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コキあ
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キャア語 文法 3-2 副詞

こんにちは。コキあです。

ラテン文字転写のローマ字と違う部分 その3

・「」は直前の母音に「^」をつける。
(例)「メノコット」→「menokôto

サーカムフレックスっていうの?


さて、この節では副詞について解説していきます。

副詞は形容詞と文法が似ているので、簡単です。なんなら解説することも形容詞より少ないです。


形容詞は5つに分類していましたが、副詞は基本的に分類しません。ただ、あえて分類するなら以下のようになると思います。

  1. 副詞(普通の副詞)
  2. 数詞のみを修飾する副詞
  3. 疑問詞

副詞の分類に関しては正確に定められているわけでもないので、全く重要でないです。

この分類でいうならば、この節では1.の副詞のみを解説します。


副詞は主に2つの使い方があります。

  1. 動詞群の修飾
  2. 形容詞の修飾
  3. 副詞の修飾

そして、どの使い方も簡単な文法です。

ニャ セイマ イール リーリシュ カラ レッテルト/
 →私はよく図書館まで行きます。

ニャ ダンク タレーレノ ツラマ クイーレン エンデ/
 →私はとても美しい花を手に持っています。

副詞を修飾する例は挙げることができませんでした。(副詞が副詞を修飾する例を挙げようとすると、どうしても解説していない文法が出てしまうのです。)

副詞が何かを修飾するときは、副詞を修飾するときも含めて次のルールに従います。

そのルールとは、修飾される語の前に副詞を置くことです。

1つ目の文では、動詞群の「イール リーリシュ」の前に副詞の「セイマ」を置いて修飾しています。2つ目の文でも、形容詞の「クイーレン」の前に副詞の「ツラマ」を置いて修飾しています。

形容詞も副詞も、基本的には前置修飾なのです。


ちょっとした話です。

副詞で動詞群を修飾するとき、文末に副詞を置いて修飾することができます。

ニャ イール リーリシュ カラ レッテルト セイマ/
 →私はよく図書館まで行きます。

1つ目の例文と全く同じ意味になっています。キャア語の方も基本的には同じですが、「セイマ」の位置のみ違います。

文末に置かれた副詞は、動詞群を修飾するというルールがあるのです。そのため、動詞群を副詞で修飾するときは、動詞群の前に副詞を置いても文末に副詞を置いても良いわけです。

どちらでも良いのですが、基本的には動詞群の前に置いて修飾することが多いです。


これで第3章の第2節は終了です。次回は代名詞について解説するする予定です。

ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。


新出単語

副/セイマ/よく
前/カラ/…まで
名/レッテルト/図書館
付/タレーレノ
  /手に持っている

副/ツラマ/とても
形/クイーレン/美しい
名/エンデ/花


新出じゃない単語

形・名/ニャ/私,私の
動/イール/…になる

付/リーリシュ/行く
動/ダンク/…である

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