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渡久地 信之
渡久地 信之

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人工言語創作論?

皆様の投稿を見て便乗することにしました.

何故に人工言語を作っているのか

元々アルテナ語やワコファル語をやっていた時は,それらを使用している架空世界の架空言語を作成するために作成していました.

その後に始めたotalns語やapata語,「考えることが多過ぎてめんどい!自由に深く考えずに作成したい」という言語作成することだけを目的にして作成しています.

人工言語を作るステップ

ステップ1:どういう言語を作成したいかの方向を決める

基本語順やらこの言語の特徴にしたいことなど.

  • apata語の場合 (覚えている限り)
    • 開音節をメインにしたい
    • 能格言語かつ「動作対象 動作主 動詞 その他」を基本語順としたものを作成したい
    • 母音字の省略をしたい
  • otalns語の場合 (覚えている限り)
    • 多重子音の単語を作成したい
    • 気ままに作成したい

ステップ2:音素とかを決める

とりあえず転写は決めないとメモれないので.
音素はひとまず「これを使う」という基準で,異音はあまり考慮してません.
文字については言語ごとに作成したりしなかったり.

ステップ3:文法を決める

個人的に一番楽しいところです.
最近は自然言語に少なさそうな文法を採用しがち.
途中で思いついたりして追加・削除することも多々あります.

  • apata語の場合 (覚えている限り)
    • 基本語順に沿わない命令文
    • 過能動接尾辞
    • 後置詞と例外的な少数の前置詞
    • 後置動詞修飾句
  • otalns語の場合 (覚えている限り)
    • 人称接尾辞は実際の動作主と動作対象を常に指す
    • 双数形
    • 一人称の包括形と除外形
    • コピュラ補語化接中辞

ステップ4:造語する

個人的に一番しんどいところ.
最近は「別に日本標準語の単語とつながる訳語でなくとも良くない?」と思っているため,"rúrjrúrj"のように訳語部分が単語の説明っぽくなることもあります.

自分の思う理想的な人工言語の姿とは

自分が作成してて楽しい,かつ自分が作成したいと思ったものが出来ていればそれでいいかなと思います.

まとめ

目的次第になるとはいえ,もっと気楽に作成してもいいと思うよ.

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