さて、前回の記事では、大まかな文法を伝えました。今回は、その第二弾です。語の構成と、語の変化について話していきます。
語の構成
全ての単語は、以下の品詞に分けられます。また、特定の品詞には、それを示す接頭辞・接尾辞があります。
※実際はハイフンは書きません。
品詞について
名詞 名
物の名前を表したりする
動詞 自
他
動きを表す la- , wa-
形容詞 形
名詞を修飾する -ido
副詞 副
動詞形容詞を修飾する
前置詞 前
名詞に意味を追加する
助動詞 程
意
動詞に意味を追加する
接続詞 接
文を繋げる
文名詞 文
文を名詞扱いにする ka-
動詞について
動詞は、さらに自主動詞と他主動詞に分かれます。
多くの動詞は名詞から派生しており、派生動詞は二つずつ作られます。(この変化を、名動詞変化と言います。)
多くは「する」「される」の組み合わせのため、それぞれ
「自主動詞自
」「他主動詞他
」に分かれるのです。
自主動詞は la-
他主動詞は wa-
という接頭辞がつきます。
一部はするされるの関係にはないものもありますが、自主動詞他主動詞に分かれます。
例
lamanujan 計算する
wamanujan 数える
前置詞について
前置詞には、すべて否定前置詞が存在します。
~じゃない○○などのものが多いです。
否定前置詞は、-koという接尾辞がつきます。
助動詞について
助動詞は、いくつもの助動詞を重ねることができます。その時、意味を沿える先が動詞しかないものと、助動詞に意味を沿えることができる助動詞があります。
例えば日本語でも、「しない」という単語は、「歩く」に付けて「歩かない」ともなりますし、「歩ける」に付けて「歩けない」とすることもできます。同じようなことができます。それぞれ、意思助動詞意
、程度助動詞程
に分けられます。優先順位があり、重ねるときはこの優先順位に従います。
例:lamo-la ja- kan ja-lan gan.
歩けないほうがよかったのかもしれない。
語の変化
動詞
動詞の変化は、主に4つあります。
~すること -mo 名
~する人 -ta 名
~した⋯ -mi 形
~している⋯ -to 形
はい。気づいたでしょうか。過去形がありません。Chanse語は、過去形も助動詞で表します。
名詞
名詞の変化は、主に二つです。
~のような -ido 形
~する la- , wa- 動
形容詞
形容詞の変化は、主に三つあります。
より~ kyo-- 形
最も~ cho-- 形
~らしさ -sha 名
複合変化
一番のポイントは、「語の変化は重ねられる」というところです。
例えば、「~する人らしさ」というときは、
~する人 + ~のような + ~らしさ で、-taidosha という語変化になります。
(面倒くさいですね!)
複合語
一部の単語は、・で区切られます。これは、複数の単語が集まったものであり、多くは数字に見られます。
発音変化などもないので、あくまで筆記時に気を付けるポイントです。
新出単語
- ja-
意
~できる - kan
程
~しない - ja-lan
意
~したほうが良い - gan
意
~した
Top comments (0)