はじめに
ストーリーテリングなどのテクニックには触れません。主に限られた時間でのお題に沿った言語の作り方に焦点を当てます。
この記事は不完全攻略ガイドです。期待値を低く保っておいてください。そうすればあなたは失望することはないでしょう。
あと多分人工言語初心者向けではない。
人工言語コンペの概要と歴史
俺が解説するより学ウィキとか見たほうがいいと思う。
事前準備
コンペサバに入る(リンクは自分で検索しよう)
記事を公開できるなにかしらの環境を用意する(MigdalとかYouTubeとか、まあなんでもいいんだけど)
お題が決まる前にできること
実は基本的に音韻論や形態論とか統語論に対して触れるお題でなければゼロから言語を作り始める必要はない。とくに意味論や語用論とか、世界観にしか触れないお題だとかなり余裕ができる。文字についても同様。
まずもってとりあえずいい感じの言語の骨格を用意しよう。たいていのお題の場合既存の言語を流用することで事足りる。ちなみに俺は前にコンペに出した言語を半分くらい使いまわしたことがある。
お題が決まった後にできること
実はそんなに時間がない。やはり作りこむ内容は事前に計画しておくべきだとおもう。
実はたいていの場合あとからお題に合わせて言語を改変するのはそんなに難しくない。難しいときはみんなもそんな複雑なものを作れないので別に大丈夫だと思う。
お題の類型別難易度(主観)
抽象系 ★☆☆☆☆
制約を与えているように見えて何も言ってないタイプ
好きに作れとほぼ同義。しかしこんらんがーのプライドにさわるのかBADが多くつく傾向がある。
実例系 ★☆☆☆☆
翻訳する文章や語彙が指定されてあるタイプ
昔のコンペは主にこういうお題が出たが最近だとあまりにも単純すぎるためか単独で出ることがほとんどない。
ネタ系 ★★☆☆☆
冷蔵庫格を持った言語を作れみたいなタイプ
たいていの場合お題があいまいで何を言いたいのかわからないため自由な発想でこじつけることができる。
環境系 ★★☆☆☆
過酷な環境とか何かしらの技術が異常に発達したとかみたいな特異な環境で発達した言語を作れみたいなタイプ
これも実は言語類型には環境との関係がないことが知られているので無理して変なものを作る必要はない。応用言語学の領域。ただ文法に絡めろみたいな無茶を言われるとちょっと頭をひねる必要がある。
よくある拡張としてその世界の様子を書けみたいなのがある、が今回はストーリーテリングには触れないと宣言したので触れない。
このタイプが一番多い。
語彙系 ★★☆☆☆
特定の分野の語彙を細かくさせる、あるいは逆にミニマリズムを指定してくるタイプ
環境系の亜種
音素系 ★★☆☆☆
変な音素を使うことを強制される、あるいは特定の縛りが設けられる。たいていの場合楽しいが、実際にこれ系のお題が採用されたときの経験がないのでどうなるかは未知数。
音声言語ではない系 ★★★☆☆
使う仕組みがちがっても音韻体系を作るという基本を意識すれば意外と作れる。素性とかの概念に触れてると応用しやすい。
非人間話者系 ★★★☆☆
人間から外しすぎなければ意外とむずくない。でもどういう感じの主体か具体的に指定されると厳しいかも。
文字系 ★★★★☆
ラテン文字以外の文字を強制させたり文字を作らせるタイプ
単純に文字を作ったらいいだけ。ただし入力や表示はちょっとだるい。
変な文法系 ★★★★☆
変な文法を用意する知識が求められる。しかし知識があれば割と楽しい。
実用系 ★★★★☆
暗号や魔法など何かしらの目的に最適化された言語を作らせるタイプ
求められる水準が複雑だったりする場合だるい。
変化形 ★★★★★
方言や娘言語やクレオールや文語と口語の乖離を作らせるタイプ
単純に工数が増えるのでだるい。
アポステリオリ系 ★★★★★★
元の言語を知悉しているか知ってないかでかなり差が出る。割と地獄だが日本語や英語以外がもとになっている場合だとBADがおおくて消えると思うのであまり真剣に考える必要はない。ちなみになぜかアプリオリを指定するお題は見たことがない。
複合系 ☆☆☆☆☆(場合による)
以上の要素を組み合わせたタイプ
普通に制約が厳しくてだるいがなぜか採用されがち。
複数人で制作する場合
失敗したことしかないのでおれ以外にアドバイスを聞いて下さい。
提出した後
人の作品とかお題とか裏話とかの感想を書こう。一番乗りだと誰ともかぶらないから気持ちが楽だぞ。ちなみに感想を書いたらそれをまとめた記事を公開するといいとおもう。スレッドに返信してもいいけど終わってから1週間以上過ぎてたら高確率で確認されないので注意(1敗)
まとめ
まあ適当に作ったらいいと思うよ。
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