教えて!ChatGPT先生! - Migdal (矛盾と混沌 様)
この記事のパクリリスペクトです。
未調査の言語について、ChatGPT先生がどのくらいできるのか調べてくれると嬉しいです! そして、Gemini先生などほかのAIがどのくらい人工言語できるのかも調べてみてください!
そうおっしゃっていたので、多分大丈夫、きっと。
GPT-4o を使います。
とりあえず、本家リスペクトで……
𝓣𝓱𝓪𝓽 ’𝓼 𝓬𝓾𝓽𝓮𝓻 𝓽𝓱𝓪𝓷 𝓽𝓱𝓮 𝓷𝓸𝓻𝓶𝓪𝓵 𝓒𝓱𝓪𝓽𝓖𝓟𝓣, 𝓲𝓼𝓷’𝓽 𝓲𝓽?
ここで追加で調査する言語は、ソルレソル、クリンゴン語、ヒュムノス語、インタースラヴィック語、ヴォラピュク、イド語です。
インタースラヴィック語とイド語以外はあまり文法がわからないので、今から勉強します。 まあ、インタースラヴィック語とイド語もそんなに分かるわけじゃないんですけども……
2000 YEARS LATER...
閑話休題、一つずつ訊いてみましょうか。
ソルレソル
というわけで、ソルレソルは間違ったことを堂々と教えてくる(ハルシネーション)という結果になりました。
というのも、そもそもソルレソルの語順は自由です。それに、「2音の単語は一般的な概念(はい、いいえなど)」と書いてあります。これはおおよそは正しいのですが、「はい」は「シ(si)」、「いいえ」は「ド(do)」と、1音です。
また、例文ががっつり間違っていて、「私は音楽を愛する」なら、「ドレ ミラシ ソレソミ(dore milasi solresolmi)」となる筈です。
結論:ソルレソルは、概要はおおよそ合っているが、文法や語彙がめちゃくちゃ。
クリンゴン語
Duolingo にある3つの人工言語のうちの一つとして有名なクリンゴン語。(因みに残り2つはエスペラントと高地ヴァリリア語。超有名とそこそこ有名とめっちゃマイナーが混在する Duolingo って……?)
おや、 -Du' の説明など、ちょっとしたミスはあるものの、これは合っていそうですね。
おもんないな
結論:クリンゴン語は、多少のミスはあるものの、かなりの正確性で教えてくれる!
ヒュムノス語
minerva scientia 氏曰く「とても美しい言語だと思います。他の人工言語とは明らかに一線を画しています。もしかしたら本邦最高傑作かもしれません。」というヒュムノス語。アルトネリコというゲームで用いられている言語です。ゲームはやったことがないのですが、果たして。
🤖<分からないならそう言えばいいのに……
試しに「私は平和を求めている。」をヒュムノスに訳してみましょうか。
- Was quel ga jass pisful.
- とても 必死、切に想う 早く脱したい 求める 平和
- 「私は平和を(必死に、とても)求める。」
ヒュムノスにおいてとても重要な想音が無いです。知ったかぶりです。それに、"EXEC_FLIP_ARPHAGE/." は歌(詩)の題名であって、あまり詳しくはないのですが、少なくとも文ではない筈です。多分。知らんけど。
結論:ヒュムノス語は、ソルレソルと同じく、堂々と嘘をついてくる。
インタースラヴィック語
Ziphil さんが紹介してたやつです。元々スラヴ語派が大好きなので、勿論これも好きです。
これは……多分既存のスラヴ語派から推測したんでしょうね。ただ、結構合ってますね。
間違っているのは、"例文1:Ja govori interslovjansky." -> "Ja govorim medžuslovjansky jezyk." 、"例文3: Dobry den! Kako vy jeste?" -> "Dobry denj! Kako vy jeste?" 、"govorit: 彼/彼女は話す" -> "govori" くらいでしょうか。
結論:インタースラヴィック語は、多分既存のスラヴ語派から推測していて、正確な箇所が多いけどあまり鵜呑みにしないほうがいいと思う。
ヴォラピュク
エスペラントで volapukaĵo が「訳が分からないもの、ちんぷんかんぷん」という意味を持っているヴォラピュク。
ちょっとな〜。
"例文1:Ofatob oli." じゃなくて "Löfob oli." が正しかったり、三人称単数の接尾辞が、男女と無生物があることを知らなかったり、微妙ですね。ただ、合ってるところもあるみたい。
結論:ヴォラピュクは、合ってるところもあるけど信頼性に欠ける。
イド語
Esperantido のうち最も有名、喩えるならば小泉純一郎に対する小泉進次郎のような……(多分違う)
因みに Esperantido はイド語以外にもたくさんありまして……もし気が向いたら記事にしますね。実際に気が向くかどうかは不問とする。
できますね。特に言うことがないと思います。
面白くないので翻訳とかさせてみます?
おやおや? ボロを出したな ChatGPT!
神は "Deo" です。ただのエスペランティストだと気づかなかったんじゃないでしょうか。それに、「光」が名詞なのに "lum" はおかしいです(正しくは lumo)。
イド語は完璧ではないので、全てに指摘できるわけではないですが、兎に角、翻訳は難しいと思いますね。
結論:簡単な文法解説はできるが、翻訳は難しい
まとめ
流石の ChatGPT とは言えど、マイナーな人工言語は、存在を知りこそすれ、文法や語彙はダメみたいですね。
ちなみに、この記事で他の AI も検証する予定だったんですけど、ちょっと長くなったのでここまで。Gemini2.0 Flash Thinking Experimental と Claude3.5 Sonnet での検証を予定しているのでお楽しみに。(Gemini2.0 Flash Thinking Experimental は Google によって無料での提供を停止する可能性があるので、その場合は Gemini1.5 Flash になると思います。)
古い順のコメント(1)
おおおおおおすごい!クリンゴン語とかインタースラヴィクとか知りたかった人工言語も入ってる!色々な人工言語できてすごいです!
あと、~もるが可愛いもる。