人工言語界隈的な意味での「架空言語」とは、地球で作られた人工言語のうち、架空世界で用いられる設定の言語。または、架空世界で使われているという設定の言語のことである。
架空言語は、「言語」であるため、生産性(新しい文が生成できる能力)を持つ言語である必要がある。また、架空言語の単語は、意味も持つ必要もある。
そのため、ハナモゲラ語や音楽におけるスキャットなどは、言語ではない架空言語ではないとみなせる。
(もちろん、人工言語界隈に所属する人でも、違った解釈をするひともいるだろうが、私は、前述したように、定義する。)
しかし、ボカロ界隈では、人工言語界隈と違った意味で使われる可能性がある。ChatGPTに聞いてみたら、このような回答が得られた。
人工言語界隈とそれ以外の界隈では、架空言語という言葉が、違った意味で使用される可能性があるようだ。
ニコニコ動画における架空言語/人工言語
実際に、ChatGPTに聞いた通り、ニコニコ動画で「架空言語」を調べると、アルカのような人工言語界隈的な意味での架空言語もあるが、多くは、スキャットやハナモゲラに近いもので、特に意味のない言葉(民族的な雰囲気を醸し出すだけの言葉)が多く混じっている。
なお、ニコニコ動画で、「人工言語」と調べると、人工言語関連の動画を調べることができる。
また、人工言語界隈は、人数がそれほど多くないため、特定の人しか投稿していない。
VocaDBでは人工言語と架空言語が分かれていない
VocaDBは、国内国外関係なく、広義の意味のボカロ曲が、登録されているデータベースサイトで、YouTubeにしかない曲も、ニコニコにしかない曲も、SoundCloudにしかない曲も探すことができるサイト。日本語サイトの初音ミクWikiよりも、多くの曲が、登録されているため、マイナーな界隈である人工言語界隈の曲も発掘できる可能性がある。
しかし、人工言語と架空言語も両方とも、Fictional Languageと分類されているという問題があるため、架空言語はもちろん、人工言語の曲も発掘することは難しいだろう。
人気順のコメント(0)