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シラミィ
シラミィ

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思い付きで設定した3つの文章を翻訳するための言語を作った

お久しぶりです。シラミィです。題の通りです。


今回の課題
新しい言語を製作し、以下の文章を翻訳せよ。

  1. 円とは、定点からの距離が等しい点の集合である。

  2. 円周率の値を(円周の長さ)÷(直径)で定義する。

  3. 円周率は3.05より大きいことを証明せよ。

伝説の東大入試


SVO語順
子音:p,b,t,d,k,g,m,n,s,z,h
母音:a,e,i,o,u
ここは雑に決めた。

まず、文章の構造がどうなっているのかを紐解く。

1.)
円とは、[点]の集合である。
↑{距離}が等しい[点]
↑定点からの{距離}

今回は前置詞を使って「集合」「~の」「点」と表してみよう。"定点からの距離"も前置詞で表せそうだ。"距離が等しい点"については"距離が等しい"単品で文として成り立つため、これは、関係詞?だっけ?を使うほかなさそう。

ということで順に分解して考えると

円 ~である 集合 ~の [点]
↑[点] (関係詞) {距離} ~である 等しい
↑{距離} ~からの 定点

統合して、

円 ~である 集合 ~の 点 (関係詞) 距離 ~からの 定点 ~である 等しい

2.)
円周率の値「は」~で定義「される」、という受動態の文に言い換えたほうがわかりやすそう。受動態の表現は・・・動詞の前に助動詞を置いて示すことにしよう。割り算は(分母)分の(分子)で表す。

値 ~の 円周率 (受動態助動詞) 定義する 直径 分の 長さ ~の 円周

3.)
命令文である。誰が誰に命令しているのかというと、この文の書き手から読み手に対してである。書き手を一人称とすると、読み手は二人称である。ということで、二人称を使って「あなたは○○する義務がある」という表現にすると、主語が明示されるし、受動態同様助動詞を使えば表現できるので、これを採用する。

(二人称) (義務助動詞) 証明する (関係詞) 円周率 ~である 大きい ~よりも 3.05


これでパーツは揃った!!!
再掲しよう

  1. 円 ~である 集合 ~の 点 (関係詞) 距離 ~からの 定点 ~である 等しい

  2. 値 ~の 円周率 (受動態助動詞) 定義する 直径 分の 長さ ~の 円周

  3. (二人称) (義務助動詞) 証明する (関係詞) 円周率 ~である 大きい ~よりも 3.05

あとは造語して完成!ただし「円」「円周」「円周率」と「点」「定点」はそれぞれセットのような概念なので、語形をある程度揃えることを意識する。

  1. sak da zeme o poi gem diuk bigi kopoi da iko.

  2. banu o sakhi uke dimai haba suna himo o saken.

  3. kimi oda kuidi gem sakhi da oki zan 3.05.

t使ってないやん!!まあいいや

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