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コキあ
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キャア語を正しく使い分けよう! 6.「ミク」と「ジフ」

1.「ミク」の意味

「ミク」は「…か…」という意味の前置詞です。(この語の前に置かれた名詞と後に置かれた名詞を繋ぐ、連結前置詞というものです。)より正確にニュアンスを表現するなら、「…か…のどちらか1つ」というふうになります。

ニャ イール フーフジャ アーポ ミク ニュメンゼ/
 →私はリンゴイチゴを食べます。

ミク」が「アーポ」と「ニュメンゼ」を繋いでいます。

この場合、リンゴとイチゴのどちらか1つだけを食べるという意味になります。

2.「ジフ」の意味

「ジフ」は「…か…」という意味の前置詞です。より正確にニュアンスを表現するなら、「…か…またはその両方」というふうになります。

ニャ イール フーフジャ アーポ ジフ ニュメンゼ/
 →私はリンゴイチゴを食べます。

この場合、リンゴとイチゴのどちらか1つ、もしくは両方を食べるという意味になります。

3.「ミク」と「ジフ」の使い分け

次の例文について考えてみましょう。

私はあなたにイチゴのケーキチョコレートケーキを買ってあげます。

この文の場合、どちらの連結前置詞を使うのが適切でしょう。

正解は、「ミク」です。

ニャ ミュド イーロール フテーテジョ ニュメンゼ イフ シャダーリ ミク ホーム=シャダーリ/
 → 私はあなたにイチゴのケーキチョコレートケーキを買ってあげます。

この文の状況だと、イチゴのケーキとチョコレートケーキの両方買ってもらえるとは考えずらいです。なので、「ミク」を使います。

もちろん、両方買ってもらえる可能性があるのなら「ジフ」を使いましょう。

4.補足

ミク」「ジフ」ともに、どちらでもない、という選択肢はありません。

ニャ イール フーフジャ アーポ ミク ニュメンゼ/
 →私はリンゴかイチゴを食べます。

例えば、この文の場合、「どちらも食べない」という状況になったり、「リンゴでもイチゴでもなくお肉を食べる」という状況になったりすることはありません。


挨拶が遅くなりました。コキあです。

「…か…」という意味の連結前置詞として「リブ」というものもあります。これは、文法解説のシリーズでいずれ解説する予定です。

簡単にいうと、「リブ」は選択疑問文に使う連結前置詞です。

それでは、これで終わりたいと思います。

ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。

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