Migdal

Cover image for Pelukiwlutowalul / pelkjultohallu
フィユス(Fijus' Q. I.)
フィユス(Fijus' Q. I.)

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Pelukiwlutowalul / pelkjultohallu

hjulimis.
la na FIJUSU. (ニョンペルミュ)


こんにちは。

皆様の人工言語の世界では、造語雨は降っていますでしょうか。
……もはや四番煎じとなったこの流れですが、私の人工言語技術者としてのターニングポイントの一つなので、しっかり紹介させていただきますよ。


ふぃるきしゃさんの『造語雨 / pelkjultohallu』という楽曲があります。

 原曲(公式サイト)

まずはこれを聴きましょう。

pelkjultohallu という概念と、この楽曲がとても気に入った私は、1年以上前に 私の創作言語であるフェルヴェザニ語に翻訳しました。

 フェルヴェザニ語(migdal)

するとこれをきっかけに(多分)、多くの人工言語創作者の方々が翻訳をする大流行になりました。

 まとめ記事(migdal)
 まとめ動画第1弾(YouTube)

今思い返してもかなりのものだったと思いますし、その一部になれたことを嬉しく思います。もちろん mel hapontjen な原曲ありきです。

続けて私は、フェルヴェザニ語と同じくフェルヴァミー四大言語であるシェヴォト語ニカレド語でも翻訳しました。

 シェヴォト語(migdal)
 ニカレド語(migdal)

そして今回、ついにフェルヴァミー四大言語の4つ目ということで、ペタンシュ語です!

他の言語との関連性としては、シェヴォト語の正統進化?と言ったところでしょうか。フェルヴェザニ語・ニカレド語とはかなり違う感触です。

前置きが長くなってしまいましたので、行ってみましょう。

ペタンシュ語で、Pelukiwlutowalul (ペルキゥルトワルル)です。

ペタンシュ語歌詞、発音記号、カタカナ音写、意訳の順で載せています。カタカナ音写にアルファベットが混ざっていますが、これは「弱子音」(ペタンシュ語用語)で、母音がないような音になるように意識して発音します。


Pelukiwlutowalul

Doobazhin, Pelukiwlutowalulun
/do:baʒin pelukiwlutowalulun/
ドーバジン ペルキゥルトワルルン
「降らせよう、造語雨を」

Ki Zogisaa Ogamun Aiwumishep
/ki zogisa: ogamun aiwumiʃep/
キ ゾギサー オガムン アイウミシェp
「私は概念の砂漠を潤したいんだ」

Sanaa Aibun Nawod Mipatil
/sana: aibun nawod mipatil/
サナー アイブン ナウォd ミパティl
「あなたの心を理解することはできないけれど」

Shu Anshaa Togun Neplale
/ʃu anʃa: togun neplale/
シュ アンシャー トグン ネpラレ
「言葉の種を蒔くよ」

Banaa Dowi Beishtei
/bana: dowi beiʃtei/
バナー ドウィ ベイshテイ
「あの塔が壊れて」

NadaKi Wangaa Nulanun Zhez Mipat
/nadaki wanga: nulanun ʒez mipat/
ナダキ ワンガー ヌラヌン ジェz ミパt
「私たちは空の青を分かち合うことができないんだ」

Lunaa Lodun Moju Lajaanun Towainaani Kaa Shidal
/luna: lodun moju laja:nun towaina:ni ka: ʃidal/
ルナー ロドゥン モユ ラヤーヌン トワイナーニ カー シダl
「この声を誰かが聞くことを願うことが私の全てなんだ」

Sailan Meinun Modede,
/sailan meinun modede/
サイラン メイヌン モデデ
「喜びと悲しみを育てて」

Setaa Weisisun Modeed
/seta: weisisun mode:d/
セター ウェイスィスン モデーd
「心の動きを育てていた」

Welaa Aibi Zheipaa Mu Manepaa Aanu
/wela: aibi ʒeipa: mu manepa: a:nu/
ウェラー アイビ ジェイパー ム マネパー アーヌ
「その感情が本当と違う形でも」

Sanein Udipishepei!
/sanein udipiʃepei/
サネイン ウディピシェペイ!
「あなたに伝えたかったんだ!」

Doobazhin, Pelukiwlutowalulun
/do:baʒin pelukiwlutowalulun/
ドーバジン ペルキゥルトワルルン
「降らせよう、造語雨を」

Ki Zogisaa Ogamun Aiwumishep
/ki zogisa: ogamun aiwumiʃep/
キ ゾギサー オガムン アイウミシェp
「私は概念の砂漠を潤したいんだ」

Sanaa Aibun Nawod Mipatil
/sana: aibun nawod mipatil/
サナー アイブン ナウォd ミパティl
「あなたの心を理解することはできないけれど」

Shu Anshaa Togun Neplale
/ʃu anʃa: togun neplale/
シュ アンシャー トグン ネpラレ
「言葉の種を蒔くよ」

Zhu Wangaa Elu Kaa Anshaanalun Imazhin
/ʒu wanga: elu ka: anʃa:nalun imaʒin/
ジュ ワンガー エル カー アンシャーナルン イマジン
「空の向こうで私の言葉を待とうよ」

Sanaa Tu Ku Besoosun Nanejale
/sana: tu ku beso:sun nanejale/
サナー トゥ ク ベソースン ナネヤレ
「あなたの世界と私の世界を繋ぐよ」

Emu Ki Sabanei
/emu ki sabanei/
エム キ サバネイ
「約束したからね」

Doobazhin, Pelukiwlutowalulun
/do:baʒin pelukiwlutowalulun/
ドーバジン ペルキゥルトワルルン
「降らせよう、造語雨を」

Ki Zogisaa Ogamun Aiwumishep
/ki zogisa: ogamun aiwumiʃep/
キ ゾギサー オガムン アイウミシェp
「私は概念の砂漠を潤したいんだ」

Sanaa Aibun Nawod Mipatil
/sana: aibun nawod mipatil/
サナー アイブン ナウォd ミパティl
「あなたの心を理解することはできないけれど」

Shu Anshaa Togun Neplale
/ʃu anʃa: togun neplale/
シュ アンシャー トグン ネpラレ
「言葉の種を蒔くよ」

Baasis
おわり

AnshaZheleLoog Pijus Gijazopiweij Inbalom
 翻訳者 フィユス・ギャゾフィーウェイ・インヴァロム
LanmujaLoog Kasanet Tetow
 歌手 重音テト
TolojaLoog Pilukishaa Loog
 原作者 ふぃるきしゃさん


今回は音数合わせをかなり頑張りました。
日本語の直訳にもならないように気を付けましたね。

文法解説がメインの記事ではないので解説は割愛しましたが、情報がほとんどない言語で訳されても……という言語ジャンキーのあなたに準備しました。かなりの量があるので注意。


・まずペタンシュ語は、全ての単語の頭文字が大文字です。
・合成語の場合、その形態素の頭文字も全て大文字です。この記事では NadaKi「私たち」、AnshaZheleLoog「翻訳者」、LanmujaLoog「歌手」、TolojaLoog「原作者」に現れていますね。
・合成語の形態素同士の間には -a- または -e- を置くことが多いですが、これにも細かいルールがあります。今回は割愛します。
・内容語の語幹は子音で終わり、それに活用語尾を付けることで文法上の役割を示します。シェヴォト語とは異なり、例え外来語や固有名詞であろうとも容赦なく活用します。
(動詞)-azhin は、勧誘形「~しよう、~しましょう」。
  Doobazhin「降らせよう」
(名詞)-un は、対格「~を」。
  Pelukiwlutowalulun「造語雨を」
(名詞)-i は、主格「~が、~は」。
 j で終わる語の場合は (名詞)-u
  Ki「私は」
  Moju「誰かが」
(名詞)-aa は、属格「~の」。
  Zogisaa「概念の」
(動詞)-ishep は、願望形「~したい」。
  Aiwumishep「潤したい」
(動詞) Mo は、否定「~しない」を表します。否定の文では、動詞は語幹のままで、Mo を活用します。Mo の語幹は M です。
(動詞)-ipat は、可能形「~できる」。
(動詞)-il は、推定形「~だろう」。
  Nawod Mipatil「理解することはできないだろう」
(動詞)-ale は、未来形「~だろう」。
  Neplale「蒔くだろう」
(動詞)-ei は、過去形「~した」。
  Beishtei「壊れた」
(動詞)-aan は、動名詞形「~すること」。
  Towainaani「願うことが」
・名詞を活用せずに用いると呼格になります。呼格には様々な用法がありますが、この歌詞中は同格でした。
  Towainaani Kaa Shidal「願うことが私の全てだ」(同格)
(名詞)-an は並列格で、次に続く語と同じ活用を持つ同格のものとして扱います。
  Sailan Meinun「喜びと悲しみを」⇒SailunMeinun の並列として扱います。
(動詞)-ede は、順接形「~して……」。順接形の後には別の文が続きます。
  Modede「育てて……」
(名詞)-u は前置格で、前置詞のあとはこの形にします。
  Mu Manepaa Aanu「本当の形に対して」
(名詞)-ein は、与格「~に」。
  Sanein「あなたに」


お疲れ様でした。

これにて、フェルヴァミー四大言語全てで、造語雨の翻訳が完了しました!!

……ところで、始めに翻訳して造語雨ブームを起こしたフェルヴェザニ語版造語雨ですが、急ぎでの翻訳と音数合わせに躍起になった結果、様々な文法を無視していました。
あれから1年以上経ち、フェルヴェザニ語もかなり洗練されてきたため、再翻訳版を出そうと計画しています。続報をお待ちください。

それでは、ありがとうございました。

余談:Xのフォロワー数が100人を突破しました。ありがとうございます。

hjufemis!

FIJUSU KJASOFIPE'I 'INFALOMI

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