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キャア語 文法 2-1 動詞のみの文

こんにちは。コキあです。

今回からはしっかり更新頻度上げていきます。(多分。)


第2章では、キャア語の基本となる文法について解説していきます。この章が、これ以降の章の基本となるので、なるべくわかりやすく解説していきたいです。

この節では、動詞群が動詞だけの文章について解説していきます。「動詞群って何だよ」って思うでしょうが、しっかり解説しますので安心してください。

第1章まだ読んでいない方はこちらから


キャア語には基本的な語順が存在します。それは、いわゆるSVO語順というものです。

主語の後に動詞がきて、その後に目的語が置かれます。

ただし、キャア語では動詞ではなく動詞群と呼ばれるものが主語の後にきます。

主語-動詞群-目的語、という語順になる訳です。

ニャ イール フーフジャ アーポ/
 →私はリンゴを食べます

下線部が動詞群です。動詞群は、はたらきとしては他の言語の動詞と同じですが、複数の単語が組み合わさる場合があるのです。

ちなみに、この文では動詞群の前にある「ニャ」が主語、動詞群の後にある「アーポ」が目的語です。

この節では、動詞群が動詞1つだけとなる文章を解説します。


そもそも動詞群とは何でしょう。

キャア語における動詞群は次のようなパターンで組み合わさってできた単語の集まりのことです。

  1. 動詞 のみ
  2. 動詞-付動詞
  3. 助動詞-動詞
  4. 助動詞-動詞-付動詞

4つのパターンを見るとわかる通り、動詞が必ず入っていて、動詞の前に助動詞が、動詞の後に付動詞が入ることがあります。

ちなみに、動詞は1つの動詞群に1つしかありませんが、(動詞が1つ未満になることも、2つ以上になることもない。)助動詞や付動詞は2つ以上入ることもあります。


少し前にも解説しましたが、キャア後には動詞は2つしかありません。それは、「ダンク」と「イール」です。

それぞれを使った例文を見てみましょう。

ニャ ダンク _コキア_/
 →私はコキアです。

ニャ イール ターツミン/
 →私は学生になります

下線部が動詞群です。

ダンク」のみの動詞群が使われた文章は、いわゆるコピュラ文となります。「主語」は「目的語」です、と訳されます。

イール」のみの動詞群が使われた文章は、「主語」が「目的語」になります、と訳されます。


キャア語における目的語は、他の言語と比べて微妙に違います。とりあえずは、動詞群の後に置かれている名詞のことと理解していてください。

キャア語における主語は、ここでは動詞群の前に置かれている名詞のことと理解していてください。

目的語についてはこの章で、主語については第3章で解説する予定です。そのときまでお待ちください。


どうでもいい補足を2つしておきます。

例文の横に灰色の線が入るやつをやってみました。見やすくなっていいですね。

もう1つ、新出単語コーナーに出てくるキャア語は太字にしないことにしました。個人的に気持ち悪いって思っただけです。


これで第2章の第1節は終了です。次回は付動詞について解説するする予定です。

ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。


新出単語

形・名/ニャ/私,私の
動/イール/…になる
付/フーフジャ/食べる

名/アーポ/リンゴ
動/ダンク/…である
名/ターツミン/学生


名/_コキア_/コキあ

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