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スヮドゥン語族たん
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人称付き命令法と勧誘法の発達について

レスゲム語において、命令法は動詞の裸形態を用いて表され、動詞を述部として用いるときの接尾辞-t, -lを欠くという点で特徴的である。

ところで、レスゲム語は義務的ではないが、代名詞を動詞語尾と語根の間に挿入することで動詞を人称変化させることができ、これと同じ方法で人称変化した命令法を得ることができる。一人称代名詞*-niを加えた-nは強い意思を表し、二人称の*-kuを加えた-kは丁寧な命令表現である。三人称の*-qiは特徴的な子音が脱落したがために使われていない。

そしてまた、これらには他の人称代名詞、それぞれに対応する複数形である*-niud, *-kuud, *-qiudを用いた形態も存在したと考えられる。しかし、現代においては*-niudの痕跡のみを捕らえることができ、それが勧誘法である。

*-niudは規則的に発達し、-nutとなった。語尾の-tは複数を表す語尾である*-udに由来するが、これが-tにまで弱化すると、*-dəに由来する動詞語尾の-tと混同された。それにより、-tをもう一つの動詞語尾である-lに置き換えた-nulという形態も現れ、勧誘法を表す-nu-が確立された。

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