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オラーハル語 解説

мюссибиккунках, (はじめまして、) зэ (а) тл (р) ис (у) нахсис (кとい) аруксис! (います!)

私арукのMigdal初記事では、私が創作している人工言語である”オラーハル語(орахрэун)”の解説をしていきたいと思います。

⚪︎概要

オラーハル語(орахрэун)はарукが2026年3月より創作している人工言語。特定の架空世界は持たず、私の価値観に基づいて、文法・単語の意味範疇が決定されています。正書法はキリル文字。
セム語派のような三子音語根の派生を特徴とし、単語の見た目から意味の推測がしやすくなっています(たぶん)。
・対格言語 ・VOS語順
・膠着語  ・後置修飾
・時制は過去、非過去を区別
   

⚪︎文字と発音(音素)

◯子音 唇歯 歯茎 後部歯茎 口蓋
破裂 п /p/, б /b/ т /t/, д /d/ к /k/, г /g/
м /m/ н /n/
ふるえ р /r/
摩擦 ф /f/, в /v/ с /s/, з /z/ ш /ʃ/, ж /ʒ/ х /x/
接近(側面接近) л /l/ й /j/
◯母音 前舌 後舌
и /i/ у /u/, ю /ju/
中央 э /e/, е /je/ о /о/
а /а/, я /ja/

・/j/を含む母音字が子音の後に置かれると、直前の子音が硬口蓋化します。
綴りと読みの乖離はありません!(ПС/pas/などの省略形を除いて)

⚪︎特徴

 まず特徴として、VOS語順、後置修飾であることがあります!SVO語順でもよかったのですが、動詞の接辞で人称を明示するため主語は後づけできた方が口語での表現(主語を置くことによる強調)がしやすいかなと思ったのでこの語順になりました。会話の途中で、ハッキリと主語を明示するかしないかを選択できるというわけです。

 セム語派のような三子音語根も特徴のひとつで、単語の品詞や役割を決める母音語根と組み合わせてひとつの単語を作ります。ひとつの単語に2つの子音語根を組み込むことも可能で、その場合単語の母音語根を挟むように子音を配置し、最後の2つの子音の間には緩衝音/i/を挿入します。
例)√т-л-д(電車)×√к-б-с(終わり,最後)=тэклэбдис(終電)

 またこの言語は動詞にも複数形が存在します。単数と複数で違う意味が与えられている動詞以外は、複数形になると”とても”と意味が強調されます。

 最後の特徴として接周辞が挙げられます。接周辞は必ず大文字で書かれ、ものによって用法は様々です。例えば、最も多く使われる接周辞О-Рは間に挟まった名詞を修飾語化したり、〜の…と所有や所属、性質を示す役割にしたりします。

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⚪︎文法

まずは基本文型から!

1.自動詞文:V(S)

сипишар. (私は起きる。)
動詞の接尾辞で人称を明示するので、この場合主語はあってもなくてもいいです。

2.コピュラ文:V (cop) SC

зэтл (かれ) тахс (は農) мэойавс. (家だ。)
зэтлは通常は存在動詞、コピュラ文ではコピュラの役割を果たします。主語と補語の末尾にはсを置きます。

3.他動詞文:VO(S)

мийэвар (私は野菜) мэйэвл. (を育てる。)
1.と同じ理由で文末の主語は不要です。目的語には助格詞”л”を置きます。

4.間接目的語文(自動詞)V ди O(S)

гимирар (私は家) ди () сэмэт. (入る。)
間接目的語の前には向格の助格詞”ди”を置きます。

5.間接目的語文(他動詞):VO ди O(S)

сикэхар (私はか) фэсехл (れに花) ди (を渡) тах. (す。)
4.と同じく間接目的語の前には”ди”を置きます。

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⚪︎平叙文の変型

•否定文

否定文では否定したい箇所の後に”ид”を付けます。

михэйар (私はりんご) шэкэлл. (を食べる。) михэйидар (私はりんごを) шэкэлл (食べない。)

•疑問文

1.選択疑問文
選択疑問文(はい,いいえで答える疑問文)では文末に?をつけ、文末が上がり調子になります。より強調したい場合は”йа эда дэ?”(はい又はいいえ)を文末に置きます。トキポナと同じですね!

2.補足疑問文
補足疑問文では聞きたい箇所に疑問詞を置き、文末に?をつけます。

зэтл (あな) ларас (たの) Осишэкак (好きな) не () кахРс (は何) хакс? (ですか?)
↑この文ではхак(what)が疑問詞

•比較する文

1.優劣
優劣を比較する文では、通常の表現の後に助格詞”не”を用いて比較対象を明示します。ちなみにнеは存在や動作の場所、立場を表す助格詞です。

зэтл (猫は) кэйэмс (りんご) жодосс (より大) не () шэкэл. (い。)
↑直訳で”猫は大きい、りんごにおいて。”

2.同等
同等であることを示す文では、補語を”нопох”(同等に,同じようにという意味の修飾詞)で修飾し、優劣表現と同じく助格詞”не”を用いて比較対象を明示します。

зэтл (りん) шэкэлс (ごは猫) жодос (と同) ОнопохРс (じくらい) не () кэйэм. (きい。)
↑直訳で”りんごは同じくらい大きい、猫において。”

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おわりに

この辺りででオラーハル語の大まかな紹介は終わりです!法・相・態の表現、О-Р以外の接周辞など紹介しきれていないところもたくさんありますので、詳しい単語・用法は是非ZpDIC辞書リンクをご覧ください。まだまだ発展途上の言語で語彙数も少ないですが応援してくださると幸いです(目標は10000単語!)。

それでは、атэрикэшшос! (さようなら!)

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