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ランディ(7セグ語)
ランディ(7セグ語)

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人工言語ランディにおける機能語 s と l について

1.音節という観点から捉える場合

「自立名詞音節」は、母音または n で終わります。
例) 手 te  毛 ke  石 hin  魚 han

「述語導入音節」は「自立名詞音節」の後に、s が付きます。
これは、s または ns で終わる音節であり、直後に必ず述語が来ます。
例) 手が tes  毛が kes  石が hins  魚が hans

「自立動詞音節」は、母音または n で終わります。
例) 見る du  欲す gu  食う gin  買う gun

「目的語導入音節」は「自立動詞音節」の母音の後に、l が付きます。
これは、l または ln で終わる音節であり、直後に必ず直接目的語が来ます。
例) を見る dul  を欲す gul  を食う giln  を買う guln

魚は見る hans du
(述語導入音節+自立動詞音節)

魚は石を見る hans dul hin
(述語導入音節+目的語導入音節+自立名詞音節)

2.主格&対格という観点から捉える場合

s は、主格を表す「後置詞」です。
例) 手 te  毛 ke  石 hin  魚 han
これらの名詞を「主格」にしてみましょう。
名詞の後に、s を付けます。
例) 手が te-s  毛が ke-s  石が hin-s  魚が han-s

l は、対格を表わす「前置詞」です。
例) 手 te  毛 ke  石 hin  魚 han
これらの名詞を「対格」にしてみましょう。
名詞の前に、l を付けます。
例) 手を l-te  毛を l-ke  石を l-hin  魚を l-han

なお、対格の直前には必ず動詞が来るため、音素 l は、直前の動詞に潜り込みます。

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