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スヮドゥン語族たん
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人称付き命令法と勧誘法の発達について 改

私は以前、人称付き命令法と勧誘法の発達についての記事を書いた。
しかし、そののちにいくつかの変更を加えた際、レスゲム語の勧誘法についても再考したので、その変更点をまとめておく。

==1. 一人称代名詞の変更==
一人称の代名詞をniからneに変更した。これは方向, 方角を表すniとバッティングしているためである。またこれによって命令法一人称複数、無時制一人称単数ともに-notとなってしまう状況になったので変更することを考えた。

==2. 重子音に関する変化の制定==
これまで、レスゲム語に至るまでの音韻変化、またレスゲム語そのものにおいて重子音をどのように扱うべきなのかはあいまいだった。しかし今回重子音の異化という変化を導入したのでここで紹介する。
*-p{p, b}- > *-f{p, b}-
*-t{t, d}- > *-s{t, d}-
*-k{k, g}- > *-x{k, g}-
また、
*-b{p, b}- > *-v{p, b}- > *-w{p, b}-
*-d{t, d}- > *-z{t, d}- > *-r{t, d}-
*-g{k, g}- > *-ɣ{k, g}- > *-ʁ{k, g}-

==3. 勧誘法の再考==
前述(1.)の通り命令法一人称複数を使う方法は有効ではなくなったものの、2.にて導入した音変化のおかげで直説法一人称複数を使う方法が有効になった。以上を以て以下に示す形態をレスゲム語の勧誘法とする。

*-nə-ud-də > *-nordo >*-nrt

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