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キャア語 文法 5-4 期間文

こんにちは。コキあです。

期間文はキャア語オリジナルの用語です。ただ、なんか他の言語にもありそうな感じがしなくもないです。


さて、この節では期間文について解説していきます。

かなり昔に作った文法で、珍しく変わらずに続いている文法なのでおかしい部分があるかもしれません。


期間文は、ある一定の期間動作を繰り返していること、もしくは状態であり続けることを表します。例えば、「1年間勉強する」とか「10分間走り続ける」とかです。

期間文には3つの表し方があります。

1つ目は、一般前置詞「ノゴ」を使うパターンです。

ノゴ」の後には期間の長さを表す名詞を置きます。例えば「10分間」は「10 メポーク」と訳されるので、「ノゴ 10 メポーク」となります。(「メポーク」は単位です。)

2つ目は、一般前置詞を2つ使い、「コト パラ」とするパターンです。

コト パラ」の後には期間の開始する時間を表す名詞を置きます。例えば「午前10時」は「10 レイク」と訳されるので、「コト パラ 10 レイク」は「午前10時から」となります。

3つ目は、一般前置詞を2つ使い、「コト カラ」とするパターンです。

コト カラ」の後には期間の終了する時間を表す名詞を置きます。例えば、「コト カラ 10 レイク」は「午前10時まで」となります。

これらを組み合わせて(単体で使うこともよくあります)期間文を作ります。

使用例などはこれから登場します。


動詞「ダンク」を使った期間文(進行相や完了相の期間文)は、指定の期間の間その状態であり続けることを表します。

ニャ ダンク ルメーメジョ マイザザカ ノゴ 50 メポーク/
 →私は50分間定規を貸しています。

完了相が使われています。つまり、貸し終えた後帰ってきていない状態が50分間続いていることを表しています。


動詞「イール」を使った期間文(開始相や完結相の期間文)は、指定の期間の間その動作を繰り返し続けることを表します。

ニャ イール ミャーミャシュ マセネノ コト パラ 2016
ツレイク
/
 →私は2016年から数学を勉強しています。

2016 ツレイク」は2016年という意味です。

2016年から数学の勉強をすることを繰り返し続けています。


期間文で、その期間に現在が含まれている場合は動詞を原形にします。

もし、その期間が過去だけなら過去形を、未来だけなら未来形を使います。


これで第5章の第4節は終了です。次回は動詞の原形について解説する予定です。

ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。


新出単語

前/カラ/…まで
付/ルメーメジョ/貸す
名/マイザザカ/定規
前/ノゴ/…の間

名/メポーク/…分間
名/マセネノ/数学
名/ツレイク/…年


新出じゃない単語

形・名/ニャ/私,私の
動/ダンク/…である
形・名/アーレ(5)/5,5つの
形・名/アン(0)
 /0,0つの,…でない何か
動/イール/…になる
付/ミャーミャシュ
      /勉強する
前/コト/…に
前/パラ/…から
形・名/ルイン(2)/2,2つの
形・名/イン(1)/1,1つの
形・名/アーリア(6)
    /6,6つの

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