♪Fis Gis A A A A A A A H A〜♪※ドイツ音名
So-Mi!Mi-Do-r-Ti-Do-r=RiFa=DoSo
しばらく間があいたら何だか都合が悪くなって変えてしまった無生物音源語の設定があるのでそれの訂正と、最近の制作風景について雑多に書いていきます。
音文字におけるラテン文字と数字の区別
【第3回より】
ラテン文字との区別は、後の記事で紹介する「数字を示す助詞和音」を置くことで実現する。
→ 「ラテン文字を使う場面がヒト・モノの名前(固有名詞)以外にないのでは?」ということに気付いた。それを示す接尾辞 RiFa があるので、単なる数字を示す接尾辞はつけない(時間や角度などの単位、個数や序数を表すための接尾辞は必要だろうが)ほうがシンプルでわかりやすいように思われる。
指示詞を含む単語
【第4回より】
今後も指示詞を含む単語は中称を4和音とし、下3和音を近称、上3和音を遠称とする。
→ 廃止(しんどすぎる)。代わりに DoRiFaLa をベースに指示接頭辞を設定することにした。
Do: この
Ri: その
Fa: とある
La: あの
Do↑: どの
この人/その人/あの人(近/中/遠称のニュアンスを含む三人称代名詞)を表すのはこれまで通り DoRiFa / DoRiFaLa / RiFaLa で、Do-RiFa / Ri-RiFa / La-RiFa とはならないことに注意(this man のような言い方をするなら Do-RiFa もありうるかも?)。
固有名詞に指示詞をつける場合のみ指示接頭辞と固有名詞の間に属格助詞 FiLa をはさむ。指示接頭辞が単音なので、音文字との境界を聴覚上でも明確にするためである。つまり今後、単音単語には基本的に名詞の意味を持たせられないことが決定した(現時点で修正すべき単語がなくて本当に良かった…)。
語順変更不可能な単語間の表記
【第4回より】
ふぇるとちゃん → Fa-La-La-Ti RiFa
→ Fa-La-La-Ti=RiFa
音文字や単音単語、複合語等を表す場合は従来どおり「-」を用いるが、助詞や接尾辞は「=」でつないで表記することにした。本来はわざわざつなぐ必要がない(五線譜が使えない環境における表記なので)のだが、文節をわかりやすくするため(語順を入れ替える際など)、助詞や接尾辞の抜けが発生するのを防ぐために導入する。たぶん無生物音源語ネイティブは使ってない。
複数形の表現
【第4回より】
名詞・代名詞の複数形は各和音を2連続で鳴らすことで表現する。
→ 名詞の複数形は単語そのものではなく名詞接尾辞 DoSo を2回繰り返す。
こんなところだろうか。恐らくこれからも改変することになるだろうが温かく見守っていただきたい。以下は雑談(近況)。
AIって便利
ひとりきりで考え続けることに限界を感じたので、AI検索のGensparkを使ってアイデア収集をしていたんですが(「服」や「着る」という概念が「弱音器」や「装飾音」に関連するのではないか、というアイデアをくれたのはGensparkくんです。すごーい!)最近は利用にお金がかかるようになってしまいました…。優秀なサービスには対価が居るのだ…。
貧乏人の私は無料のGeminiを使い始めました。思ったよりきちんと相談に乗ってくれて(イラスト生成のときみたいに以前に伝えた設定をド忘れしたりしない)、メリットやデメリットを明確に言語化してくれるので結構助かっています。画像内の文章も普通に読み取ってくれるので、ZpDicやメモアプリのスクショをアップロードするだけで理解してくれるのは便利だなあと思いました。アイデアの採用率は低め(文節のわかりやすさのために何か-以外の記号を用いるアイデアはGeminiたん発祥です)。第5回の記事が公開に至ったのは間違いなくAIのおかげ。一刻も早くふぇるとちゃんが異世界幼女系YouTuber(?)になれるよう、これからもガンガン利用していく所存です。
↓ 記念すべき最初のプロンプト(このあとGeminiたんからの質問に答えることで言語の設定を懇切丁寧に伝えつつ色んなアイデアを相談した)
人工言語を作るのを手伝ってください。何かわからないことがあればその都度私に質問してください。以下は現在決まっている言語の設定です。
和音を使って会話する言語
使う音: Do Di Re Ri Mi Fa Fi So Si La Li Tiの1オクターブ12音(英語圏の移動ドで表現する)を基本とする(例外的に逸脱する場合もある)
基本的に2〜6音の和音で単語を表す(たまに単音もある)
半音でぶつかる和音は使わない(例外はある)
膠着語(日本語のように、単語の意味はわからなくても品詞はわかるような言語にする)
固有名詞や数字は、各音を単音で使って表現する(音文字と呼ぶ)
各単語(和音)は名詞・形容詞・動詞等複数の意味を持ち、その後ろに品詞を表す和音を伴う(人称代名詞などは例外としてひとつの意味だけを持つ)
造語依頼がきた
最近ZpDicを見たら「年齢を表現できるように歳を意味する単語を作ってくれ(意訳)」という依頼が!ありがとうございます!自分以外に自分の作った言語で文章を作ろうとしてくれる人がいるってすごい…感動する…!migdal始めてZpDicで辞書作ってよかったーー!
アイデアの手かがりを得るため漢字辞典で検索したのですが、「歳」は木星(12年で1周する)、「年」は穀物の収穫という意味を持つそうです。その世界における1年を何によって感じているのかがひしひしと伝わってきます。
音世界における1年の象徴って何でしょうね…。何かしらの音であろうことは間違いない(と、Geminiたんも言っていました)。とりあえず「春夏秋冬」が「鳥・昼の虫(蝉)・夜の虫(鈴虫)・空気」になりそうな気がしているところです。
その他(考え中)
漢字といえば、品詞接尾辞で単語の品詞を決定する仕組みって送り仮名で品詞が変わる漢字みたいだと最近気が付きました。常用漢字の数が2136(教育漢字は1026)なので、単語を決めるアイデアの一端として漢字を取り入れるのはなかなか良さそう。
語彙数がどうしても少ない言語になるので、固有名詞(外来語)を多用して、文章中に初めてその単語が出てくるときは「カテゴリ名: 固有名詞」にしようかとGeminiたんに相談しているところです。
五線譜表記についてもそのうち詰めていかないとなあ…。基本的に4分音符表記で、音文字は8分音符、まではほぼ確定でしょうか。複合語はスラーでくくる?でも音楽的に考えると1文をスラーでくくったほうがいい(スラーはひと息で演奏する記号なので)かも?
そういえば二重スラー表記があるから両方実装しても良さそうです。…じゃあ小節線の意味は?
…うーん…まだまだまだまだ考えることがたくさんありますね。これからも無生物音源語(仮)を皆様どうぞよろしくお願いいたします。
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