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antimony_Sb_51
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va-sh語2 -名詞と代名詞-

複数形

va-sh語では名詞は一つかたくさんかで区別されます。
ここでいう「たくさん」とは英語の「I love cats」のようにそのものに対しては用いられず、「many cats」のようにたくさんあることを示したほうが意味が通る場合で用いられます。
具体的に、その名詞がt以外の子音で終わるときは語尾に「t」を、t又は母音で終わる場合は語尾に「ot」を付けます。
enkdel(コップ)→enkdelt
holstla(意見)→holstlot

代名詞

人称代名詞

以下のものが存在します。

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指示代名詞

以下のものが存在します。
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近接
距離的・時間的に近いことを指します。
日本語に訳すなら「これ」が妥当でしょう。
shaf kosf thos ketgal vale.(これは私のペンです。)

遠隔
距離的・時間的に遠いことを指します。
日本語に訳すなら「あれ」が妥当でしょう。
shaf kosf thal bamol vale.(あの人は私の父です。)

指示
以前の文脈ででてきたことを指します。
訳すなら「それ」が妥当でしょう。
shaf kosf kalto thok wondens,pila vinol ankhevet kashet sos.
(この車は高価なため、それを大切に使いなさい。)
この場合、「それ」を指す「sos」は直前に出てきた「車」を指します。

不在
その対象が存在しないことを指します。
訳すなら「どんな~も~しない」が妥当で、否定的な表現に用いられます。
fegolt kosf dal balvot sok.(その音楽は誰も聴いてくれないよ。)

特定
ある特定のものを指すと同時に、それが何なのか具体的に言及しないときに用いられます。
訳すなら「例の」が妥当です。
lasf dival hon vol lis?(例の物はもう買ったか?)

任意
その対象であれば何でも良いことを指します。
訳すなら「どれも~だ」が妥当です。
shaf kosf tas ifa,kesgan kash wonefl kosf sos devaloselt thok.
(この店で売られているから、どんな物も良い物よ。)

動詞の名詞化

「することは~・することを~」のように、何かの動作をすることに対して言及する場合、前置詞「tef」を用い、動詞を過去形にして表します。この時、動作の主語は省略されます。
shafent kosf efoltent val tef laidoses den hantos.(私は公園で走ることを楽しんでいる。)

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