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u_lang小話1 “ra”/“raa”の違いについて。

投稿する順番間違えちゃいました。

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u_langにおいて“ra”のような引数の種類を表すマーカーには2種類ありました。
raグループ={ra,ri,ru,re,ro}
raaグループ={…raa,rii,rai,ruu,rau,…}
の2種類です。

何が違うのでしょうか。観察してみましょう。少なくとも2つ分かると思います。
1つ目にraグループは各々が含む母音が1つなのに対してraaグループは2つだと分かります。またそれによって母音の並び(第n引数におけるnと母音の対応)が違います。
2つ目にグループの要素の個数が違うと分かります。おそらく母音の規則が違うからですね。

ではその2つに共通して存在する母音の規則/並びとはなんでしょうか。
raグループについては自明なので省略します。
raaグループについては要素が有限個ではないのでもし利用するには規則性の理解が一層重要になってきます。なぜ有限個ではないのでしょうか。実はraaグループの母音はulangの整数の表現から来ているのです。整数は有限個ではなく当然ulangのも有限個ではないので要素は有限個ではないのです。直接第n引数の整数nに由来しているのです。(なぜ自然数と言わず整数というのかと言うと第-1引数のようなn<=0の引数も存在するからです。)

では整数nとどう対応しているのでしょう。そして次にそもそも整数nの規則はどういうものなのでしょうか。
ここでは1-9まで紹介します。(疑問が生まれるでしょうが実はその疑問の解決方法が現時点2023/8/18ではないから紹介できないのです。)
1 aata 6 iuta
2 iita 7 eeta
3 aita 8 aeta
4 uuta 9 ieta
5 auta
整数1-9はこうなっています。(どうでしょう規則性はつかめますか。)
一方raaグループは
{…1:raa,2:rii,3:rai,4:ruu,5:rau,…}でした。そうです。“ta”をとってrにくっつけただけです。
ひとまず対応と整数の規則は解決しました。(もう少し詳しく知りたい方は整数の頁等をご覧ください。)

ではなぜ2種類のグループが存在するのでしょうか。
実ははじめはraaグループしか存在しなかったのです。しかし創作者が毎度raaグループを使うのは面倒がすぎるということでraグループを作りました。ではなぜraaグループは今のu_langにも存在するのでしょうか。それは前述の通りにraaグループを必要とする内容詞が既に存在し、なおかつその内容詞を変更するのも面倒で、raグループを拡張しては元も子もないということで2グループが存在することになったのです。

これである程度は疑問も解決したのではないでしょうか。キリがいいここらで小話1を終わりにします。話がまとまらず申し訳ございません。少しでもu_langを楽しんでくれたら幸いです。

ここまで読んでくれてありがとう!

2023/8/18

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佐藤陽花 • Edited

素人質問で恐縮ですが、(各々が含む母音が)raaグループは2つ、の固定数であるならば、raaグループの要素数は高々|𝔓(V)|にしかならないのではないでしょうか。なおこの言語のもつ母音数のべき集合を|𝔓(V)|と表すものとします。