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キャア語 文法 8-6 最終問題

こんにちは。コキあです。

キャア語の文法解説もいよいよ最終回です。ということで、いつも通り練習問題を投稿します。

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頑張ってください。

語注を表すマークとして「*」と「+」を使っています。「*」はまだ登場していない、もしくは難しい語彙を表しています。「+」はすでに登場していてそこまで難しくはない語彙を表しています。

「*」の語注は必ず見て、「+」の語注はヒントのように活用してください。


  • 以下はコルタのスピーチの原稿です。これを読んで、以下の設問に答えなさい。なお、「コルタ」は人名です。

トー/ニャ イーロール *カニーニシュ ノノ ニャ *ピガウ/

ニャ ピガウ *フガーガフ メイロロ *ホボナズ=フメルート/ルネイル ニャ ピガウ +フトートジョ:ホボナズ ダンク
ツラマ
+ホメレン/ニャ フーフジャ ニャ ピガウ テテ
ホボナズ
+セイマ/ニャ ツラマ ミトートノ テオーン(a)/

ニャ ピガウ イール *リュズツーツナ コト 5 レイク +ハゼマ/ニャ イーラー ニーニシュ ロロ ニャ ピガウ ルム
<
*ナッホレン イール リュズツーツナ ドセノ/(b)>/ニャ
ピガウ イーラー ニーニシュ ルム <リンム ラキャ ダンク

*ビュヘーヘノ *コーフズレン コー *イナ ルル フトートジョ ホボナズ/>/ニャ ナッホレン *ハッケ イール
リュズツーツナ
*ミーリャ ニャ ルールナ ルム ルクス ニャ ピガウ ダンク *オイオレン/

ニャ ミトートノ *ソグレン ギャズ シュゼ +キャヌレン
ギャズ/ニャ ピガウ
*ミュド フトートジョ +ルピル イフ
*イブナフーズ ロロ ニャ セイマ/ニャ イーラー フーフジャ ニャ ピガウ テテ:ルピル イフ イブナフーズ *メメ コーゲヌ テテ +ホローフ/ロロ *ニュメンゼ チフ +ルオチプリ
ダンカー マーマシュ メメ イブナフーズ テテ
*マギャザツ/

コト コーフズレン +ベニャ:ニャ セイマ *ナリーリシュ
*スス ニャ *ミリア/コト ルコト ニャ ルオ ナリーリシュ:ニャ ピガウ フトートジョ ホボナズ/ニャ ルオ イール
+タレーレノ ナリーリシュ テーメ ホボナズ/ルドール
フーフジャ メイロロ ルネイル ニャ ルオ ナリーリシュ ロロ
ギャズ:メイン:ホボナズ ダンク ツラマ ホメレン/

*イス キガイガ/

*の語注

カニーニシュ ノノ〜:〜について話す
ピガウ:父
フガーガフ:働く
ホボナズ:パン
フメルート:店
リュズツーツナ:起きる
ナッホレン:早い
ビュヘーヘノ:必要とする
コーフズレン:長い
イナ ルル〜:〜するため
ハッケ〜:〜が苦手である
ミーリャ…:〜だから…
オイオレン:すごい
ソグレン:しょっぱい
ミュドロロ…:…に〜をしてあげる
イブナフーズ:サンドイッチ
メメ〜:〜として
ニュメンゼ:イチゴ
マギャザツ:材料
ナリーリシュ:旅行する
スス〜:〜と一緒に
ミリア:家族
イス キガイガ:ありがとうございました

+の語注

フトートジョ:作る
ホメレン:美味しい
セイマ:よく
ハゼマ:いつも
キャヌレン:甘い
ルピル:果物
ホローフ:朝食
ルオチプリ:ブドウ
ベニャ:休日
タレーレノ:持つ

(1)下線部(a)は何を指しますか。4語で抜き出しなさい。

(2)下線部(b)を文語に直しなさい。

(3)下線部(b)に対しての答えを日本語で書きなさい。

(4)コルタが今日の朝食べたサンドイッチはどんなものですか。日本語で具体的に書きなさい。

(5)以下の質問に対して、このスピーチの原稿から読み取れることを答えなさい。

メ _コルタ_ ルオ メチーチシュ ドメインフル コト ルコト _コルタ_ ルオ ナリーリシュ/

(注)メチーチシュ:持っていく


お疲れ様でした。

答え

(1)ニャ ピガウ テテ ホボナズ
(2)メ キャ ナッホレン イール リュズツーツナ ドメインセノ/
(3)(例)パンを作るために長い時間を必要とするから。
(4)(例)コルタの父の、イチゴとブドウが使われているサンドイッチ
(5)(例)ルネイル _コルタ_ テテ ピガウ フトートジョ:
ホボナズ/

解説

(1)

テオーン」は反復詞の一種のため、前にある名詞を指していると考えられます。

ニャ ピガウ テテ ホボナズ」は「私の父のパン」という意味です。これを「テオーン」で繰り返していると考えられます。

(2)

口語でのみ許される省略が用いられている文です。

主語が無いため、「キャ」が省略されていると考えられます。また、「ドセノ」は「ドメインセノ」の短縮したものです。これらを直しましょう。

(3)

ニャ ピガウ イーラー ニーニシュ ルム〜(私の父は〜と言いました」という部分が下線部(b)の疑問文の返答を指しています。そのため、これに続くミャムの中身を和訳する必要があります。

ミャムの中身の無名詞「ラキャ」や見慣れない単語に注意して和訳しましょう。

(4)

サンドイッチについて言及している場所は4段落目(「ニャ ミトートノ ソグレン〜…」)です。

4段落目の3文目から、そのサンドイッチが父のものであることがわかります。(「ニャ ピガウ テテ:ルピル イフ イブナフーズ」を訳すと、「私の父の、フルーツのサンドイッチ」となります。)

また、4文目から、そのサンドイッチの材料にイチゴとブドウが使われていることがわかります。主語の位置に一般前置詞「ロロ」が置かれていることから、受け身の文であることを見抜く必要があります。

(5)

超難問でした。

まず、5段落目の3文目を和訳すると、「私たちはそのパンを持ちながら旅行に行きます。」となります。つまり、「そのパン」を持っていくことがわかります。連付動詞の文法を押さえておきましょう。

「そのパン」が何を指すかは2文目を見ればわかります。「ニャ ピガウ フトートジョ ホボナズ」とあります。これは、「私の父がパンを作る」という意味です。

後は「私の父が作るパン」をキャア語に訳せば正解です。文中改変詞「ルネイル」を使って「私の父が作る」という文を形容詞にしましょう。

日本語訳
 
こんにちは。これから私の父について話します。
 
私の父はパン屋で働いています。父が作るパンはとても美味しいです。私はよく父のパンを食べます。私はそれが大好きです。
 
私の父はいつも朝5時に起きます。私は父に「なぜ早く起きるの」と言いました。父は「パンを作るために長い時間を必要とするからだよ」と言いました。私は早起きが苦手だから父はすごいと思います。
 
私はしょっぱいものより甘いモノが好きです。父はよく私に果物のサンドイッチを作ってくれます。私は今日の朝食として父の、果物のサンドイッチを食べました。イチゴとブドウがサンドイッチの材料として使われていました。
 
長期休暇のとき、私は家族と一緒によく旅行へ行きます。私たちが旅行へ行くとき、父はパンを作ります。私たちはそのパンを持ちながら旅行へ行きます。旅行先で食べるパンはとても美味しいです。
 
ありがとうございました。


これでキャア語の文法解説は終了となります。

ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

ダオ//(またね!)

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