今回はエール語が何なのかについて紹介していきます。
エール語とは
エール語(Eighlish)は、現時点では私の2つ目の人工言語です。(1つ目は途中で制作を辞めているため実質1つ目)
架空国家 エイルシュテイン連邦王国の全ての構成国で話されている言語で、略称は「永語」です。言語系統は東部広域語族>洋州字圏>ゲルム語派>北方ゲルム諸語>ノルデール語群>エール語です。
語順はSVO、屈折語に分類されるが殆どその要素は残っていません。
文字体系は基本的にはラテン文字(洋字)を用います。
文法
格による動詞、形容詞、名詞の変化は殆どないですが、聖域永語や北極方言、フィヨルディア永語には格変化があります。
聖域永語の名詞の格変化(一人称)
所有格(-on)、目的格(-sca/-zca)
例文
私は 読む 本を。
Iev riebl volsca.(聖域永語)
Iev ri;bl zsicd volc.(標準永語)
(主語-動詞-目的語)
-scaが目的格の語尾
私の 村は 小さい。
Iev shtaddon iecle cast.(聖域永語)
Ieven shtadd i;qlu casd.(標準永語)
(主語-動詞-補語)
-onが所有格の語尾
標準永語では、語尾の格変化が失われた代わりに目的語の前には必ず「zsicd」を入れます。
語順は基本的にはSVOから変えることは出来ませんが、命令文の場合はVSOになります。
文字
エール語は、基本的に洋字を使用します。使用方法は殆ど英語と変わりませんが発音が異なります。
子音の発音&表記
B,b [b]
C,c i,eがつくと[s]、a,oがつくと[k]
D,d 母音無しで[t]、母音ありで[d]
G,g [g]
H,h a,e,oで[h]、ä,ü,ö,ë,iで[ç]、子音のみ、またはuがつくと[ф]、母音の後に子音のみ[ː]
I,i a,u,e,oがつくと[j]、基本的には母音
J,j [ʒ]
K,k [k]、母音がa,oの時はC,c、uの時は
L,l [l]
M,m [m]
N,n 子音のみで[ɴ]、母音つきで[n]
P,p [p]
Q,q [ku]
R,r 母音つきで[ɹ]、母音無しで[ː]
S,s [s]
T,t [t]、子音単体では表記不可(語頭を除く)
U,u a,i,e,oがつくと[w]、基本的には母音
V,v 子音のみで[f]、母音がつくと[v]
Z,z [ts]
Vh,vh [f]
Ds,ds [d]
Rr,rr [r]
Sh,sh [ʃ]
Ch,ch [tʃ]
Th,th [θ]、[ð]
Dh,dh [ð]
子音清音化
「d」「v」「dh」(dhは殆ど適用されません)は、子音のみなら[t]、[f]、[θ]と発音しますが、母音がつくと[d]、[v]、[ð]と発音するようになります。
(語頭では適用されないことが多いです)
ウムラウト
「ä」「ü」「ö」「ë」など、エール語はウムラウト付きの文字が頻繁に用いられます。これらは[ja]、[y]または[ju]、[jo]、[je]と発音されます。また「ä」を「я」「ia」、「ü」を「ю」「iu」、「ë」を「э」「ie」、「ö」を「io」と表記することも出来ますが、「ia」「iu」「io」「ie」を使用する時は「ria」や「kia」と書いた時の[rja]と[ria]の混同を避けるためにiとaの間に「'」を入れて区別します。[w]の時も同様です。
例
ブリュートベルク(地名)
Brü;dBerc
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