こんにちは。普通に日本語とかよりも絶対フランス語のほうが難しい説を提唱したいと思ってるドイツ好き一般人です。
トロイア語入門第三回は、前回、「時制について」といいましたが、それは一旦おいておいて、時制変化で最も大事な動詞の活用について話していきます。早速行きましょう。
目次
活用の種類
トロイア語の動詞は、時制や性、人称によって変化します。
まず、男性形と女性形、無性形の3つに分かれます。
そして、過去分詞(-されたX)と現在分詞(-しているX)にも分かれます。
…一旦まとめましょう。
男性・女性・無性の3つと、過去分詞、現在分詞の2つで分かれるので、3×2=6で6通りの活用が存在します。ちょっと多いですね。
ここでさらに、一人称と二人称、三人称の3つでも分かれるのです。
ただ、一人称と二人称は、それぞれ男性と女性に固定されています。
要するに、6+2×2=10の10通りの活用を、トロイア語では使用するのです。
活用接辞
動詞の活用は、まず基本形に接辞を付けることで表されます。接辞は以下の通りです。
| 一人称 | 二人称 | 三人称 | |
|---|---|---|---|
| 男性・過去分詞形 | -id | -ez | |
| 男性・現在分詞形 | -eg | -eng | |
| 女性・過去分詞形 | -ick | -eź | |
| 女性・現在分詞形 | -int | -it | |
| 無性・過去分詞形 | -ed | ||
| 無性・現在分詞形 | -is | ||
どうでしょう?わかりやすくなりましたかね?
それでもやっぱり複雑で、ごっちゃになりそうですね。
サンプル
実際、どのように変化するかの雰囲気つかみにどうぞ。
〓 Ja emr hooneg. (私は歩いている。)
〓 One eź hoonez. (彼は歩いていた。)
〓 Ona štabeź. (彼女は止まった。)
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