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カヲタサ / 𝟸𝟶𝟶𝟺𝟹
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意味解釈の提案

まず、私は専門家ではないのでこの記事の内容は不正確かも知れません。ご了承ください。

この記事では意味の分類の提案をします。

能記(シニフィアン)と所記(シニフィエ)というものがあります。
[所記]は言葉が表す意味、[能記]は言葉の表し方 ということらしいです。
ここでは、[能記]はどんなものでもいいです。とかだったり、物質構造でもいいです。

三界

[所記]が言葉が表す"物"を指していないということがあります。その言葉が表す物のことを、[レフェラン]というらしいです。
このレフェランについて、もっと細分化してみました。
それが、[三界]です。
[三界]は、[物界],[事界],[理界]の3つからなります。
[物界]は、物質で構成される世界で、
[事界]は、[物界]の出来事,行動からなり、
[理界]は、[物界]の状態,共通点からなります。

品詞で考えると、
[物界]が名詞
[事界]が動詞
[理界]が形容詞に対応します。
ですが、品詞での考え方と違い、文法的なことは一切ありません。ただ、意味だけを考えています。
[物界]が、物質で構成される世界と言いましたが、全く別の世界でもいいです。ただ基準とする世界とすればいいです。
以降、[三界]の要素のことを[三界物]と表記します。

構成詞,対象詞

語彙には、[三界物]を指す語彙と、[三界物]を指さない語彙があります。
[三界物]に対して、指す方を[対象詞],指さない方を[構成詞]とします。
[構成詞]は[対象詞]に対して、関数のような事をします。
別の言い方をすると、
[構成詞]Cと[対象詞]Aと,Aの指す[三界物]Bに対して、
A->C(A),B->C(B)により、C(A):=C(B)と、対応させるものであるとなります。
ここでは引数は一つだけですが、何個も引数をとれるものもあります。

言語によっては[構成詞]がもつ機能が語順にある場合もあります。その場合は、その語順は構造を能記にした[構成詞]であるとして解釈します。

[事界]の要素で、起点が必要なものを[動詞]
[理界]の要素で起点が必要なものを[形容詞]
[三界物]で、起点が必要ないものを[名詞]
とするというのはどうでしょう。
これは一旦考えてみたもので、もしかしたら破綻があるかもしれません。
副詞などは[構成詞]に含まれると思います。

これらの考え方を使うと、文法や記法を考えず、意味の構造だけを考えることが出来ると思います。

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