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トギス語文法その1

トギス語の語順は英語と同じSVOで、主語・動詞・目的語の順番で単語を並べます。例えば「私はカレーを食べる」であれば、

Wat sik á currywat→私は、sik á→食べる、curry→カレーを)

となります。

また、この文で動詞に対応する「sik á」のうち、「食べる」という意味を表すのは「sik」のみで、残りの「á」は前の言葉が動詞であることを表す、いわば冠詞のようなものです。

この言語では動詞の活用が一切無いので、代わりに「á」が活用し、否定や時制などを表します。

例えば、前の文を「私はカレーを食べない」という否定の文にしたいのであれば:

Wat sik ãn curry

のように「á」を「ãn」に変えます。

同じように、「私はカレーを食べた」という過去の文にしたいときは:

Wat sik kwá curry

のように「á」の前に「kw」を置き、

否定も:

Wat sik kwãn curry

と、同じように「ãn」の前に「kw」を置いて表します。


この活用を表にすると以下のようになります:

肯定 否定
現在 á ãn
過去 kwá kwãn
未来 mãn

また、疑問はより単純で、語尾に「é」を置くことで表します。

「あなたはカレーを食べましたか?」であれば:

Awt sik á curry é?(awt→あなた)

と、表せます。

否定の文も同じように表します:

Awt sik ãn curry é?(「あなたはカレーを食べていませんか?」)


また、「~だよね?」のような軽い疑問は「e」を置くことでも表せます:

Awt sik á curry e?(「カレー食べるよね?」)

ご精読ありがとうございました。

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