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グロバサたん
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縮約形態素について

グロバサには縮約形態素(truncated morpheme)と呼ばれる語彙や接辞があります。これは語形の一部だけを切り取って関連語をつくったものです。
自然言語に由来する表現を個別に採用する場合と比べると、この方式は意味と語形との結びつきを維持でき、暗記の助けにできるという特徴があります。また、縮約形態素なしに(中国語のようなしかたで)語彙を転用する場合と比べると、統語的な曖昧性が生じづらいという利点があります。

  • cele「目標、目的」→ cel「〜のために、〜へ」
  • yongu「使用する」→ yon「〜を用いる」

Globasa の名前に含まれている -sa も basa (言語)に由来する縮約形態素です1。よって、Globasa は「世界語」という意味になります。ちなみに、縮約形態素を使わずに globabasa とすると、より広い意味での世界語(たとえば、pandunia や Lidepla などの多語族参照型の言語や、更に広義にはエスペラントや英語など)を意味することになります。


  1. 厳密に言うと若干複雑な事情があって、-sa については英語などの接尾辞も参考にしています(Chinese, Cantonese, Vietnamese などの -ese)。 

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