初めましてです。
現在制作中の言語(名称未定)があるので途中経過を記録しておきます。
言語学や音声学を習ったわけではないのでやはり不備はある。
でもまあ最初は失敗から始まってもいいんではないでしょうか。
あとだいぶ適当記事になります。ミスもあるかも…
※以下お暇のある方はご覧ください。
決まっていない点も多々ありますし、これから変わるものもあるでしょうが。
語順はSVO型
基本の5文型↓
SV
SV Marker O
SV Marker C
SV Marker O Marker C
SV Marker O Marker O
【名詞】
名詞は一般名詞 代名詞 指示語 固有名詞 外来語に分かれる
一般名詞
代名詞
指示語
固有名詞→単語の初めの文字を大文字にする
新語・外来語→このような単語であることを表す副詞を入れる
【動詞】
動詞は自動詞と他動詞の区別は特につけず、目的語をとる場合は方向詞(関係標識語:Marker)をつけることで表現する
【形容詞】
形容詞は基本後置修飾で置く
ただし最も強調したい形容詞は名詞の前においてLinkerをつける
〇順序階層 英語における階層ママ
1 限定詞 (Determiner) 数量や特定を示す語
2 意見・評価 (Opinion) 主観的な判断、感情
3 大きさ (Size) 物理的な大きさ
4 形状 (Shape) 物理的な形
5 年齢・新旧 (Age) 新しさや古さ
6 色彩 (Color) 色
7 出所・国籍 (Origin) どこから来たか
8 材質 (Material) 何でできているか
9 目的・用途 (Purpose) 何に使うか
例)日本製-Marker-ナイフ-3-美しい-小さい-鋭い-古い-銀色-チタン製-料理用
【副詞】
副詞は動詞を修飾するなら動詞の直後、文全体を修飾するなら文末に置く
【助動詞】
① 行為構造(動作の構造を決定)
使役(〜させる)
受身(〜された)
自発(自然と〜してしまう)
② 時間・相(動作の時間的状態)
進行(今まさに〜している)
終了(すでに〜し終わった)
継続(今も〜している)
再開(再び〜し始める)
反復(繰り返し〜する)
近接(ほとんど〜するところだった)
記憶(〜だった 単純過去)
習慣(いつも/よく〜する)
③ 意図・意志(行為者の心的態度)
意志(〜するつもりだ)
試行(〜しようとする)
予定(きっと〜する 確定的)
希望(〜したい)
願望(〜すればよいのに 未来的)
仮定(〜だったならよいのに 過去的)
勧誘(〜しませんか)
命令(〜しなさい)
④ 評価・判断(道徳・社会的判断)
強制(絶対に〜すべき)
義務(〜すべきだ 語り手の意思)
適当(常識的に〜すべきだ/〜する方が良い)
許可(〜してもよい)
許容(〜しても構わない 思うところはある)
特認(〜してもよいが、してほしくはない)
能力(〜できる 本人の能力として)
可能(〜できる 機会がある)
余裕(〜する余裕がある)
⑤ 推論・伝聞(話者の認識モード)
伝聞(〜だったらしい)
傾向(〜しそうだ/〜する可能性が高い 理由がある)
推察(〜だろう より現在的)
推量(〜かもしれない 弱い推察)
予測(〜するだろう)
詠嘆(〜だなあ)
反語(〜だろうか。いや、そうではない)
⑥ 強調・敬語(文末の調子・敬意表現)
比況(〜するようだ)
強調(〜である 断定)
尋問(なぜ〜しないの?すれば?/〜しなよ)
丁寧(〜です 弱い)
美化(〜です 目上の人に対して)
敬意(〜です 最上級の敬語)
〇共起制限
① 行為構造系(使役・受身・自発)
使役 自発とは非共起 受身+使役(「〜させられる」)は例外的にOK
受身 使役と共起可、自発と非共起 自発とは意味重複(「自然と〜された」は曖昧)
自発 受身・使役と非共起 内的発生表現なので、他者操作とは矛盾
② 時間・相(アスペクト)系
進行 記憶・終了・近接と非共起 進行と完了は反義的
終了 継続・進行・近接と非共起
継続 終了・近接と非共起 「続いている」と「終わった」は両立不可
近接 進行・終了・継続と非共起 時間的矛盾が発生する
記憶 特に制限なし 時制扱いなので他と共起可能(例:記憶+終了)
再開 反復・終了と可、他は非推奨 再開+反復=「何度も再開する」など
反復 再開・継続と可 「ずっと繰り返している」など自然
③ 意志・心理系
意志 強制・義務・適当と非共起 意志と他者判断は衝突する
希望 意志・願望・仮定と非共起 願望と希望の境界を明確化
願望 希望と非共起 願望はより現実から離れた想定
仮定 願望と部分的に可 「もし〜なら〜したい」はOK
試行 意志・予定・希望と非共起 「試み」と「予定」は重複する
予定 予測と共起可 「〜するだろう予定」は意味強調になる
④ 評価・義務・許可系
義務 強制・適当・許可系と非共起 上位義務は下位義務を内包
強制 義務と非共起 「絶対に〜すべき」と「〜すべき」は重複
適当 義務・強制と非共起 「常識的に〜すべき」は独立層
許可 許容・特認と非共起 「してもよい」「しても構わない」は階層化表現で、通常併用しない
許容 許可・特認と非共起
特認 許容・許可と非共起 「していいけど望ましくない」は独自立場
⑤ 認識・発話モード系
傾向 推察・推量と非共起 「しそうだ」「だろう」と「かもしれない」は強度差の問題
推察 傾向・推量と非共起 同上
推量 傾向・推察と非共起 同上
伝聞 どれとも共起可 「〜らしい」が他助動詞にかかるのは自然
詠嘆 強調・反語と部分共起可 「〜だなあ、だろうか?」など語用的許容
反語 推量・推察・詠嘆と部分共起可 文末的機能のため許容広め
⑥ 敬語・文末調整系
敬語はそれぞれ非共起
比況 強調以外と共起可(ただし最後)
強調 比況以外と共起可(ただし最後) 文末確定用。終止助動詞として扱う
尋問 強調・丁寧と可 「〜しなよ」「〜しますか?」など
詠嘆 どれとも共起可
【Marker(方向詞)】
動詞が他動詞になるための句
S V Marker O が基本の形になる
A〜Dは動詞を修飾する目的が多い
E〜Gは名詞を修飾する目的が多い
A. 方向・対象 動作の行き先・対象
hop 方向(〜を対象として/〜に向けて/〜へ)
fer 対象(〜を)
B. 出所・原因 動作の起点・理由
起点(〜から)
原因(〜によって)
C. 伴随・手段 方法・一緒に
付属(〜と)
所持(〜を伴って 動作者の意思が含まれる)
方法(〜によって/〜を使って)
D. 所在・位置 存在場所・位置
内部(〜の中で)
詳細(〜の地点で 特定性が高い)
広域(〜の地点で より広い範囲)
接触(〜の近くで)
側面(〜に沿って)
E. 所有・属性 所有関係・所属
所有(〜の)
目的(〜のための)
F. 比較・基準 比較・対比
比較(〜よりも)
等位(〜として/〜と同じく)
G. 排除
除外(〜以外)
【Linker(接続詞)】
節と節、句と句を接続する働きをする
基本的に「節A Linker 節B」で「節A〜節B」と、Aを従属節、Bを主節にするが、文を強調したい場合は「Linker 節A, 節B」としてもよい(意味は同じ)
A. 条件・仮定
(もし〜なら…)
(〜でない限り…)
(〜する限り…)
(〜に備えて…)
(〜ならできるだけ…)
B. 理由・原因
(〜だから…)
(〜のために…)
(今や〜だから…)
(〜という理由で… やや硬い)
C. 結果・目的
(〜ので…)
(〜するために…)
(〜するほど…)
D. 逆接・対立
(〜、しかし…)
(〜というよりも…)
(もし〜であっても… 仮定的)
(〜であっても…)
(〜だけれども…/〜ではあるが… 譲歩的)
(〜にも関わらず…)
(どんなに〜でも…)
(〜であろうとなかろうと…)
E. 時間・並列
(〜する時…)
(〜してから…)
(〜するまで…)
(〜しながら…)
(〜、そして…)
(〜につれて…)
(〜の前に…)
(〜の後に…)
(〜からずっと…)
(〜までずっと…)
(一度〜したら…)
(〜いつでも…)
(〜したらすぐに…)
(〜そのうえ…)
F. 比較・条件強調
(まるで〜のように…)
(たとえ〜でも…)
(〜と同じくらい…)
G. 接続
(〜と…)
(〜または…)
(〜と…どちらも)
(〜か…かどちらか)
(〜と…どちらもない)
(〜だけでなく…も)
【音】
母音は a e i o u の5つ 二重母音・ 長母音はなし
/a/ 「あ」 オープンで響きの中心
/e/ 「え」 やや前寄り
/i/ 「い」 細い・高め
/o/ 「お」 丸くて重め
/u/ 「う」 唇を突き出して発音
子音は b c d f g h j k l m n p q r s t v w x y z の21つ
/p/ 無声両唇破裂音 「ぱ」っぽく
/b/ 有声両唇破裂音 「ば」っぽく
/t/ 無声歯茎破裂音 「た」っぽいが、日本語より強い
/d/ 有声歯茎破裂音 「だ」
/k/ 無声軟口蓋破裂音 喉の奥で「かっ」
/g/ 有声軟口蓋破裂音 「が」
/m/ 両唇鼻音 唇閉じて鼻抜く
/n/ 歯茎鼻音 日本語と同じ
/ŋ/ 軟口蓋鼻音 「んぐ」や「ん(舌が上がらない)」感じ
/s/ 無声歯茎摩擦音 「すぃ」気味
/z/ 有声歯茎摩擦音 「ず」
/ʃ/ 無声後部歯茎摩擦音 「しゅ」より口を丸める
/ʒ/ 有声後部歯茎摩擦音 「じゅ」みたいな柔らかい音
/h/ 声門摩擦音 日本語の「はひふへほ」より弱く
/l/ 有声歯茎側面音 舌を上前歯の裏につけて「ら」
/j/ 有声硬口蓋接近音 「いぇ」や「や」
/w/ 有声両唇軟口蓋接近音 「うぇ」「わ」中間
/f/ 無声唇歯摩擦音 上の歯で下唇を軽くかむ
/v/ 有声唇歯摩擦音 /f/を濁らせる感じ
単語、音韻のルール 不備あるかも
音節S=C¹V¹C²
C¹→任意の子音 省略可
V¹→任意の母音 省略不可
C²→任意の子音 省略可
単語は基本S¹S²…Sⁿ(1<=n<=5)で作る
制限→
母音の連続:S¹のC²とS²のC¹が省略されV¹V²のようになる場合、V¹≠V²であり、音声は以下のようになる。また、前半4つは優先されるルールである。
ae /æ/
ie ei /iː/
ao ou /oː/ オー
融合ルールに当てはまらない母音の連続は、i, e 開始なら /j/、a, o, u 開始なら /w/ を挿入。
また、母音が3つ以上続くことは許さない。
子音の連続:尾子音C²と頭子音C¹が連続する場合、両者の有声性は一致しなければならない。
破裂音p, t, k, b, d, g がC²とC¹で連続することを認めない。
鼻音の同化:尾子音C²が鼻音(m,n)で、次の音節の頭子音C¹が破裂音(p,t,kなど)の場合、C²はC¹の調音点に同化する。(例:in + put→/ɪmpʊt/のようにnがmに変化)
摩擦音の有声化:尾子音C²が無声摩擦音s、fなど)で、次のC¹が有声音の場合、C²は有声化する(s→z、f→v)
アクセント位置:単語の一番初めの音CかVにアクセントをつける
【単語】
語幹に接辞を付けるのが基本
-in / -zin 動詞化(noa「月の語幹」→noazin「闇を照らす、暗かったものを明るくする」)
de- / d- 逆の意味の動詞化(faet「火の語幹」→defaet「消火する、鎮火する」)
-ol / -l 形容詞化(mie「水の語幹」→mielol「水のような、流れの」)
-re 副詞化(gol「石の語幹」→golre「意固地に、固く」)
など
まあ今の所はこんなものです。
特に音韻が弱い。
単語はもっと地盤固めてから作りたいですね。
どうも失礼しました。
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