〜レキア語を学ぼう ponulaf lekirêlot〜
cqxです。
この連載ではレキア語について解説するだけです。
今回は助動詞です。
0. 動詞化「~af」「~ah」/ 形容詞化「~is」/ 名詞化「~it」
助動詞の用法を説明するのに必要なのでこの記事で併せて説明しておきます。
(他)動詞化「~af」
名詞(語幹)に「~af」をつけると動詞になります。
基本的には他動詞になります。(例外は後で解説)
ban + af = banaf
食 + af = 食べる
zoh + af = zohaf
長さ + af = 伸ばす
自動詞化「~ah」
「~ah」をつけると自動詞になります。
qyn + af = qynaf
切断 + af = 切る
qyn + ah = qynah
切断 + ah = 切れる
<6/8/'24 更新>
一部の自動詞は「~ah」ではなく「~af」をつけます。
ton + af = tonaf
移動 + af = 行く
saw + af = sawaf
雨 + af = 雨が降る
形容詞化「~is」
「~is」をつけると形容詞になります。
zoh + is = zohis
長さ + is = 長い
cih + is = cihis
高さ + is = 高い
<6/8/'24 更新>副詞化「~iq」
「~iq」をつけると副詞(動詞、形容詞を修飾する形容詞の形)になります。
zoh + iq = zohiq
長さ + iq = 長く
cih + iq = cihiq
高さ + iq = 高く
動詞の形容詞化、形容詞の動詞化
動詞の後に「~is」をつけると「(動詞)している」という意味になります。
banaf + is = banafis
食べる + is = 食べている
形容詞の後に「~af」「~ah」をつけると「(形容詞)する」「(形容詞)なる」という意味になります。
zohis + af = zohisaf
長い + af = 長くする
cihis + ah = cihisah
高い + ah = 高くなる
名詞化「~it」
「〜すること」「〜なこと」という意味を表します。
banaf + it = banafit
食べる + it = 食べること
zohis + it = zohisit
長い + it = 長いこと
1. 助動詞
用法
助動詞は動詞/形容詞の語幹と語尾(「~af」など)の間に挟みます。
「laj(である)」は、l と aj の間に挟みます。<6/8/'24 更新>
banaf + êt = banêtaf
食べる + 〜だった = 食べた
zohis + er = zoheris
長い + 〜でない = 長くない
laj + ul = lulaj
である + 〜だろう = であろう
助動詞を使用する場合、基本的に語尾を省略できます。
(1つだけ省略できない場合がありますが、今回は省きます。)
(↑6/6/'24 訂正)
banêtaf = banêt
どちらも「食べた」
語尾
一部の助動詞は、語尾を変える必要があります。
また、そのような助動詞は動詞にしかつきません。
banaf + inol = baninolis
食べる + 〜したい = 食べたい
banaf + ivah = banivahis
食べる + 〜しなければならない = 食べなければならない
語尾が af から is に変わる。
練習問題
語群
OHSAKA:大阪 NIHONêlot:日本語
tonaf:行く(ton + af)
letaf:教える(let + af)
~ul(助動詞):〜だろう、〜しよう(推測、意志、勧誘)
~êxef(助動詞):〜させる(依頼、強制)
1.和訳
con tonulaf OHSAKA.
2.レキア語訳
彼は私に日本語を教えさせる。
今回はここまで。次回は疑問文、複文・重文です。
練習問題 解答
1. 私は大阪に行く。
2. qin letêxefaf con NIHONêlot.
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