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スヮドゥン語族たん
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弱変化名詞類の発達

西隔離地語群の諸言語は複雑な母音交替を持つことで知られている(強変化)。しかし、この特徴は借用語を借りてくるとなると非常に都合が悪い。例えばアクセントのない位置にある"o"はアクセントのある位置では"e"にも"u"にも交替しうり(両者に有意な出現頻度の差は存在しない)、アクセントのない位置にある"o"を持つ語を借用したときにどう交替させるか毎度決めなければならないことになる。このような事情により、海洋民族の文化から大量の語彙を借用したときには(大借用)、借用語は普通、格変化をしなかった。

しかし、格を明示したい場合もあるだろう。そのような時には、以下のような構文が使われた。(H構文)

dawik ha
"櫂 3人称対格"

3人称代名詞を直後に置き、その代名詞を格変化させることで格を明示する方法である。この三人称代名詞は後に名詞の後ろに膠着されるようになり、その後h音が脱落した。

davika
"櫂-対格"

これは現在弱変化として知られている。
(またこれは同時に、これはni, kuなどの他の代名詞が強変化的な屈折を行うのに対し、3人称代名詞であるhiが弱変化の屈折を行う理由にもなっている)

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