おいまた投稿頻度遅くなったな許さんぞコラ
どうも、最近小学生でイスクイルを学んだ人は僕が初めてなんじゃないかと本気で思い始めているamberです。
とりあえず基本的な単語を構成する要素は全て説明し終えたので、もっと複雑な単語を作るための要素も紹介していこうと思います。
前にイスクイルの単語の構成を紹介しましたよね。
(((Cv+)VL+)Cg/Cs+)Vr+(Cx/Cv+Vp/VL+)Cr+Vc(+Ci+Vi)+Ca(+VxC)(+Vf(+Cb))[+tone][+stress]
今回はその中の一つであるVfについて解説します
VfはFormatとContextという2つの要素を同時に表します。
トイウワケナノデサッソクミテイクゾー
Context
Contextは、簡単に言うと、その単語のどういう所に焦点を当てているのかを意味します。
existential(EXS):特に単語に深い意味は無く、ただ単に状況などを述べる時に使う
例:
- Ilmašqôn
- DYN-‘演奏する’-NRM/DEL/M/COA/CST-AGC₂/7-EXS
- オーケストラが演奏している(イベントの中立的な説明)
functional(FNC):単語の意味に焦点を当てている。例えば、FormatがFNCの「猫」という単語は、それが他の生き物ではなく「猫」であることの意味に焦点を当てている。
例:Ilmašqôni/オーケストラが演奏している(イベントの意味に焦点を当てている)
representational(RPS):その単語がどういう意味を持っているかに関わらず、その単語が比喩的な意味を持っている時に使う。
例:Ilmašqône/オーケストラが演奏している(文の意味に関わらず、これが比喩であることを意味する)
amalgamative(AMG):その単語の体系的、全体的、ゲシュタルト的、構成要素的な性質に焦点を当てている(伝われ)
...まあ上記のどのContextにも当てはまらなかったら使ってください()
例:Ilmašqônu/オーケストラが演奏している(イベントの感情的な影響と文化的意義に焦点を当てている)
Format
Formatは、組み込まれた語幹(CxとVp)がどういう役割を持っているのかを表す。組み込まれた語幹が無い場合は、Formatも無しの状態になる。
schematic(SCH):STATIVEの場合、主要な語幹(VrとCr)が組み込まれた語幹のような特徴、動作、作用を持つことを示す
DYNAMICの場合、組み込まれた語幹が主要な語幹の状態を表す
MANIFESTIVEの場合、組み込まれた語幹が主要な語幹と同一性があることを示す
DESCRIPTIVEの場合、組み込まれた語幹が物理的または比喩的に主要な語幹に似ていることを表す
例:
- ilpeigraló
- '速い'-DYN-'食べる'-(OBL)-NRM/DEL/M/CSL/UNI-(EXS)-FML-SCH
- 速く食べる
instrumentative(ISR):組み込まれた語幹が主要な語幹の原因となる手段などを表す
例:
- eixčöčalai
- '鈍器系の武器'-DYN-'動かす'-(OBL)-NRM/DEL/M/CSL/UNI-(EXS)-ISR
- 鈍器で動かす
objective(OBJ):組み込まれた語幹が主要な語幹の目的語を表す(伝われ)
例:
- iemtʰîčʼaleá
- '汚れ'-DYN-'取り除く'-(OBL)-NRM/DEL/M/CSL/UNI-(EXS)-OBJ
- 汚れを取り除く
authoritive(ATH):組み込まれた語幹が主要な語幹を可能にする原因などを表す
例:
- eizgorc'alâ
- '笑う'-DYN-'仮装'-(OBL)-NRM/DEL/M/CSL/UNI-(EXS)-ATH
- 仮装で笑わせる
preccurent(PRT):組み込まれた語幹が主要な語幹の直前または直後のイベントを表す
例:
- eugrâspalaí
- '食べる'-DYN-'買う'-(OBL)-NRM/DEL/M/CSL/UNI-(EXS)-PRT
- 買う(その後に食べる)
resultative(RSL):組み込まれた語幹が同時に発生した動詞となる主要な語幹が引き起こされる原因となる時に使う(伝われ)
例:
- igwučalau
- '飛ぶ'-DYN-'接触する'-(OBL)-NRM/DEL/M/CSL/UNI-(EXS)-RSL
- 飛んだ結果、何かと接触する
subsequent(SBQ):組み込まれた語幹が動詞となる主要な語幹を行うためにする動作を表す
例:
- eičʼipʼalëi
- '行く'-DYN-'検査する'-(OBL)-NRM/DEL/M/CSL/UNI-(EXS)-SBQ
- 検査する(そのために今その場所へ行った)
concommitant(CCM):組み込まれた語幹が主要な語幹と全く関係ないが同時に起きた出来事の時に使う
例:
- ičʼigvaloa
- '行く'-DYN-'着る'-(OBL)-NRM/DEL/M/CSL/UNI-(EXS)-CCM
- 着てどこかへ行く
affinitive(AFI):組み込まれた語幹が主要な語幹に代わって機能したりする時に使う(伝われ)
例:
- eviuqaštaù
- 'スポーツ'-STA-'人'-(OBL)-NRM/DEL/M/ASO/CST-(EXS)-AFI
- スポーツチーム
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