どうも、焦っているfriedriceです。
当記事はこの記事の続きです。まだ前半を読んでいない方は先にそちらをどうぞ。後半は作品JからRまで、また審査外作品αの講評、あとコンペ終了後の感想を載せています。
講評(続き)
J.しみゅん語 by チーム ヒメミコかわいいの会
yuzuru_sofiaさんとKosasa Sepetoさんによるチーム ヒメミコかわいいの会の作品です。
トークソフトの言語っていう設定が良いですね。かわいいです。
音韻はザ・日本語って感じです。/ɕ/が入っているので。文法も興味深いです。他動詞文と自動詞文で語順が変化したり、設定が生きている部分としては、高低アクセントを自由自在に使えるトークソフトだからこその格変化・動詞活用、などの神部分もありますね。ZpDICの追加記事も接続詞や命令文など充実でした。
実際に話させちゃうのびっくりしてしまいました。みんなかわいいね トークソフトの良さが光る作品でした。
K.司書用言語 by 立川星路(某駅連)さん
唯一のGoogle Spreadsheetでの投稿?!
Dのせんちゃ!さんと職業が少し被ってしまっていますが、前者とは違い司書たちのコミュニケーションに使われるようです。
格がわざわざ「出格」になってるのは、本棚の中から本を出すときに使うのかな、と想像できたり、それぞれの格変化に一つ一つちゃんとした意味がありそうで妄想が捗ります。
えっと、全体的に講評が短くなってしまいました。でも、MigdalやZpDICだけでなく他の媒体で投稿する(JでもYoutube投稿あり)のは良い試みですね。私も次回やってみようかな
L.↑↑↻↺・→↻↑↑ by 米田みるさん
陸棲種族と海棲種族、また商人という設定が幻想的で良いですね。
練習してると腕と指が疲れてきます。特に一方を上下左右に動かしながら一方を回すのが難しすぎます。助けてこれを速くできるネイティブウェーヴァー(波を立てる人)は凄いと思いました。彼らの同意を求める動作や拒否を表す動作もユニークさに溢れています。
私は製作者の米田みるさんと同じく初参加組なのですが、これは完敗しました。こんなアイデアは思いつかないです。「水面が静かでありますように」という一つ一つの祈りが美しい作品でした。
M.骸機語 by ふぃるきしゃさん
やはりふぃるきしゃさんの作る世界はいつも魅力的ですね。今回も興味深いです。
音素セットはシンプルになっており、文法形態も抱合語と、偶然にも素早く指示する必要のある戦闘に適した言語となっていますね。
骸機語は、骸機と化した人間が理解できる唯一の言語である。これは、元の母語がいずれの言語であっても同様である。その原因は未だ明らかになっていないが、一説には、機胚を生み出した外宇宙生命の言語なのではないかと言われている。
という説明もある通り、宇宙人などの言語という可能性もあって想像が膨らみます。若しくは、(共和国政府による検閲)かもしれませんね。
動詞の方向接辞など、この言語特有のものも有ってテーマにも合う作品だと思いました。最後の警告でちょっとびっくりしました。操縦士のピラネは無事逃げ切ることができるのでしょうか…
N.毛づくろい奴隷用言語 by epikijetesantakaluさん
えっと…
しっぽが生えている猫人間の世界で、毛づくろい奴隷が使う言語…と。そうですね、実際にあったら面白そうです。足話、また見てみたいです。
O.ↄꝛlhƣ’ahnjmlhe語 by やみせふぇさん
意味が分からないことしか分かりません。あとは設定だけ
子音まじで分からないので母音と音節だけ見て感想書きます。母音は6つとシンプルで、音節構造もCV(V)なので、子音さえ理解できれば多分簡単な素晴らしい言語なのでしょう。
子音さえ理解できれば、ね?
P.エスリャートル語 by かばやなぎ/S.さん
うーん、正直設定好きなので、文法説明を一番期待してた言語でした。コンペは終わってしまいましたが、いつか説明が追加される日を待っています!
(ちなみに、ナワトル語っぽい響きだなと勝手に思いました)
Q.owudor語 by OH!藝斗さん
今回のコンペ二つ目の手言語(一つ目はL)ですね。
(多分)両腕を使うのでよりきつくなってきます。ぶんぶん振り回すのはまじで辛いです。
格や時制も腕振り一つで表せてしまうのが良いですね。代名詞もシンプル。
最後随分と革命的になっていますね。万国の労働者よ、(owudor語のもとに)団結せよ!な作品でした。
R.ハーズ語 by Cyanōさん
(審査対象作品の中では)最後!
前回作のニャーメリ語との関連もあるということで、設定が貫かれているっぽいです。
鼻音多くて難しいです。高低アクセントもむずいね
でも格変化とか人称代名詞、動詞活用が規則的で好きです。様格が一番良いですね。動詞接辞も義務/可能などの意味があって興味深かったです。
これを使っている司祭たちの会話を見てみたいと思いました。ラストにふさわしい雰囲気の良い作品でした。
α.イルツ語 by みうこねさん
ここからは審査対象作品にならなかったおまけ枠!(尚1作品のみ)
堂々登場、魔女が使用する言語です。
限度辞、という概念が面白いです。強くなるにつれて長くなるので、強い魔女=高速詠唱ができる、といった感じなのでしょうね。部位辞も良いです。杖や使用者を基準とした上下左右を区別できることは重要そうですね。
正直提出期限間に合ってさえいれば上の方で結構いい勝負したと思います。冗談抜きでテーマに合いすぎた作品でした。
コンペ全体の感想
まずは出題者賞獲得のいもさん、おめでとうございます!
使っている場面がはっきりとしているので、本当に分かりやすかったですし、アリンツァクンたちが実際に何かしている様子がよく思い浮かびました。自分ももっとそうすればよかったと後悔しています。
他の方々の作品も完成度が高いものが多くて、出題者の趣味に完全による形になったのかもしれません。
とにかく今回は提出期限遅れも含めて19作品、投稿数が過去最高らしいです。皆さん、講評を書かせていただいてありがとうございました。
二週間という短い期間だったのですが、意外といいものを完成させることができたり?という感じで、参加前のハードルが今回の参加で結構下がった気がします。また参加させていただきたい。また、人口世界コンペも始動し始めているので、そちらも楽しみにしていきたいところです。
最後に、運営の皆さん、参加者の皆さん、またこの記事を読んでくださっている皆さん、ありがとうございました!
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