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antimony_Sb_51
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va-sh語1

こんにちは。anitmonyです。
この記事では私がメインとして作成している「va-sh語」の基本的なことを紹介します。

理想

va-sh語は「徹底した曖昧さの排除」を理想と掲げています。
例えば、日本語の「大丈夫」といった語は、相手の表情や前後の文から意味を察する必要があります。
このような「曖昧さ」を徹底的に排除し、文面だけを見て完全にその文を発した人物の意図を汲み取ることができる。そんな言語を目指しています。

音素

va-sh語には以下の音素が存在します。

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基本語順

va-sh語は、基本VSOの形をとります。
shaket zeg val desvo honsmok.(私は昨日数学を学んだ。)

時制・相

va-sh語は時制と相を明確に区別します。上の例文をもとに解説します。

この文の動詞は「学ぶ」。va-sh語で「shaks」です。
すべての動詞は時制が過去・現在・未来で不規則に格変化が起きます。また、現在形での形を「原型」とします。
shaket(過去)→shaks(現在・原型)→shakvas(未来)

「相」は動作の状態を示します。va-sh語では常に動詞に相を示す助動詞を後置しなければなりません。
また、「相」のシステムを考案する際、Ziphil Shaleiras様の「シャレイア語」を参考にしました。
va-sh語では以下の相が存在します。
起動相「mak」:その動作の開始した時点を指す。
経過相「aft」:その動作が開始した時点から完了する時点までを指す。
完了相「hon」:その動作が完了した時点を指す。
継続相「kosf」:その動作が完了した時点から終了する時点までを指す。
終了相「this」:その動作が終了した時点を指す。
習慣相「gepl」:習慣的にその動作を行っていることを指す。
無相「zeg」:主にその動作を伝えるにおいて、あまり「相」が関係しないことを指す。

否定表現

va-sh語では、「部分否定」と「全体否定」の区別が行えます。
部分否定を行いたいときは否定する語の前にgefを、それ以外は否定する語の前にgebを置きます。
gef ansfases hon ansfas gavafl thok.
(全員がこの提案に賛成したわけではなかった。)
geb ansfases hon ansfas gavafl thok.
(全員がこの提案に反対した。)

疑問表現

yes/noで答えられる一般疑問文を作る際、尋ねる文の最初に「lasf」を置きます。答える際は「sels(はい)かsolet(いいえ)」で答えます。
lasf gavakhol zeg kavela kolwas?(りんごは地球へ落ちるか?)
→sels.(はい。)

疑問詞疑問文を作る際は、疑問詞によって尋ねたいものを疑問詞に置き換え文頭に持ってきたり、疑問詞を文頭に置いたりします。
laf:誰が?
lent:いつ?
log:どこ?
loz:何?
lino:どのような?
lat:どのように?
lest:なぜ?
los:どの?
答えるときは、その疑問詞に対応する語や文で答えます。
log divales hon vol pasona thok?(あなたはどこでこのパソコンを買いましたか?)
→den solkates.(デパートで。)
lest shaks kosf vol desvo?(なぜあなたは数学を学ぶのですか?)
→kesgan shaf gomalf siak bogn.(明日はテストの日だからです。)

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