こんにちは。コキあです。
疑問文の文法ってオリジナリティを出すのが難しい気がします。そう思うのは私だけでしょうか。
第6章では、文頭改変詞や文末改変詞について解説していきます。
この節では、一般疑問文について解説していきます。とても簡単です。
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第5章はこちらから。
キャア語における一般疑問文とは、文の真偽を問う文です。
一般疑問文は、真偽を問いたい文の初めに「メ」を置くだけで作ることができます。
キャ ケップ イーラー チヅーヅジャ ゾーナフ/
→あなたは瓶を閉めました。メ キャ ケップ イーラー チヅーヅジャ ゾーナフ/
→あなたは瓶を閉めましたか。
「メ」は、(第7章で解説する「間投詞」を除いて)どんな単語よりも前に置かれます。
この文の場合、1文目は事実を述べているだけなのに対して、2文目は1文目と同じ内容の、真偽を問うています。
一般疑問文に答えるときには、「レイ」や「リュレイ」と答えます。「レイ」は「はい」という意味、「リュレイ」は「いいえ」という意味です。
メ キャ ケップ イーラー チヅーヅジャ ゾーナフ/
→あなたは瓶を閉めましたか。
レイ/
→はい。(閉めました。)
「メ」の後に「リュリ」を使うなどした否定文が来る場合、返答は次のようになります。
メ ラキャ フザイホフ リュリ ダンク リュレン/
→嘘は悪くないですか。
リュレイ/
→いいえ。(悪いです。)
この文では、「嘘は悪くない」の真偽を問う文に対して「いいえ」と答えています。つまり、「嘘は悪くない」というものが誤りであるということになります。
「メ」の代わりに「ホメ」を使うことで、「…ですよね」といったニュアンスの文にすることができます。
メ ラキャ キャ ニューフネンミゾ ダンク ツアレン/
→あなたの弁当箱は大きいですか。ホメ ラキャ キャ ニューフネンミゾ ダンク ツアレン/
→あなたの弁当箱は大きいですよね。
付加疑問文に近いものですね。
ちなみに、「メ」や「ホメ」は「改変詞」という品詞に分類されます。その中でも、文頭に置くので「文頭改変詞」と呼ばれます。
これで第6章の第1節は終了です。次回は選択疑問文について解説する予定です。
ここまで見て下さり、本当にありがとうございます。
新出単語
付/チヅーヅジャ/閉める
名/ゾーナフ/瓶
改/メ/…か
間/レイ/はい
名/フザイホフ/嘘
形/リュレン/悪い
間/リュレイ/いいえ
名/ニューフネンミゾ
/弁当箱
形/ツアレン/大きい
新出じゃない単語
形・名/キャ
/あなた,あなたの
助/ケップ/…終える
動/イール/…になる
名/ラキャ/何らかのもの
助/リュリ/…ない
動/ダンク/…である
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