egarla!　wus xj ZanariuT.

形態素

今回は形態素を作ろうと思います。
理由は、私は漢字のような、知らない単語でも個々の字の意味から内容が推測できるものが好きだから、です。

　単語の構造はCVCVを基本にしましょう。子音二つで一つの意味、母音二つで一つの意味。二つの意味(子音と母音)を組み合わせて単語を作りましょう。
あと、語末の音で品詞が決まるようにしましょう。エスペラント語は名詞のほとんどがoで終わるらしいので、それの拡張です。

ただ、これだけだと似た意味の単語が同じスペルになってしまうので語頭に区別用の子音二つを付けることにします。

じゃ、早速造語しましょうかね。

kaker=話す(自動詞)
kaken=話す(他動詞)
us=私
…

…なんか違う
母音5つしかないならそんなにバリエーション出せない。というか単語の長さが決まっているために語彙もあまり増やせない…？

拡張性が乏しいので止めました。まだそんなに造語してなくてよかった～(16単語)

スロット方式はやめて、普通に形態素を組み合わせることにします。

原点回帰

迷走してしまいましたね。
設定…

1.一つの形態素を一つの音節とする。

2.母音を中心に子音を三つ。(C)CV(C)
形態素の構造はできるだけ組み合わせを増やしたいので。

3.(kat/solなら[katsːol]もしくは[katʔsol])
形態素の区切りを明確にするために形態素間の境界では「ッ」を入れる。

4.ʃ(shallのshの音)とかt͡s(「ツ」の子音)とか入れる。
子音の数を増やす目的です。
あ、sh、tsみたいに表記すると/sh/(スフ)か/ʃ/(シュ)か分からなくなりますね…
ではそういったものは廃止、別の字に対応させます。
5.ŝ=ʃ、c=t͡s、ĉ=t͡ʃ…(エスペラント学習者なら見たことありますよね)

そうと決まれば早速造語！
「口」は「kaker」から流用します

ka=口
si=娯楽
wo=変化
mi=音
kmi=声(ka+mi)
…

ん？(💡)

(というか(C)CV(C)とすると複雑になるんだから(CC…)CVにすれば形態素間の境界が分かりやすいし拡張性もより高まるのでは？すると「ッ」を入れる必要もないし…)

…やっぱり1と2廃止して(CC…)CVにします。
ただし、発音しにくいこと間違いなしなので発音しにくいところにʌやƏとかのaeiou以外かつ聞き間違えにくい母音を入れて良いことにしましょう。
いつか一つぐらいに統合します。いつかね。

要約すると…

・形態素の組み合わせで単語を作る
・品詞は語末の子音で決まる
・形態素は(CC…)CV、つまり母音の頭にいくつか子音を追加する
「sklaptgumndŝro」→「skla/ptgu/mndŝro」

形態素はこれで決まりですね。
作った単語↓

ki=情報
no=小さい
te=伝達、意思疎通
ka=口
kno=詳細
kte=情報伝達
knokiv=詳細な、細かい
ktekal=言語

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おまけ：前回からの変更

　ちょっと作っていて思いました…言語なのに話すことを考えていないと！
括弧は会話に不向き(当たり前)！　なぜ気付かなかったのか…

やっぱり「 言 」語ですから、会話でも使えるようにしたい！
じゃ、どうするのか？
…どうしましょう？

　

　

…マーカー付けたらいいのでは

整理

同じ発音を被修飾・加修飾それぞれの単語に付けて、マーカーとします。

1(形容詞) (主語) 1(名詞) 2(形容詞) (動詞) 2(名詞)

同じマーカー(ここでは「1」、「2」)の単語どうしが修飾の関係にあります。
マーカーと単語部分の区切りを会話で明示する必要がありますね。

形態素が(CC…)CVなので、母音のみにすれば判別できます。
そこまで複雑な文でなければマーカーが足りなくなることはないと思うのでVVの二桁にしました。
同じ母音が連続するときは、「ッ(ʔ)」を挟んでくださいね。

こんなところです。

　

折角ですし(?)この言語の名前を「aaknokiv aaktekal」(アアクノキヴ アアクテカル)としましょう。意味は「詳細な言語」です。マーカー「aa」が使われていますね。略称は…「kno-kte」/「クノクテ」にしましょう。(タイトル回収)

終わり

　また更新する要素があれば#3作ります。
今になって、クノクテはエスペラントやイスクイルに影響を受けていると気づきました。
あと形態素なのか語幹なのか自信がないです。最近言語学中級者になってきたと思っていたのですがまだまだ初心者だと自覚しました。