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(ほぼ)何も考えない短縮言語

egarla!ザナリュートです。

経緯(飛ばしてもらって構いません)

 前々から、私の作る言語は時制などを別の単語にしたりするせいで文が冗長になるというので悩んでいます。活用とか屈折とか作れば短くなるとは思うのですが、作るのが面倒非効率ということでずっと作っていませんでした。
 それで、「短縮できる言語作りたいな〜」と思っていたところ、こんなしょうもないアイデアが湧きました。
「すべての文章の意味を単語として定義してしまえば短縮になるのでは?」
ということで、ネタとして作りました。
まあ既出でしょうね。


造語法

最初にこの言語で話そうとした文意を、まるまま単語として作ります。

音節構造は子音+母音の開音節言語で、重子音、重母音は単子音、単母音とは別の音素として考えられます。音素には子音と母音で別々に番号が振られており、1番から順に使われていきます。
最初は母音を1ずつ進めていき、母音が尽きたら次の子音へ移る…という位上げ方式です。
例:pa→pe→...→pəo→pəu→ta→te→...→təu→ca→...

音素

長母音、重母音、促音、重子音あり。開音節。声調あり。

母音

aɒeoiuəの7つ+短&長。
長母音には声調が3つある。

・上昇
声のピッチが上がる。
・維持
声のピッチは変わらない。
・下降
声のピッチが下がる。

短母音は2つまで重ねて重母音にできる。
ただし、i・uから始まる重母音は許容されない。番号はaから順に振られている。
ae ai aɒ ao au aə
ea ei eɒ eo eu eə
ia...
のようになっている。同じ母音を重ねることはできない。

番号は1番から以下の順。
a e i ɒ o u ə
aː eː iː ɒː oː uː əː
aː↗︎ eː↗︎ iː↗︎ ɒː↗︎ oː↗︎ uː↗︎ əː↗︎
aː↘︎ eː↘︎ iː↘︎ ɒː↘︎ oː↘︎ uː↘︎ əː↘︎
ae ai...(重母音たち)

それぞれこのように略記される。
a:「a」
aː:「ā」
aː↗︎:「á」
aː↘︎:「à」

これらをここでは「V」とする。

子音

たくさん。同じ字が重なっているのは促音。

p t c k q
ɸ f s ʃ ç x χ
pp tt cc kk qq
ɸɸ ff ss ʃʃ çç xx χχ
pw tw cw kw qw
ɸw fw sw ʃw çw xw χw
pj tj cj kj qj
ɸj fj sj çj xj χj
ps ts cs ks qs
ɸs fs çs xs χs
pʃ fʃ tʃ cʃ kʃ qʃ
ɸʃ fʃ çʃ xʃ χʃ
pr tr cr kr qr
ɸr fr sr ʃr çr xr χr

sp st sc sk sq
ʃp ʃt ʃc ʃk ʃq
spp stt scc skk sqq
ʃpp ʃtt ʃcc ʃkk ʃqq

100子音ある。これらをここでは「C」とする。(「ʃp」なども一つの子音とする)

音節構造

完全なCV。CもVも番号順に消費され、1音節の文がすべて消費されてしまったら2音節に突入する。
(ʃqqəu→papa→pepa→pipa→...→ʃqqəupa→pape→...)

翻訳してみた

pa.
(こんにちは、お元気ですか?)

pɒ.
(これはとても短いかつ、とても面白くなくてしょうもない言語です。)

po.
(音素としての母音と子音が多いので、1音節の文だけでも相当の数の文をカバーすることができます。)

pu.
(「そう定義してしまえばそういう意味として通用する"ことになる"」ということを極端に解釈した結果生まれたのがこの言語です。)

pə.
(翻訳は楽ですしとても短く短縮できますが、初見で意味を当てることはとても難しいため、実験言語でも芸術言語でもなく、ネタ言語として扱っています。)

pā.
(実用的にするなら、短くて使いやすいフレーズを造語して、自分が伝えたいニュアンスに近い文を組み合わせて表すという方法になると思います。)

pē.
(でも、それって「単語」を組み合わせて文を作ることとほぼ同じじゃないですか?)

pī.
(とにかく、この言語は面白みがなくて、しかもどうせ誰かがすでに思いついていそうな、「しょうもな言語」ということです。)

pɒ̄.
(このアイデアを活かしてもっと面白い言語を作ってくださる人がいる事を願います。)

pō.
(ではさようなら、またお会いしましょう。)

まとめ

・単語に文単位の意味が込められているので、複雑な文法を考える必要がなくなりました。
・そのため異なる語順や表現、イディオムなどに苦しまなくても良くなりました。
・とても文章を短縮できるようになりました。
・つまらん。しょうもない。ただ、こういうのに何らかの可能性は感じます

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