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キャア語 文法 1-2 約物とスペーシング

こんにちは。コキあです。

無事に第2回を投稿することができました。


この節では、約物とスペーシングについて解説していこうと思います。

約物とは、簡単に言えば発音しない記号のことです。句点(「。」のこと)などがそれにあたります。

スペーシングとは、ここでは空白の開け方や、改行の方法についてです。日本語は単語と単語の間に空白は開けませんが、英語は単語と単語の間に空白を開ける、そういったことです。


キャア語で使われる主な約物は7つあります。それ以外にもありますが、この記事では解説しません。

トグ トグーフ ミャム シャム
/ // <> <<>>
クルッカー サンミトム レイグ
_ = :

1段目が約物の名前、2段目が使用する記号を表しています。例えば、「トグ」を使いたければスラッシュ(「/」)を使うということです。

トグは、文末を示します。日本語でいう「。」、英語だと「.」にあたります。

トグーフは、文末を示すとともに、その分を強調します。「!」に近いです。また、スラッシュを2つ使います。

ミャムは、囲んだ範囲が会話文であることを表します。日本語の鍵かっこ、英語の「“”」のような感じです。不等号を使って表します。(山かっこではありません。)

シャムは、囲んだ範囲を強調したり、囲んだ範囲が作品名であることを表します。日本語の鍵かっこ、英語の「“”」のような感じです。片側に不等号を2つ(合わせて4つ)使います。

ミャムとシャムは使い方が違うので正しく使い分けましょう。

クルッカーは、囲んだ範囲(「_」同士で囲まれた範囲)が固有名詞であることを示します。

サンミトムは、単語同士を繋げる役割がありますが、詳細についてはのちに解説する予定です。

レイグは、文の途中で区切るときに使います。日本語の「、」、英語の「,」に近いです。日本語ほど自由な位置に置けるわけではありませんが、置く場所に細かいルールがあるわけでもありません。


ここからはスペーシングについて解説します。

ルールは主に2つあります。

1つ目は、単語と単語の間はスペース1つ分開けることです。

ツラマ ザシャレン クライズ/
 →とても明るい星だ。

ツラマ」「ザシャレン」「クライズ」という3つの単語がこの文に使われています。単語の間にスペースがあることがわかればいいです。

2つ目は、単語と約物の間はスペースを開けないことです。

ラキャ シット シャダーリ ダンク <<キャヌレン>> //ニャ
ダンク ミトートノ シット シャダーリ/

 →このケーキは「甘い」!私はこのケーキが好きだ。


追記:上の文章のスペーシングは誤っていました。正しくは以下の通りです。

ラキャ シット シャダーリ ダンク <<キャヌレン>>//ニャ
ダンク ミトートノ シット シャダーリ/

ミャムやシャム、クルッカーと、トグやトグーフの間にはスペースを入れないのが正しいです。

誤っていたことをお詫びします。


トグーフと「ニャ」の間に空白が入っていません。このように約物と単語の間に空白は開けないのです。

ただし、例外があります。ミャム、シャム、クルッカーと、それらの約物の外側の単語では空白を開けます。「ダンク」とシャムの始まりの部分(「<<」のところ)に空白が入っていることがわかるでしょう。

改行にもルールがあります。それは、単語の途中で改行しないということです。単語と単語の間のスペースの部分で改行しましょう。


これで第1章の第2節は終了です。次回は発音について解説するする予定です。

ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。

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