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第16回人工言語コンペの個人的感想

 どうも、friedriceです。
 今回も出題者ではないですが、勝手ながら参加者の皆さんの言語について講評(ほぼ感想)を書かせていただきました。これまでの講評とやり方は変わりませんが、見ていってくださると嬉しいです。

目次

  • お題 by 出題者
  • 全作品の講評
  • 出題者賞発表後の感想

個人制作者名について、(基本的に)DiscordまたはMigdalのユーザー名に敬称有で表示しております。どちらかに統一してはおりません。ご了承ください。

お題

吸着音のある言語
(出題者・ンソピハふぇさんによる補足)
吸着音が言語的に意味を持っていればOK(要約)

講評

A.サンミス語 by 言浜有体さん

 今回の一番乗りは言浜有体さんでした!おめでとう!
 南アフリカに存在するポータルから行くことのできる異空間の言語というかなり特殊な設定です。コンコン語とも呼ばれるようです。
 子音についてです。吸着音は、歯・歯茎・歯茎側面があります。まあ南部アフリカの先住民言語ではオーソドックスですね。放出音もあるようです。
 文法を見ていきましょう。名詞クラスもあって完全にアフリカですね。格変化に関しては、平格、有格、在格というものがあるようです。平格は「~がある。」という意味で、有格は属格に似ていて、在格に関しても私の作っている言語に似たようなものがあります(「~のある・~を持つ」という意味)。名詞クラスと格を使いこなすことで色々な文を表現できることも興味深いです。
 普通に自然言語を学んでるみたいな感覚になりました。設定も凝っていて、最初に紹介させていただくのにとてもふさわしい作品でした。

B.2226年の英語 by れんさん

 noteでの投稿のようです。投稿者のれんさんによると、コンペ後は記事が非公開になるそうですので、ZpDICリンクも貼っておきます。非公開にならないといいな…
 英語に吸着音を持ってくるという発想が斬新です。2226年の英語では、アフリカからの移民の真似をしていたらいつの間にか音韻に入り込んでいたみたいです。吸着音は、両唇・歯茎・硬口蓋があります。子音の変化だけでなく、母音も変化しているようです。鼻音が音韻として取り込まれていたり、/ʉ/が入っていたりします。
 単語の変化も興味深いです。個人的には"attack"が"etaka"/etaka̯/に変化しているのが一番良いなと思いました。
 既存言語が変化した言語の中でも、意外な組み合わせの強さで結構面白かったと思います。

C.ノイキャンで消えることを利用した言語 by slaimsanさん

 確立されている言語ではありませんが、「言語案」として投稿された記事のようです。見ていきましょう。
 どうやら、一部の通話システムでは吸着音がノイズキャンセリングされてしまうらしく、そのことを逆に利用した言語だそうです。記事には以下のようなことが書かれていました。

人間の会話が全てAIに監視されていて、不適切なことを言うとすぐに逮捕されるディストピア。これに抵抗しようとした人々は、吸着音がノイズキャンセリング機能によってかき消され、AIには認識されないことを利用して、通常の会話の中に吸着音を混ぜることで、AIにはバレない方法で意思疎通をするようになった。(記事の抜粋)

 なるほど、これなら吸着音の必然性がありますね。すごくマニアックなSF小説とかでありそう(小並感)
 「これくらい軽いノリで参加するのもいいんじゃないかな」とslaimsanさんは記事の最後に書いていました。確かに、イメージやアイデアだけ出すのでもいいかもしれませんね。コンペ参加のハードルが下がることを願います。

D.モイシャーン語 by 舞孫弗たつきん。さん

 この作品は、舞孫弗たつきん。さんにしては珍しく話者がはっきりと明記されていない言語です。見ていきましょう。
 まず、子音がかなり特殊です。「口蓋帆咽頭(化)音」という多分wikipediaに載ってない子音が出てきます(ChatGPTによると「軟口蓋音よりさらに狭い音」だそうです)。吸着音は、両唇・歯があり、一部の口蓋帆咽頭(化)音とのみ同時調音をします。母音は
 文法も珍しい方です。能格言語であり、接辞による格変化の中に処格が含まれています。動詞の活用は、人称・時制・極性の三つの要素で変化します。
 どこをとってもエキゾチックで興味深い作品でした。話者がどんな生物なのか、という想像が膨らみました。

E.トブルチムリ語 by かめりぁさん

 Notionでの投稿です。製作者のかめりぁさん曰く、「migdalではアコーディオンメニューの中に数式を入れれないから」とのことです。数式…?
 この記事は12の断片的な情報によって構成されています。理数系・言語民族学の書籍、Xの投稿、講義、研究、雑誌などからの引用として並べられています。理解が難しい作品なので、前置き・音韻・文法などに分けてみました。分けておいてはいるものの、上からちゃんと一つずつ見ていくことをおすすめします。

偏微分と波動方程式について(1~3番目の情報より、重要度6位)
 偏微分とは、多変数関数に関して、一つの変数に注目して、他の変数を定数と見なし、その変数で微分することです。この計算は物理学などでも使用されています。偏微分を応用したもので、「場の歪み・曲率」を計算するために使用されているものの一つをラプラシアンと呼びます。
 さて、力学においてラプラシアンを用いるものの中に、波動方程式というものがあります。力場に与えた歪みが運動エネルギーに変換されるということを式に表したもので、要するに強く力を込めた分反発が大きいみたいなイメージです。
 ですが、これは理想的な環境での話であり、現実の波動にはエネルギーの損失があります。その損失具合などを計算するための演算子をダランベール作用素と呼ぶようです。

話者概要(4,5番目の情報より、重要度3位)
 南部アフリカ・カラハリ砂漠の先住民族であるサン人が、古代に北上しサハラ砂漠に定住したと考えられるのがトブルチムリ族です(彼らは自分自身のことを「チト」と呼称)。フランスに入植される前、彼らは古トブルチムリ語を話しており、住んでいた地域が植民地となった後、主にフランス語と接触し(フランス語特有の母音脱落が輸入など)、今のトブルチムリ語に至ります。
 フランスによる入植前の1778年、ロシアのある人類学者が彼らと接触し、古トブルチムリ語をキリル文字で記述しロシア帝国に持ち帰りましたが、あまり有用な研究とは見られなかったようです。
 現在のブルキナファソ首都・ワガドゥグーにもトブルチムリ族は進出しています。主にフランス語を話すものの、トブルチムリ語の訛りが強いようです。フランス語の音素はSPMSが低くなりやすいため発話が遅く、彼らは「おっとりしていて落ち着いている」という印象・偏見を持たれています。

音韻と音節構造(6,8番目の情報より、重要度2位)
 子音から見ていきましょう。特徴的な子音が多く、放出音も見受けられます。吸着音は、歯茎・軟口蓋側面があります。/k/や/ŋ/などと二重調音をします。
 今回のコンペの他の作品と比較して、母音の種類が多い方です。一応表を載せておきます。
前舌 中舌 後舌
ɨ/ʉ u/ũ
半狭 e/ẽ
半広 ɜ ʌ/ɔ
a/ɶ/ɶ̃ ɑ

 音節は子音主体的であり、子音単体の音節もあるようです。チェコ語かな(デジャヴ)
 一部の子音(пф、кx、пс、пш、кш)は語末にしか現れず、また必ず長子音になります。また、鼻子音連続は開始する子音に同化し、長子音となります。他にも、フランス語の影響という説がある規則として、母音の前の子音が無声子音の場合、その母音は脱落するというものがあります。


文法(7番目の情報より、重要度1位)
 ここが一番重要です。
 時制が現在・過去、相が完結・非完結と、この二つはよくあるものです。トブルチムリ語学では法の分類が特殊で、可能性の低い叙想法を「梦核文」、可能性の高い叙想法を「室浩文」、命令・義務・禁止法など相手を拘束する意図が強いものを「核硬文」と呼びます。
 文章の法は、動詞時点でのSPMS(後述)の高さによって変わります。SPMSが高い方から核硬文、室浩文、梦核文です。SPMSの高さの範囲に明確な区切りはなく、高さの程度などで判断します。トブルチムリ語話者は、自分の望む法になるように、語順を変えているようです。なので、支配的語順は存在するものの、語順は基本的に自由です。
 さて、ここでSPMSについて説明します。SPMSはSyllable-Per-MiliSecondの略で、1ミリ秒あたりに発音する音節数のことです。直前の単語までのダランベール・シグマの和によってそれが決定します。複雑な部分を除いて短く言うと、基本的には時間が経つにつれて発話速度が速くなっていくということです。

発話速度の変化について(9,10番目の情報より、重要度5位)
 ここでは「偏微分と波動方程式について」を既に読まれている、または十分な知識を持っておられることを前提として進めていきます。私自身完全に理解できているわけではないので不明瞭な点もあるかもしれませんが、ご了承ください。
 まず、音素ごとにその音圧推移関数p(t)(tは発話開始からの時間?)を定義し、ダランベール作用素の適用などの工程(割愛)をした結果出てきた、pをtで二階偏微分したもの、つまり音圧の加速度について、その関数を「d’Alembert」、または感覚的な呼称として「アタック感」と呼びます。また単語でのアタック感は、単語内のd’Alembertの和で表すことができ、「d’Alembert-Σ」と呼ばれます。
 さて、ある単語が終わった時点でのd’Alembert-Σの数値、つまり単語でのアタック感が、そのままSPMSとなるようです。p(t)は基本的にtについて3次以上であるため、d’Alembert-Σもtを変数に持つ関数となるので、時間が経つにつれて発話速度が速くなります。ただ、d’Alembert-Σにtを代入したときにtが大きいほどSPMSが低くなるそうなので、実際にはその現象を回避するためにtの逆数を代入することになっています。また、一般的に文の最初の単語のSPMSは話者の自由なようです。

まとめると、音圧推移関数にダランベール作用素を作用させたものに文開始時点からの経過時間の逆数を代入したものを次の単語内の動的な発話速度とする、ということです。(記事からの引用、設定としては教育会議での提言)

 なぜこのような特殊な文法を持っているのかについての説明もあります。

つまり、単語の音圧加速度が次の単語のスピードに作用するというのはなぜか?というというの答えは、「音圧加速度の急激な音を出すには発声機構に力を籠める必要があり、それがテンションの向上を誘発していたものが、文法化したことによるというもの」だということがわかる(記事からの引用、設定としては研究書などと見られる)

話者の文化etc(11,12番目の情報より、重要度4位)
 トブルチムリ族には「チトルチロモムツナル」というシャーマンがおり、彼らは高速で舌を動かして大量の音を、スキャットのように発音することで、トランス状態に移行し、神を降ろします。その速さは、ある時にはSPMS0.2、疑似的にではありますが一秒間に二百音節も刻んでいたシャーマンがいたほどだそうです。繋がりがあるかは分かりませんが、トブルチムリ族出身の世界的に有名なポップシンガー、チラブロプシ・チチンが、豊富にスキャットを用いた曲でその名を世界に知られることになったという情報も書かれています。
 他にも、目上の人に対して敬意を示すときに口を開ける風習があります。kやpなどの鋭い音を出せないようにして、核硬文などの拘束的な文を言わない→「私はあなたに命令しない」という意を伝えるようです。

 全体的な感想です。コンペ提出作品として合ってるけど間違ってるみたいな作品だったと思います。でも、言語として、また一つの民族の文化としてとても興味深かったです!

F.アルタビョノ語 by 降雨急行さん

 遊牧民の言語という、ちょっと意外な感じの作品です。早速見ていきましょう。
 音韻からです。子音・母音両方共に少ないです。吸着音は両唇・歯茎・歯茎側面があります。そしてなんと独自の文字もあります。二週間で文字まで作れるなんて製作者さんすごい。
 文法も分かりやすいです。動詞の語尾が定まっており(-duまたは-ru)、形容詞には語尾変化をするものがあるものの、その変化もシンプルなものです。
 そして、この記事のメインは話者の歴史を記した書物です。辞書を見ると175単語もあり、記事の途中までではありますが長い文章がアルタビョノ語で綴られています。神話があり、政治や戦争の歴史があり、とリアルさの追求が凄いです。これは私の予想ですが、この民族また国家、およびその歴史は、あのモンゴル帝国がモチーフなのではないでしょうか。
 少ない音素ながら大きなものを描いたとても良い作品でした。遊牧民というイレギュラーも相まって更に興味深くなっていたと思います。

G.オカンマ語 by Nianago06さん

 どこかの島に住む人々の言語のようです。見ていきましょう。
 子音からです。太平洋の島言語セットに吸着音が生えたみたいな感じです。吸着音は両唇・歯茎があり、/ɴ/と二重調音します。母音はあいうえおセットです。また、低平・上昇・降下・高平の4つの声調があります。
 文法はとても日本語に似ています。源流は日琉祖語なのかな、と思ったりします。だとしたら東南アジアあたりなのか、それともポリネシアなのか、という点も想像が膨らむところです。
 個人的に色々言いたいことがありますが、やめておきます。

H.ガーム語 by 糸利さん

 情報量多そう(小並感) 話者詳細は書かれてないのでサクサク行きます。
 まず音韻からです。母音も子音もかなり多いです(でも一番多いのはまだ先です)。母音は短10個二重6個という多さで、更に中平・高平・低平・下降・上昇の5つの声調があります。また肺臓気流の子音も、単28個、長・連40個と多いです。吸着音は歯・歯茎・歯茎側面・そり舌・硬口蓋があり、同時調音の数は30個にも上ります。
 文法もスケールが大きいです。名詞クラスが17個あり、それぞれに肯定・目的・否定・所有接辞があるようです。一気にアフリカ感が増してきました。動詞は、2つの語彙的アスペクト・2つの時制・3つの体を合わせて12の相、7つの法、8つの法の接辞が付きます(???????)。関係節なども法を使うことで実現できるようです。名詞をコピュラ動詞にすることもできますし、また、代名詞や証拠性や移動に関しても短く記述できる接辞があります。
 他にも言うべきことがあると思いますが、とにかく音韻も文法もデカすぎるのでここで終わります。色んな言語を悪魔合体させた結果らしいので、そうなるのは仕方ないのかもしれません。大きいスケールの中に、学んでみたいと感じてしまうような深さを持つ作品でした。

I.カカリン語 by 私

 はい、私の作品です。感想書いてね!特に言うことがないので次行きます。

J.ƻ͡ʗ̼ʰ̬̪͆ʌ̃ r̼語 by やにわにわかにさん

 「カ語」と読むようです。わかるか
 この人の作品は音素がありえないほど多いことに定評があることは皆さんご存じだと思うので音韻は飛ばします。今回は前回よりもっと多くなってます(確信)。
 話者についての情報があるので見ていきます。この言語を話すカ人はグプンカアディララニ公国保護領ルプフェ諸州連邦西グーグ領事州本土から200セエヴ東方の沖に孤立したミャディ3世島の先住民族だそうです。第2(,3)臼歯の存在、より複雑な副鼻腔、より大きな虫垂など、現生人類にはあまり見られない身体的特徴を持つと書かれています。また、他の人類より寿命が短いようです。
 カ語は世界祖語から独立している言語であり月面諸都市語との関係性も提唱されています(?)。また、地名や人名を彼らの言語から体系的に直接借用することが困難であるため、島の外の人々は、それらをすべて発見当初の名称や渾名で呼称しているそうです。
 話者についての情報があったけどよく分かんなかったです。製作者さんが無限に音素を生成する天才だということを改めて理解できた作品でした。

K.ケタミノイ語 by Cyanōさん

 審査対象最後の言語です。見ていきましょう。
 この言語は古代に話されていた言語で、ギリシャから遠くのいくつかの島で(民族名)=(言語名)が使用していました。彼らについての記録はあまり多くないようです。
 音韻です。子音は多い方で、/ħ/や/ʕ/なども見られ、また正体が正確に判明していない音素もあるようです。吸着音は両唇・歯・歯茎があります。母音は普通めです。
 主格を含めた7つの格が名詞・形容詞にあります。動詞は人称×数で6通り、時制や態などで12通りの活用をします。膠着語だそうなので、その全てが接辞で表現されます。
 全作品の中で個人的に一番発音が良いなと思った作品でした。文法も結構シンプルで良かったです。

α.ツァワーバ by ンソピハふぇさん

 ここからは審査対象外の作品を見ていきます(1作品)。といっても、この作品は出題者の方が作ったものなので審査対象外なのは仕方ないです。writeningでの投稿です。
 この言語は、既に海に沈んでしまった島の先住民族が話す「チュアムリ語」の変種で、既に消滅してしまっている言語です。言語名の意味は「治療する声」とか「声による治療」みたいな意味だそうです(これ個人的に好き)。本人または家族が病人・怪我人であるとき、結婚式や葬式などの儀礼、薬草を取りに森へ入るとき、異民族のそばで話すときなどに話されるものだったようです。
 音韻についてです。全ての単語が吸着音から始まると書かれています。吸着音は、主には歯・歯茎・硬口蓋、1単語においてのみ両唇があります。吸着音は全て鼻音と二重調音します。
 語彙は300程度の単語から成り、話者たちは婉曲的な表現を好んだようです。語順はSVOの後置形容で固定されており、動詞の受動態以外に語形変化が無いようです。その受動態の変化は接辞"-bir"で表されるようです。
 情報は少なかったですが、とても興味深い作品を見せていただきました。元のチュアムリ語についても知りたくなりました。

コンペ全体の感想

 今回の出題者賞は降雨急行さんの「アルタビョノ語」(作品番号F)でした!おめでとうございます!
 今回、臨時的に人工言語コンペ運営に加入させていただきました。大変な部分もありましたが、メイン運営の皆さんのお力添えもありどうにか走り切ることができました。
 今回は発想力も制作する時間も乏しく、自分目線であまりいいものが作れなかったなという感じです。私はどうしても逆張りしたい人なのでアフリカンではなくオセアニアン・アボリジナルに寄せました。ダミン語という、アボリジニによる人工言語をちょっとモデルにしてます。
 他の人の作品も良いものが揃ってました。個人的には言浜有体さんの作品が一番良かったです。音韻や文法だけでなく、アフリカに異空間へのポータルというとんでもない組み合わせが面白かったです。審査対象外ですがツァワーバも凄く好きです。
 今回は全体的に、初参加の人の鋭いセンスや、毎回参加組の暴走が凄かった回だったと思います。シンプルなお題だと逆に面白くなるのでしょうか。何はともあれ、夏をコンペで終えることができて良かったです。出題者のンソピハさん、運営メンバーの皆さまに改めて感謝申し上げます。また、最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!次回こそは出題者になりたい!

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