こんにちは,渡久地です.
この記事はapata語の文法などを解説するものとなります.
今回は受益文・与益文についてです.
受益文
「…してもらう」などを表す文は,apata語では受益文と言い,
「動作対象の能格形 ki 動作主 動詞+過能動接頭辞」の構文となります.
- kiraunka ki níme faujukie. 「猫が犬に世話してもらう.」
- tb'ku ki pída faufuimau. 「男が女に教育してもらう.」
与益文
「…してくれる」「…してあげる」などを表す文は,apata語では与益文と言い,
「動作主の能格形 動詞+過能動接頭辞」の構文となります..
- kiraun nímeke faujukie. 「犬が猫を世話してくれる.」「犬が猫を世話してあげる.」
注意点
与益文も受益文も非生物が主語とはなりません.
(ただし,擬人法として受益文・与益文を使用するなどの例外は存在します.)
今回は以上です.閲覧ありがとうございました.
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