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キャア語 文法 6-2 選択疑問文

こんにちは。コキあです。

皆さんの言語では論理和と選択疑問は別の単語で表しますか。それとも同じ単語ですか。キャア語は違う単語です。


さて、この節では選択疑問文について解説していきたいと思います。

一般疑問文(文法6-1)と等連結前置詞(文法4-2)に関する知識があれば簡単に理解できると思います。


選択疑問文とは、複数の選択肢を提示してその中から選ばせる疑問文です。

例えば、「あなたは甘いのと辛いののどちらが好きですか」という質問は、「甘い」と「辛い」から選ばせています。なので、選択疑問文です。

選択疑問文の作り方は簡単です。

まず、疑問文なので文頭改変詞「」を置きます。

選択肢は等連結前置詞である「リブ」で繋ぎます。

メ キャ ダンク ミトートノ ゴートレン ギャズ リブ
タッパレン ギャズ/
 →あなたは甘いの辛いののどちらが好きですか。

ゴートレン ギャズ」は「甘いもの」、「タッパレン ギャズ」は「辛いもの」という意味です。

それらが「リブ」で繋がれているので「甘いのと辛いののどちらが」という意味になります。「リブ」で繋がれたものが選択肢となります。


ここからは選択疑問文の返答について解説していきます。

答えるときは「リブ」で繋がれたもののどちらかをそのまま答えます。

ゴートレン ギャズ/
 →甘いのです。(甘いのが好きです。)

選択肢の中から複数選ぶ場合は、「チフ」を使います。

ゴートレン ギャズ チフ タッパレン ギャズ/
 →甘いのと辛いのです。(どちらも好きです。)

選択肢が「…と…」という意味の「チフ」で繋がれています。

また、「レイズレン」と答えることで「全て」という意味になります。

レイズレン/
 →全てです。(全て好きです。)

選択肢の全てが当てはまる場合に使います。

また、「リュレイ」は本来は「いいえ」という意味ですが、「リュレイ」と答えることで「全て違う」という意味になります。

リュレイ/
 →全て違います。(全て好きではありません。)


ここまでの返答で「レイズレン」というように単語をそのまま文に使ってきました。「ゴートレン ギャズ」も名詞を修飾して、そのまま使っているだけです。

このように動詞群がなく、単語をそのまま使う文を「無法文」といいます。詳しくは第7章で解説しますが、この後も少し登場しますので覚えておいてください。


これで第6章の第2節は終了です。次回は疑問詞疑問文について解説する予定です。

ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。


新出単語

前/リブ/…と…のどちら

形/タッパレン/辛い


新出じゃない単語

改/メ/…か
形・名/キャ
 /あなた,あなたの
動/ダンク/…である
付/ミトートノ
  /好きである

形/ゴートレン/甘い
名/ギャズ/もの,何か
前/チフ/…と…
形/レイズレン/全ての
間/リュレイ/いいえ

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