こんにちは。コキあです。
久々の文法解説です。(文法改訂が起きて、しばらく文法解説ができなかった。今まで解説した部分での改訂は起こっていないので大丈夫。)
第3章では、修飾や代名詞について解説していきます。基本的にはそこまで難しくないのですが、独特な文法がいくつかあるので注意して下さい。
この節では、形容詞について解説していきます。ここはそんなに難しくないです。多分。
まず、形容詞は大きく5つに分けることができます。
- 一般形容詞
- 代名詞
- 疑問詞
- 数詞
- 後置修飾する形容詞
この節で解説するのは、一般形容詞と後置修飾する形容詞です。
それ以外は、また別に解説します。
一般形容詞は主に以下の3つの使い方があります。
- 名詞の修飾
- 動詞群の修飾
- 付動詞のない動詞群の目的語
順に解説していきます。
まず、名詞の修飾というのはとても簡単です。
名詞の直前に一般形容詞を置くだけです。
ニャ イール フトートジョ ホメレン イノーフ/
→私は美味しい料理を作ります。
名詞の直前に形容詞が置かれている場合、形容詞がその名詞を修飾していることになります。
この文では、「ホメレン」が「イノーフ(料理)」を修飾しているわけです。
目的語だけでなく、主語や前置詞群に使われている名詞も同じように一般形容詞で修飾できます。ただし、前置詞群に使われている名詞を修飾する場合は、一般前置詞と名詞の間に一般形容詞を置きましょう。
ニャ イール セリーリシュ ロロ テーミレン スツーベ/
→私は広い部屋に入ります。
一般前置詞の「ロロ」と修飾する名詞「スツーベ(部屋)」の間に一般形容詞「テーミレン」が置かれています。
次に、動詞群の修飾についてです。これも簡単です。
動詞群の直前に一般形容詞を置きましょう。
ニャ ヒットレン ルール イール ホドードジョ/
→私は素早く殴ることができます。
動詞群の前に一般形容詞を置けば、一般形容詞がその動詞群を修飾していることになります。
一般形容詞「ヒットレン」が動詞群「ルール イール ホドードジョ」を修飾しています。これに関してはこれ以上解説することもありません。
最後に、付動詞のない動詞群の目的語としての使い方です。これに関しては少し難しい部分があるかもしれません。
普段なら目的語が置かれる位置に一般形容詞を置きましょう。
ニャ ダンク ホヘーレン/
→私は寂しいです。ニャ キール イール アートレン/
→私は軽くなりたいです。
まず、上の2つの例文の動詞群には付動詞がないことがわかると思います。
そして、目的語となる位置に一般形容詞が置かれています。目的語には普通、名詞以外は置かれませんが、付動詞のない動詞群が使われている文の目的語には形容詞を置くことができるのです。
もちろん、付動詞の使われている動詞群の目的語として形容詞を使うことはできません。
全ての一般形容詞がこの3つの使い方をできるわけではありません。動詞群を修飾できない形容詞や目的語にならない形容詞もあります。
後置修飾する形容詞についても解説していきます。
まず前提として、後置修飾する形容詞は大抵、意味のクセが強く使い方の難しいものです。そのため、ここで詳しい解説をするのは難しいです。
「トロン」など、重要な後置修飾する形容詞は、また別の章で解説しますので、ここでは簡単な解説にとどめておきます。
追記:「トロン」は改訂により後置修飾する形容詞ではなくなりました。
後置修飾する形容詞は、その名の通り、名詞や動詞群の後ろに置くことで修飾します。
ニャ ルオ イール シュヅーヅジャ リダルレン カールロク/
→私たちはたくさんの服を片付けます。
追記:「シュヅーヅジャ」の語義の改訂により、上の文は正しくなくなりました。ですが、文法を解説する上で問題にはならないため、修正や代替の文の提示などを行わずに解説を進めます。
「ルオ」は後置修飾する形容詞の一種で、「…たち」という意味があります。
後置修飾する形容詞は後ろに置くことで修飾するので、この語が修飾しているのは「ニャ」です。
これで第3章の第1節は終了です。次回は副詞について解説するする予定です。
ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。
新出単語
付/フトートジョ
/調理する
形/ホメレン/美味しい
名/イノーフ/料理
付/セリーリシュ/入る
形/テーミレン/広い
名/スツーベ/部屋
形/ヒットレン/素早い
付/ホドードジョ/殴る
形/ホヘーレン/寂しい
形/アートレン/軽い
形/ルオ/…たち
付/シュヅーヅジャ
/片付ける
形/リダルレン
/たくさんの
名/カールロク/服
新出じゃない単語
形・名/ニャ/私,私の
動/イール/…になる
前/ロロ/…に
助/ルール/…できる
動/ダンク/…である
助/キール/…したい
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