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無生物音源語(仮): カノン進行とテンス・アスペクト

So-Mi (こんにちは) Mi-Do-r-Ti-Do-r=RiFa (かんたんたんたん) =DoMi (です)
カノン進行の無生物音源語的意味を考えていたら、テンスとアスペクトの仕組みが出来上がったので、今回はそれについて解説します。

カノン進行とは

カノン進行は、ヨハン・パッヘルベルの「カノン」に使用されたコード進行のことで
1度 → 5度 → 6度(短)→ 3度(短)→ 4度 → 1度 → 4度 → 5度
を繰り返す。クラシックだけでなく様々な曲に使われている。

パッヘルベル カノン - YouTube

作曲:ヨハン・パッヘルベル(1653-1706)ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団

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無生物音源語で表現すると
DoMiSo(私)→ ReSoTi(仲間/良い)→DoMiLa(?)→ MiSoTi(?)→ DoFaLa(家族/安心)→ DoMiSo(私)→ DoFaLa(家族/安心)→ ReSoTi(仲間/良い)
となる。今回は DoMiLa と MiSoTi の意味を当てはめようと考えるところから始まった。

音楽には時間が要る

前回紹介した通り、Do には自分自身や自分に属するもののイメージが感じられる。Re から始まる和音には自分以外の人を表す意味を当てはめた(まだまだ和音はあるので、今後はその法則から逸脱していくだろう…)。MiSoTi をはじめとした Mi から始まる和音にはどんな意味を与えるべきかと考えたとき、奏者や聴衆以外で音楽に必要なものとして「時間」がふさわしいのではないかと思い至った。一瞬で把握できる視覚情報の文字や絵と違い、聴覚情報の音楽にはそれを捉えるための時間が不可欠である。

MiSiTi: 今、現在の意。3度の長和音。時間の基準を考えたとき、ニュートラルなこの和音が「過去でも未来でもないこの瞬間」を指すのにふさわしいと感じた。日本語の「今」と同様、直近の過去や未来も含まれる。
MiSoTi: 昔、過去の意。3度の短和音。音階が下から上に向かうのを正方向と感じる(実際、和音を読み上げる時は下から順に行う)ため、真ん中の音が MiSiTi より半音低いこの和音に過去の意を与えた。
MiLaTi: 将来、未来の意。MiSoTi と MiLaTi の関係から、真ん中の音が MiSiTi より半音高いこの和音に未来の意を当てはめた。ミライと MiLaTi の音が似ているのは全くの偶然。でも覚えやすいから由来の1つにできそう。
MiTi: とき、時間の意。形式名詞として使うこともできる。現在・過去・未来に共通する音を概念としての「時間」を指すものとして定めた。

疑問詞を作る音 Do↑と組み合わせると
Do↑-MiTi: どのとき→いつという疑問詞になる。

6度の和音は MiSiTi から導かれる(MiSiTi は6度の和音にとって属和音)。過去を表す MiSoTi と同様短和音である DoMiLa(6度の短和音の転回形)には思い出の意がふさわしいと考えた。聴覚情報を軸に考えるので、記憶とは聴いたことのある音のことである。

以上によりカノン進行は
DoMiSo(私)→ ReSoTi(仲間/良い)→DoMiLa(記憶/懐かしい)→ MiSoTi(過去)→ DoFaLa(家族/安心)→ DoMiSo(私)→ DoFaLa(家族/安心)→ ReSoTi(仲間/良い)
となり、追復曲 (カノン) の名の通り追憶の詩のような趣になった。

時制接尾辞とアスペクトのリズム

自立単語の後に付いて述語を作る助詞(DoMi、DoSo、MiSo等)の後に続いて時制を表す接尾辞を考えた。
時間を表す単語に由来して、
過去形: SoTi
現在形: SiTi
未来形: LaTi
とする。
習慣や恒常的真理を表す現在形については時制接尾辞をつけない

DoMiSo () =SoLi () Fa-La-La-Ti (音文字frt(ふぇると)) =RiFa (ラテン文字かつヒト・モノの名前)
=FiLa () DoReMiSo (歌、命/歌う、生きる) =DoSo (名詞) =RiFi () ReFiLa (動物/意図的な/能動的に聴いて感じ取る) =MiSo (動詞・完成相)

→ 私はふぇるとちゃんの歌を(習慣的に)聴く
DoMiSo=SoLi Fa-La-La-Ti=RiFa=FiLa DoReMiSo=DoSo=RiFi ReFiLa=MiSo=SiTi (現在形)
→ 私はふぇるとちゃんの歌を聴く(聴き終わることが想定されている)

アスペクトについては、動詞を表す接尾辞を鳴らす回数で区別する。
完成相: 1回
継続相: 2回
結果相: 3回

Fa-La-La-Ti=RiFa=SoLi Do-Di (暗い、不透明な、幅が狭い、黒い/書く)
=DoMi (形容詞) DoMiSi (弱音器、服/異なる/変わる、変える) =DoSo (名詞) =RiFi ReMiFiLaTi (装飾音/豊かな/身につける) =MiSo=MiSo (動詞・継続相) =SoTi (過去形)

→ ふぇるとちゃんは黒い服を着ていた(最中だった)
Fa-La-La-Ti=RiFa=SoLi Do-Di=DoMi DoMiSi=DoSo=RiFi ReMiFiLaTi=MiSo=MiSo=MiSo (動詞・結果相) =SoTi
→ ふぇるとちゃんは黒い服を着ていた(状態だった)


この記事書き始めたときバレンタインデーを過ぎるかくらいのはずだったんですけどねぇ…なんでもうGWすら過ぎ去ってるんですかねぇ…オカシイョ

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