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なめころり@大滑子帝国
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人工言語「Namego」の構想と理念

人工言語「Namego」

 私はTwitter上で大滑子帝国(だいなめこていこく)という架空国家で皇帝というロールプレイをしている、といってもほぼ名ばかりだけども。国家を制定しているなら、言語も作ってみようかなという突発的な思い付きに基づいて、大滑子帝国の公用語である滑語(なめご・Namego)、を作ることにした。

理念

 滑語の理念はすでに固まっている。

日本人にとって聞き取りやすい

日本語より入力の手間が少ない

日本語より画一的なシステム

の3つである。それぞれについて軽く説明する。

1.日本人にとって聞き取りやすい
 俺が日本人で日本語が母語だから日本人を贔屓してこういう風にしている。基本的に日本語となじみが深い音素を用いて、英語のLやRなどの一回聞いただけではどちらか判別つけづらいような音素は用いないことにする。また、初見の単語も聞いただけでスペルが連想できるくらいにわかりやすいシステムを使うことを理想とする。

2.日本語より入力の手間が少ない
 コンピューターで日本語を入力するにはIMEが必要だし、ひらがな、カタカナ、漢字を使い分けるので入力するたびにエンターを押したり、変換する手間がかかる。手書きにしてもこれらの文字を使い分けて書かないといけないので正直手間がかかる。なのでそういった変換の手間がなく、標準的なパソコンで入力できるラテン文字を採用する方針で考えている。

3.日本語より画一的なシステム
 正直に言うと、私は言語学を専攻したことがなく、母語の文法システムをしっかりと説明できるかと言われたらNoである。したがって、これからいう事は完全に個人の感覚となってしまうが、世の中の自然言語のシステムは大抵、大量の例外規定が混ざっている。パット思いつくのは英語の動詞の時制変化とか、とにかくそんな感じである。こういった例外規定をできるだけ排除して、規則的なルールに基づいたシステムをもった言語にしたいと思う。

構想の一部

 ここからは現在考えている滑語の大まかな構想を記録する。この構想は将来変更される可能性が大いにある。

滑語の表記の三大原則

ラテンアルファベットを公式表記とする。

要するに滑語は英語を書くように表記するという事。

同一母音の連続を禁止する。

uuとかeeという書き方をしない。ui、eo等はOK。

単一文字は常に単一の読みを持つ。

一つの漢字が複数の読みを有したり、egg、eatにおけるeの発音の差異ががあったりするような状態を許さず、例えばeはつねに「エ」と読ませる。

使用する母音・子音

 母音は日本語と同じa i u e oの5種類。発音は一般的な日本語と同じものと考えてもらえれば良い。母音が二つ並んだ時は、それぞれをきっちり発音する。aeだったら「アエ」ときっちり言うし、ioだったら「イオ」という具合である。IPAだかなんだかはあとから勉強することにする。
 子音に関してはqwertyキーボードにある子音から聞き分けの容易かつ、それぞれの子音+母音で発音がダブらないものを抽出して、k s t n h m j l g d c b p fの14種類。細かい発音は後日書くとして、消すか残すか迷っている子音も数個存在しているので変動する可能性あり。(とはいえ、音素が少なくなるほど表現が冗長になりがちなのであまり削りすぎるのもよくないけど)

アクセント

 滑語は英語と同じタイプである、ストレスアクセントを採用した言語である。アクセントは常に後ろから二番目の母音にのる。俺の知ってる言語だとエスペラントしかないので、言ってる意味がよくわかんないって人はエスペラントの単語の発音をいくつか聞いてもらえれば何となく雰囲気はつかめると思う。また、アクセントとは違う概念だが中国語に見られる声調の概念は無い。

 今んとこ考えてるのはこの程度。これからどんどんルールや単語、文法を作っていこうと思うのでシクヨロ。

ちなみに飽きたら投げるつもりです。

おしまい

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