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コキあ
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「やさしい日本語」をジフェーマ語に活かす

こんにちは。コキあです。

皆さんは「やさしい日本語」をご存知ですか。

「やさしい日本語」とは、外国人などの日本語があまり上手でない人のために作られた、難しい語彙や文法をなるべく排除するなどしたわかりやすい日本語のことです。

これって、ジフェーマ語に似ていませんか?

詳しい設定はこの記事を読んで欲しいのですが、ジフェーマ語とは簡単に言うと、「難しい自然言語を転生者のためにわかりやすくした」という設定の言語なのです。

私はこう考えました。「やさしい日本語はジフェーマ語に生かせるのでは?」

また、最近はジフェーマ語を用いた創作を作って自己満足しているので、その参考にもなりそうです。

やさしい日本語を学びましょう。そしてジフェーマに来る転生者を迎え入れましょう。


やさしい日本語を学ぶに当たって、以下の資料を参考にしました。

在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン

「やさしい日本語」の手引き


ジフェーマ語を作成するにあたって参考になりそうなものを引用し、どのように参考にできるか都度考察します。


1.語彙編

難しい言葉を避ける

これは、ジフェーマ語では難しい言葉を造語しないことで解決できます。異世界からの転生者に専門知識を教えることはないでしょうから、専門用語を造語する必要性は低いです。

漢語を避ける

やさしい日本語の具体例として、「記入する」を「書く」と直すというものがありました。似た意味を持つ単語は、簡単な単語1つにまとめてよさそうです。

オノマトペを避ける

オノマトペは文化の違いなどによって大きく変わるでしょう。ジフェーマ語でオノマトペを作るのは避けた方がいいかもしれません。

略語を避ける

確かに略語は伝わらなさそうです。ジフェーマ語で略語は作らないようにします。

複数の意味を持つ語を避ける

英語の同音異義語にイライラした自分にならわかります。(takeどんだけ意味あるんだよ。)このような事態を避けるため、なるべく1つの語に全く違う意味を持たせることは避けたいです。

ですが、同じような意味なら単語をまとめるべきだと思います。それは、単純に覚える量が増えるからです。


2.文法編

二重否定を避ける

これは日本人でも「えっ?」となることがありますよね。

受け身を避ける

確かに、普通の文でも十分意味は伝わるでしょう。

使役表現を避ける

これも受け身と同様です。

重文・複文を避ける

複数の文に分解すれば十分伝えることが可能でしょう。

これらの文法は総じて難しい文法です。このような文法を作らないというよりは、ジフェーマ語で創作などをするときに使わないようにするべきかもしれません。


3.表現編

尊敬語・謙譲語を避け、丁寧語を用いる

文体を統一するというのは極めて重要に感じました。使い分けることでより細やかな表現ができるのかもしれませんが、内容を伝える上で重要にはなりません。

ジフェーマ語で表現の多様性を生み出す必要はほとんどないでしょう。

曖昧な表現を避ける

曖昧な表現は文化によって解釈が大きく異なることもあるでしょう。曖昧な表現を作成しないわけではありませんが、具体的な表現がしやすいようにするべきだと感じました。

記号の使用を避ける

例えば、「2024/9/24」と表現するときの「/」を使わないようにする、などです。

日本と外国では日時の表記が違うというのが理由なのですが、個人的には表記と読み方が乖離するのでわかりづらいと思いました。


やさしい日本語の内容はもう少しあるのですが、ジフェーマ語の作成、ジフェーマ語を使った創作において役立ちそうなのはこのくらいです。

やさしい日本語自体がかなり面白かったので、ぜひやさしい日本語の解説を読んでみてください。


まとめ

  • 難しい単語をあまり作らない
  • オノマトペをあまり作らない
  • 略語をあまり作らない
  • 似た意味の語を複数作らない
  • 全く違う意味の語を 1語にまとめない
  • 難しい文法を使わずに表現できるようにする
  • 文体は1つでいい
  • 具体的な表現を増やす
  • 限定的な用途の記号は作らない

これらを意識してジフェーマ語およびジフェーマ語を用いた創作を作成していきたいと思います。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

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