ザソク語で、述語に主語の人称・数などを明視する必要はありませんが、文章長さの縮約、曖昧さ低下などの理由で主語や目的語の人称と数が現れる場合もあります。
ザソク語では下の表のように代名詞を使っています。
単数 | 複数 | |
---|---|---|
一人称 | miro | mira |
二人称 | niro | nira |
三人称 | hiro | hira |
不定称 | siro | sira |
これは、どんな人称なのかは初めての子音から、数は終わりの母音から現れているのです。これを語尾化して、文章の主語、目的語の人称と数を簡単に表せます。
- mo-V-um: 私が〜する
- «um»は現在時制
- V-umo: 私を〜する
- nodiosuso?: あなたはなにをする?
ありがとうございます。
人気順のコメント(1)
人称代名詞と動詞の屈折が紐づくのはヴォラピュクみがありますが、あちらは主語の人称しか表示できないので、ザソク語のほうが自由度が高いですね。