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あづまにゃん@SCJ
あづまにゃん@SCJ

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最近思ふ言語のこと

 SCJが言語の話合ひでなく、何か一種の溜り場と化してゐることに、何か危機感を感じてゐるあづまにゃんですよ〜。
https://discord.gg/59X2P5EpF2 (←SCJのディスコードサーバーのURL。人工言語のお話とか色々。最近100人超えた)

  • 国際輔助語

 いつぞや出即興で出して考へた国際輔助語に求める十四のことの改訂版でも載せておきます。

一、ラテン文字を使ひ、発音は分かり易く明確にすること。

一、一般の文や単語に於いて、大文字と小文字の使ひ分けをしなくてよいこと。又、略語の書き方が明確に何処が省略されてゐるか分かる様に決まってゐること。

 先づ、普通の文では大文字小文字区別ないです。飽く迄も装飾って見方が強い方がいいかもしれません。ただ、略語は別です。一般文と区別するために、単語の頭は大文字、略されたところにピリオド(AMeDAS→A.Me.D.A.S.)みたく、明確になる様にすればいいんではないでせうか。

一、事実を述べる言語であること。例への単語がないこと。

 つまり、〇〇の様に……だ、(綺麗など)、の如き類は文化依存になるので、ダメといふことです。 
 これは、国際輔助語製作中に限界が来たならば、少数の単語では破ってもいいですが、原則ダメです。

一、品詞の違ひが一目で分かること。
一、別の品詞への転成がやり易いこと。

 例へば、動詞だったら、語尾は絶対に「i」とか、形容詞だったら、語尾は絶対に「u」とかにして、語幹のみをそのまま、語尾を替へるだけで同じ意味の別の品詞が完成です。分かり易い。この品詞になったとき、こんな意味がある、ってのは製作者の腕ですね。 

一、例外及び種類の多さがないこと。
一、意味に変化を与へない様に管理をすること。又、一文化に依存せず、独自、若しくは、様々な文化から取り入れること。
一、辞書等や文法は明確に管理者が示すこと。

 即ち、管理者(管理団体)が厳格で永久的な管理をして、文法・辞書は管理者が示したもの以外基本認めないでね、ってことです。参考書とかには、管理者のお墨付でも与へたりすればいいんではないでせうか。意味の変化ダメは当然として限界がすぐ訪れるので、その言語の造語軌範に従って作ってゆけばいいと思ひます。尚、文化依存禁止。

一、国際的に使はれてゐる単語があれば積極的に採用すること(数学や音楽や)

 学名などに就いては考へものですがね。

一、順序があるものは、順序で示すこと。又、その順序も数字から分り易く派生させること。

 年月日の如き類は絶対に何番目のなんとか、ってするのです。何番目も、英語の様に1st, 2nd, ……ではなく(ファースト、セカンドと規則性もない)、1ならいちばん、2ならにばん、といった感じでそのまま番号を振るのです。

一、数字はできるだけその言語独自の数字を用ゐずアラビア数字のみを用ゐ、又、無限の桁数があらうと誰でも数えられるものにする。

 漢數字の類ひが漢字文化圏にはありますが、主に数学で漢数字か算用数字か迷ふことになってゐるので、全て算用(アラビア)数字に統一です。読み方は規定した方がいいでせうが、使はないのが無難かと。万とか千とか、分かり易い単位も必要にはなるので、そこは製作者の腕かと。ある程度までは単位を確保するのはありかもしれません(推奨はしないが、ほかの方法がなければ)。

一、固有名詞はできるだけそのまま用ゐること。

 これが最も厄介でありませう。なにせ、この世にある自然言語の内、ラテン文字を使ふ言語は多いのですが、その国際輔助語の音の読み方などの軌範が違ふことが殆どですし、文字をそのままやれば音の問題が(これが最も無難かとは思はれるし、復元可能なのだが)生じる。転写といふ文化が多言語にはあるのでまだいいかもしれませんがね。いっそ、日本語に全て置換してからがいいのではと思ひはします(一つの文化に依存なのでダメ)。

一、使はれる単語は抑へ、又、長大でなく簡潔であること。意味も簡潔に多く一単語に重ならないこと。

 同綴同音異義語はあまり褒められたものではありませんね。ただ、絶対に出るので、ある程度やる分には全く問題ないです。細かいニュアンスの違ひの使ひ分けはダメです。あったとしても、どちらもよし、でないと。

一、固定された語順、若しくは、完全自由な語順であること。

 固定された語順の方が学びやすいといふ話はよく耳にしますが、いっそ完全自由でも品詞が明確に示されてゐるので分かり易いかと思ひます。固定でも、品詞で句切が見えるので分かりやすいんではないかと。

 一応、国際輔助語を専門に考へたりしてゐる人なので、参考になると思ひます。
 即興物なので、変更や追加をしないと、使ひものにはなりませんかね。

  • 人工言語

 一応人工言語を作ってをります。関係ないのですが、人工言語には「製作」一択で、「制作」は敵だと思ってをります。
 名前は和名は「くるみ語」、くるみ語でなら“kulumi-gigu”となります。
 ZpDICに辞書(作り途中)がありますが、文法に関しては、小説などと同様に全ボツにして、作り直すことが多いので、最早何が何だか分かってをりません。作る気はあります。テーマが一向にきまりませんが。

  • 日本語

 最近日本語に就いての研究や、辞書を作ってゐます。
 例へば文法。形容動詞は認められないが、有ることは事実なので、少なくとも一品詞なり得ない文法の一種として、名詞の下位区分です。又、所謂サ変名詞も「する」は助動詞で、はないかと考へてをります。更に、上手くいけば口語体では連体形が消失した、と考へることができないかな、と仮説もたててをります(それは無理さうだが)。後は、名詞を更に文法的な位置に基づく、半ば意味論的な感じで分解できるのでは、とこれから考へてゆく予定です。又、三国辺りの辞書の「造語成分」も、名を与へて一文法として成り立たせたいなとも。語り尽くせないので、ここまで。

 辞書は、その文法を元にしたり、歴仮名や旧字体に就いて、興味を持ってもらへたらなぁ、と、歴仮名配列といふ、私達歴仮名論者から見ても、現仮名(若しくは表音)配列でいいだらう、といふ誰得ものを作ってをります(さういふ検索みたいなのは出来る様にする予定)。
 内容には、特に拘るつもりで、実は、中型辞書の書き方って似てるんですよね。それは、他の辞書を参考にしてゐるから。なので、それに負けない様に、細かいニュアンスや使はれ方、それに、載ってゐない日用的単語を載せていきたいなと(塔楼とか)。
 収録語数は未定ですし、一旦の完成までには十年以上は掛かると見てゐますので、気長にやります。

 漢字使用の場面、不使用の場面に就いても考へてゐて、私、形式名詞はある程度は寧ろ形式名詞としての意味を持つものは漢字を使ひたいんですよね(「為」とか「様」とか。「こと」とか「とき」とかは違ふと思ってゐる)。常用漢字とかはあまり参考にするものではないと思ひます。基本漢字使はうと思ってをります。

  • 他言語を学ぶ

 言語を作ってゐると、意外と言語って学べるよな、と思ふので、他の人工言語や自然言語を学ばうと思ふ様になりますよね。
 ネックなのは、単語です。英語もそれで躓いてます。
 “loggish”なる言語を製作と共に学んだり、伝説の「シャレイア語」を学んだり、例の「リパライン語」を小説を読みながら学んだりしたいとは思ってゐますが、キャパオーヴァーです。
 シャレイア語→リパライン語→loggish、でせうか。リパライン語は小説を読みながらいけばいいですし、loggishは初期段階っぽいので、後から追い付ける筈。

 う〜ん、以上!

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ベルティア

つまりハワイ語が最適であると