数字四桁で一文にする言語(名詞が自立できない)

[任意の情報量の挨拶]! 矛盾と混沌です。今さっき思いついた言語を2時間クオリティで形にしま θ (シータ) 。

情報の圧縮

もしも一文が数字四桁となる言語をつくるなら、情報を極限まで圧縮しなければなりません。しかし使える数字は10文字まで、使える文字数は一文当たり4文字まで。なんてことだ！！それは非常に難しい！まるで50年間掃除していない部屋の荷物を一つの段ボール箱に詰めるかのようではないか！
そういうときに必要なのは「整理」と「圧縮」ですよね。部屋もミニマル言語も整理は大事だと思う。

チョムスキーを超えて

Colorless green ideas sleep furiously.

この有名な文は文法的には正しいけど意味をなさないものです。つまり、圧縮を目指す言語にこのような文章の存在…このような文章を書くのにリソースを割くのは無駄なわけです。無駄無駄無駄無駄ー。
しかし、トキポナなどのミニマル言語たちでさえこのような無意味な文章が生まれる余地をなくすことはありませんでした…なぜなら言語には無限の可能性が秘められているからでしょうね。私が作ったミニマル言語はいくつかありますが、物体記述語も、全ての単語をラテン文字一文字にしたg語も、あの単語が一つしかない言語(ミニマル言語思いついた)(実際はこの言語の名前すら「無い」)たちはどれもこの「無限の可能性」を潰すことはしませんでした。

それに対して…この言語は違う！夢！妄想！ナンセンス！そんなものまとめて捻りつぶして燃えるゴミにでも捨ててくれるわ！ふはははは！

音韻

さっきも言いましたが表記に使うのは数字です。

…っていうのもまああれなんで音韻もあります。

読み方

1文字目,3文字目

2文字目,4文字目

マクロンは長母音です。
tiは[t͡ɕi~t͡ʃi]、tuは[t͡su]とよんでもいいよ
diは[d͡ʑi~d͡ʒi]、duは[d͡zu]とよんでもいいよ
lは流音なら何でもいいよ

つまり？

1234：ぴけ
0120：らち(らてぃ)
3141 5926 5358：かば でーたー づでー

って読むんです！

文法

語順のスロット

述語が重要になっているのです。

奇妙な部分

動詞が「主語と目的語を規定する」言語です。下の例を見てください。

1026 /papaː/：「きみは友達だ」
10：コピュラ「～である」 2：「あなたは」6：「友達、仲間」

つまり2が「あなた」で6が「友達」という単語なのか…って思いますよね。思ってくれ。
しかし…
2726/piːpaː/：「君は計画を壊した。(予定を破った)」
27：「～を壊す、止める」 2：「あなたは」6：「計画、予定」

なんとこの文では6が「計画」になっている。このように動詞部分が違うと、主語や目的語部分の数字に対応する意味が変わるのだ…このようにして無駄を防ぐことができるのです。

そのほかの文法

動詞①の部分は動詞クラスみたいな感じのを表しますが、さらには交替することにより極性や疑問を示します。

疑問なんてクエスチョンマーク付けたりイントネーションで示せよって思った人いると思いますが、「数字四桁」なんです。クエスチョンマークなんてものは全く使えません！！！

四桁未満の文

末尾の0は省略しても良いです。
1000➝1(/p/)「何かが何かである」
4000➝4(/b/)「何かが何かではない」
みたいな感じになっても許容します。意味は通らないけどここに関しては別になにも問題ないので(?)

0から始まる文

挨拶や間投詞かなんかで埋め尽くします。単語一覧を見てね

名詞とか固有名詞とかの

この言語では「名詞は自立して存在しない」…動詞と一緒にでてこないと意味が確定しないのです…
固有名詞ももちろんないです。と思われたかもしれませんが、0500~0999に「それは～だ」という固有名詞文を割り当てます。

例文

単語一覧を見るより先に例文をどうぞ。
2519-6035-2611-1316-3615-1573-6718-1315-2611-3718 (とぺーごーこたーぱぷぱーかーぽぽふぎーぷーぷぽたーぱちーぷー) (実際はこのハイフンは不要)
/topeː goːko taːpa pupaː kaːpo pofu giːpuː pupo taːpa tiːpuː/
私は起きます。それは早くないです。私はご飯を食べます。私は外に行きます。私は知識を学びます。目上の人(先生)がそれを与えます。私は寝ません。私は家に行きます。私はご飯を食べます。私は寝ます。

わぁ！6031！(それは小さいですね！)

単語一覧

これをつかえばみんなも作文できるよ！なんか作文してみてほしいです。