いつものタイトルですね。Eihab Nothlazahlです。
この記事ではFalsiksとは何なのかなど、色々と話していきます。
私の今までの言語においては、"文法0"と銘打たれた記事はその他の文法説明記事と異なるものとして扱って来ましたが、今回の言語"Falsiks"では試験的に、0番の記事と1番以降の記事を区別せず,かつ1番以降の記事でもこの語り口(口語混じりの敬語)で話していこうかと思います。
なぜかというと、敬体の文章の方が書きやすい気がして、実際に書きやすいのか気になったためです。こっちの方が書きやすいと判断したら、今後の他の記事も同様にするつもりです。
Falsiksとは
Falsiksは、私が制作している五番目の言語です。
私が作るのは初めてである、藝術(芸が旧字体なのはこだわりです)のための言語です。表現の美しさを意識して制作しています。
一番大きな文法の特徴として、語順の自由度がかなり高いことが挙げられます。
全ての語はその品詞(質)と文中での役割(相)を接辞で示し、語どうしの修飾関係も詳しく記されます。
相を明示することができるため、一単語が名詞(格体)、動詞(中体)、形容詞、副詞(形容詞、副詞は修飾詞(縺体)が縺格相、縺述相をとることで表現される)の4つの意味をもつこともあります。接辞などを用いた単語の派生も盛んです。
また、文化的には、直接的な物言いより、比喩を交えた遠大な言い回しが比較的好まれる傾向にあります。
制作背景
根底にあったアイデアは、「すべての語順が自由なパラダイスみてぇな言語をつくりてぇ」というものです。
よく私が聴く歌の中に、もともと日本語で作詞され、そしてその歌詞が英語に翻訳されて歌われている歌があります。その2つを聴き比べると、日本語版で(曲調などによって)強調されている歌詞の部分が、英語版では強調されていないということがよくあります。そしてそれは(音節構造や文章の長さなども関係するとは思いますが)語順が日本語と英語で大きく異なることに起因すると、私は考えました。
そのため、語順の自由度を高めようとしたのです。
では、これ以降の話は文法1とかでしましょう。
あと、ここにFalsiksの辞書が見られます。よかったらどうぞ。
ちなみに、この記事の最初の文章は、Falsiksにおける挨拶の一つです。
というより、Falsiksには、定型句の挨拶というものが存在しません。かといって挨拶をしないわけではなく、お互いが共有している(かつプライベート過ぎない)情報を話題にあげることを挨拶としています。雑談の第一声で天気の話をするようなものです。屋外で挨拶をする際は天気への言及が挨拶になることが多いです。
ちなみに別れの挨拶はほとんどしません。少なくともすぐには会話をしないであろう相手なのですから、そんなこと言わなくてよいのです。
ほら。この記事もこの通り。
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