　ogoh&lt;br&gt;
能格　　ogoh-uh&lt;br&gt;
与格　　ogoh-u'ul&lt;br&gt;
具格　　si-ogoh-u'ul　または　si-ogoh&lt;br&gt;
場所格　ogoh-mig&lt;br&gt;
欠格　　ogoh-u'ulan&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さらに、調査によって、動詞に接尾辞だけでなくいくらの接頭辞、接中辞がつくこともわかったが、そのはたらきまでは、理解することができなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、意図せず、ネイティブスピーカーからの調査によって、文法項目を少し埋めることができた。欠格という比較的めずらしい格が生き残っていることや、接中辞があることに感動をおぼえる。&lt;br&gt;
　&lt;br&gt;
　わたしは男たちに礼を言うと、本を借りるのもわすれて、スキップしながら図書館を出ていった。しかし、この言語をこれからもつくりつづけるかは、未定である。ネ語をつくるのにつかれて、気分転換をしたいときなどに、作っていければいいかな。&lt;/p&gt;

</description>
      <category>人工言語</category>
    </item>
    <item>
      <title>自作の「ボコク語」というやばい言語の記録 #1</title>
      <dc:creator>Tsuchifude</dc:creator>
      <pubDate>Fri, 29 Aug 2025 14:44:44 +0000</pubDate>
      <link>https://migdal.jp/tsuchifude2000/%E8%87%AA%E4%BD%9C%E3%81%AE%E3%83%9C%E3%82%B3%E3%82%AF%E8%AA%9E%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%82%84%E3%81%B0%E3%81%84%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2-1-3249</link>
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      <description>&lt;p&gt;　わたしはふだん、単音節的で子音連続が少ない声調言語を作っているのですが、イテリメン語の学習を通して、長い子音連続が大量にあって発音しにくいアクセント言語も作りたいと思うようになりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、むかしにもそのような特徴を持つ言語を作っていたことがあったことを思い出したのです。それが「ボコク語」というものです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、この言語については、一人称単数代名詞の発音以外、ほぼ覚えていません。紙のノートに詳細を書き留めていたことでしょうが、私の部屋には今までいろいろなものを書いたり描いたりして埋めてきた自由帳が20冊以上もあるので、どれに書いたのか探すのが面倒です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そこで、まずはボコク語制作再開の準備として、Twitterの検索機能を使って、過去にわたしのアカウントでつぶやいたボコク語に関する情報の断片を集めてここにまとめてみることにしましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ツイートした順に、おもしろいものだけを抜粋しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/1&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク(Boqoq)語作り始めようかな&lt;br&gt;
一人称単数代名詞は/pqtb̤ˠøyɳsˤ/にしよう&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/1&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語で「ボコク語」は/ʙo qʰɔq zɹæiʂx vl̥ɬ/&lt;br&gt;
正直、ラテン文字で書くのは絶望的すぎる&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/3&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語は音素として弁別される母音が9個、子音が195個ある&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/5&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語では/sˤ/と/sˠ/を違う音素として区別する&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/8&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語には文法上の数が10個ある&lt;br&gt;
1.単数&lt;br&gt;
2.双数&lt;br&gt;
3.三数&lt;br&gt;
4.少なすぎる、少なくて困る&lt;br&gt;
5.少ない、少なくてほどよい&lt;br&gt;
6.多くも少なくもない複数&lt;br&gt;
7.おおよそ17個or0個(同形)&lt;br&gt;
8.多い、多くてうれしい&lt;br&gt;
9.多すぎる、多すぎて困る&lt;br&gt;
10.とんでもなく多すぎる&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/9&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語の格について考えている&lt;br&gt;
「〜の一部」をあらわす格がフィンランド語にあるらしいので、対抗して「〜の半分以上」「〜の半分以下」「〜の一部(具体的な量は不定)」を別の格で表すようにしよう&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/10&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語で「私はリンゴを食べる」&lt;br&gt;
ɹ̥ʷœxɬˠɱˠçɮæɴʙ̥ pɢt̪l̩ʕm zˤɹɤŋ̊ʷot͜sp&lt;br&gt;
俺には全然発音できん&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/12&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語の音素を「私がちょっとがんばれば発音できる」をテーマに改修中&lt;br&gt;
子音を195種から64種にまで減らしました&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/13&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語で「私はリンゴを食べる」&lt;br&gt;
pɹ̩s pɢt̪læm pɹ̩s ɹ̥œxɬɱçɮæɴʙ̥ pɹ̩s  pɢt̪læm pɹ̩s zɹɤŋ̊ʷot͜sp&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2023/12/13&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語族の全ての言語(ボコク語、ボ語、ダイイチゲン語)においては、肯定文を作るために肯定を表すマーカーを置く。否定文では何も置かない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;2024/11/13&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;
ボコク語にはaburative（油格）があり、「～からしぼった油の中で」という意味になる。植物を表す名詞のみ油格をとる&lt;br&gt;
例：&lt;br&gt;
gɦksʐpˠø̃ptʃʰkɬ-ɮɳ̊ʃpˤy̤ʔ͡hʟʙ&lt;br&gt;
sesame-ABR &lt;br&gt;
「ゴマ油の中で」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これは、早急に仕様を改めた方がよさそうですね。　終わり&lt;/p&gt;

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      <category>人工言語</category>
    </item>
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