キャア語の文法4-1の補足。
前提知識として、キャア語の約物の1種に「ミトム」と呼ばれるものがある。「-」と転写される。
キャア語には倍を表す名詞がある。以下がそれらである。
キュム | ノム | ハム | ブーム |
---|---|---|---|
1000000倍 | 1000倍 | 0.001倍 | 0.000001倍 |
これらは数詞の前に置き、ミトムを使って数詞とつなげることでその数詞をそれだけ倍にすることができる。
ニャ ダンク レーレノ 1 レレオ/
→私は1枚の紙を持っています。ニャ ダンク レーレノ ノム-1 レレオ/
→私は1000枚の紙を持っています。
序数の場合は「マ」の後に置く。
ニャ マ 1 イール リーリシュ ロロ シットキサ/
→私は1番目にここに行きます。ニャ マ ノム-1 イール リーリシュ ロロ シットキサ/
→私は1000番目にここに行きます。
また、これらは単位の前に置き、ミトムを使って数詞とつなげることで「キロ」や「ミリ」のように使うことができる。これらは「マイタル(…メートル)」などの単位に限らず、「ツレイク(…年間)」といった単位の前に置くこともできる。(そのときはもちろん「キロ」のようには訳されない。)
ラキャ シット ザリュエテ ダンク ノム-1 マイタル/
→この道は1000メートルです。ラキャ シット ザリュエテ ダンク 1 ノム-マイタル
→この道は1キロメートルです。
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